コロナ禍の真っ最中、身内に不幸があり、やむなく中部地方の郡部にある実家に帰省しました。セレモニーが終わると親類もそそくさと帰途につき、どこか出掛けるような状況でもなく(ちょっと当時を思い出してみて下さい)、ずっと庭を眺めていました。初春のことで梅が咲いており、鳥が飛んでいます。いい年齢になったせいか、花鳥画というのはこういう世界を描こうとしたのだなと思いました。
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posted by 清水健(工芸室) at 2024年02月09日 (金)
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posted by 児島大輔(東洋室主任研究員) at 2024年02月08日 (木)
台東区立書道博物館(以下、書博)の春田賢次朗です。
トップバッターの六人部克典さんによる「呉昌碩の世界」その1 に続き、わたしからは東博展示、朝倉展示、書博展示の呉昌碩作品に捺(お)されている5顆(か)の印についてお話しをしたいと思います。呉昌碩は、生前自らを「篆刻が第一、書法が第二、花卉が第三、山水は素人」と評するように、篆刻(てんこく)を十八番としました。
篆書般若心経十二屛(てんしょはんにゃしんぎょうじゅうにへい) 【右】第一幅 【左】第十二幅
呉昌碩筆 中華民国6年(1917) 高島菊次郎氏寄贈 東京国立博物館蔵
【東博にて2月12日(月・休)まで展示】
荷花図軸(かかずじく)
呉昌碩筆 中華民国5年(1916) 兵庫県立美術館蔵(梅舒適コレクション)
【書博にて2月14日(水)から3月17日(日)まで展示】
篆書八言聯(てんしょはちごんれん)
呉昌碩筆 中華民国13年(1924) 兵庫県立美術館蔵(梅舒適コレクション)
【書博にて2月14日(水)から3月17日(日)まで展示】
図録『生誕180年記念 呉昌碩の世界』
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週刊瓦版
台東区立書道博物館では、本展のトピックスを「週刊瓦版」として、毎週話題を変え、無料で配布しています。各館の担当者が順番に書いています。呉昌碩の世界を楽しむための一助として、ぜひご活用ください。
カテゴリ:中国の絵画・書跡、「生誕180年記念 呉昌碩の世界—金石の交わり—」
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posted by 春田賢次朗(台東区立書道博物館専門員) at 2024年02月07日 (水)
いよいよ開幕いたしました、《建立900年 特別展「中尊寺金色堂」》。ここでは、展覧会のみどころのひとつ、国宝仏像11体についてご紹介いたしましょう。
国宝 地蔵菩薩立像 平安時代・12世紀 岩手・中尊寺金色院蔵
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posted by 児島大輔(東洋室主任研究員) at 2024年02月06日 (火)
現在、東洋館8室では、特集「生誕180年記念 呉昌碩の世界―金石の交わり―」(前期展示:2月12日(月・休)まで、後期展示:2月14日(水)~3月17日(日))が開催中です。
篆書八言聯 呉昌碩筆(部分)
篆書八言聯 楊沂孫筆(部分)
本展を通して、金石で彩られた「呉昌碩の世界」をご堪能いただけますと幸いです。
カテゴリ:研究員のイチオシ、中国の絵画・書跡、「生誕180年記念 呉昌碩の世界—金石の交わり—」
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posted by 六人部克典(東洋室) at 2024年02月02日 (金)