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資料館利用案内

東京国立博物館資料館は、1872年(明治5年)の博物館の創設以来、博物館が収集・保管してきた写真・図書などの学術資料を、研究者を中心に広く公開する施設として、1984年(昭和59年)2月1日に開館しました。

現在、資料館で所蔵している資料は、図書資料と写真資料に大別されます。
図書資料は、日本・東洋の美術・工芸、歴史・考古分野を中心に、和・漢・洋書、展覧会カタログ、埋蔵文化財の発掘調査報告書などの図書約28万冊、雑誌約1万タイトルを所蔵しています。
写真資料は、東京国立博物館の館蔵品を中心とした文化財の写真原板及びデジタル画像約48万件を収蔵しています。デジタル化した画像情報は、インターネットで公開している他、焼付写真を貼付した写真カードを閲覧室のキャビネットに配架しています。

資料館では、資料の閲覧、複写サービス、レファレンスサービス等を行っています。どなたでもご利用いただけます。博物館の展示エリアの休館日とは異なりますので、ご注意ください。

 
 
 

 

2023年11月
『東京国立博物館資料館 調べ方ガイド』1~4を更新しました。
資料館閲覧カウンターで配布しています。また下記からPDF版をダウンロードできます。
東京国立博物館資料館 調べ方ガイド 1 日本の国宝・重要文化財』(PDF, 224KB)
東京国立博物館資料館 調べ方ガイド 2 図書・雑誌を探す』(PDF, 200KB)
東京国立博物館資料館 調べ方ガイド 3 雑誌記事・論文を探す』(PDF, 101KB)
東京国立博物館資料館 調べ方ガイド 4 展覧会・展覧会カタログを探す』(PDF, 232KB)

 

利用案内

開館日

月曜日~金曜日
ご来館の際は開館カレンダーをご確認ください。
(注)博物館の展示エリアの開館日とは異なります。

休館日

土曜日・日曜日・祝休日・毎月の末日(末日が土、日、祝休日にあたる時はその前日)・年末年始
その他臨時に休館することがあります。
(注)博物館の展示エリアの休館日とは異なります。

開館時間

9時30分~17時00分
(注)博物館の展示エリアの開館時間とは異なります。

閉架資料(図書、マイクロフィルム等)閲覧申込・コピー受付時間

9時30分~16時00分

入館方法

資料館のみをご利用になる方

(注)西門をご利用ください。入館料は不要ですが展示エリアへ行くことはできません。

  • 西門で入館証ホルダーと、資料館利用票を受け取り、入館証ホルダーは首から掛けて着用してください。
  • 資料館正面よりお入りください。
  • エントランスホールのロッカーに荷物を預けてから閲覧室にお入りください。
  • 閲覧受付カウンターで入館証を提示して、資料館利用票をお預けください。
  • 退出の際は、閲覧受付カウンターで資料館利用票を受け取り、入館証ホルダーとともに西門に返却してください。

正門プラザから入館後、資料館もご利用になる方
(展示をご覧になる場合は別途、「交通・料金・開館時間」の「料金・チケットのご案内」、「開館時間のご案内」についてご確認ください)

(注)構内の案内図をご覧になり、資料館東口よりお入りください。

  • エントランスホールのロッカーに荷物を預けてから閲覧室にお入りください。
  • 閲覧受付カウンターでバッジを受け取って着用してください。
  • ご利用の後は、ロッカーの荷物を出してから、閲覧受付カウンターでバッジを返却し、カウンター脇の通路を通って、ガラスドアより退出してください。(展示エリアにお戻りください。)

周辺地図
入館経路PDF、109KB)
フロアマップ
資料館閲覧室案内図PDF、258KB)

 

 

図書資料

閲覧

閲覧は館内に限ります。館外貸出しは行っておりません。資料は開架と閉架に分かれています。

開架図書

参考図書、一般図書、大型図録、雑誌のバックナンバー、当館刊行物や新着資料(図書・雑誌・展覧会カタログ)等を閲覧室に開架しています。ご自由にご覧ください。ご利用後は元の場所にお戻しください。

 

閉架図書

ご利用の際は、閲覧室内のOPAC(図書検索)端末より「出庫請求票」を印刷して、氏名を記入の上、閲覧受付カウンターに請求してください。1回に5件まで請求できます。ご利用後は閲覧受付カウンターへお戻しください。

(注)資料の状態などにより閲覧をお断りすることもあります。
(注)売立目録、博覧会関係文献資料などは原本の保護のため、マイクロフィルムで閲覧していただきます。
 

貴重図書(保存上その他の理由により特に指定するもの)

申込方法

貴重図書の閲覧については事前申込が必要です。図書検索(OPAC)の詳細表示画面に「閲覧には事前申込が必要です。」と表示されている資料について閲覧を希望される方は、閲覧受付カウンターへお問い合わせください。

提出書類:
「貴重図書閲覧申込書」(Excelをダウンロードする)(PDFをダウンロードする
郵便、FAX、メールにて、閲覧希望日の3開館日前まで受け付けいたします。
送付先・連絡先:
〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
東京国立博物館資料館閲覧受付
TEL 03-3822-1111(内線 2325) FAX  03-3822-1116
メール lib-ref_tnm@ この後ろに「nich.go.jp」を付け加えてください。

申込書の提出から資料閲覧の許可までお時間がかかる場合があります。また、資料の状態によってはご希望に添えない場合がありますので、予めご了承ください。

閲覧

閲覧受付カウンターにて「貴重図書閲覧申込書」の控えまたは、閲覧受付からの回答をご提示ください。

閲覧場所:
資料館1階特別閲覧室
貴重図書の複写・掲載

貴重図書は、コピー機による複写ができません。
複写をご希望になる方は、資料館閲覧受付にお問い合わせください。
東京国立博物館研究情報アーカイブズなどで公開しているデジタル画像をご利用になりたい場合は、「デジタルコンテンツの利用について」をご覧の上、東京国立博物館資料館画像利用受付カウンターへお問い合わせください。

 

図書の検索

資料館内に検索用端末を4台設置しています。

図書検索 (OPAC)

  • 「図書・雑誌検索」では、収蔵する図書と雑誌が検索できます。
  • 「論文検索」では、東京国立博物館刊行の『Museum』、『東京国立博物館紀要』、東京国立博物館開催の展覧会カタログ(戦後刊行分)、およびその他の東京国立博物館刊行物(の一部)に掲載されている論文が、論文タイトルや執筆者から検索できます。
  • 検索方法のご案内 (2023.3改訂)
    1. 図書・雑誌の検索方法 (PDF, 3.04MB)
    2. 論文・列品番号の検索方法 (PDF, 1,66MB)
    3. 図書・雑誌の請求 (PDF, 521KB)

 

ALC美術図書館横断検索

美術館・博物館の図書を横断検索できるALC(美術図書館連絡会)美術図書館横断検索に加盟しています。
石橋財団アーティゾン美術館、神奈川県立近代美術館、国立工芸館、国立国際美術館、国立新美術館、国立西洋美術館、東京国立近代美術館、東京国立博物館、東京都江戸東京博物館、東京都現代美術館、東京都写真美術館、東京都美術館、横浜美術館(休館中。2023年度再開予定)、吉野石膏美術振興財団の蔵書を横断的に検索できます。

 

 

 

特別展関連図書コーナーについて

特別展の開催に合わせて、閲覧室内に特別展関連図書コーナーを設けています。 特別展に関連する図書・雑誌等を蔵書の中から選び、本コーナーに集めてご覧いただけるようにしています。 お気軽にご利用ください。 (注)コーナー設置期間は、会期中および終了後2週間までです。

 

特別展関連図書コーナー 最新情報

特別展「本阿弥光悦の大宇宙」 関連図書

建立900年 特別展「中尊寺金色堂」 関連図書

 

写真資料

写真カードの閲覧

焼付写真を貼付した写真カード約28万枚を、ジャンルや時代毎に分類し閲覧室のキャビネットに配列しています。自由にご覧いただけます。

写真カードの区分(カラー・モノクロ別)

写真キャビネット配置図PDF、151KB)

絵画/書跡/彫刻/金工/刀剣/陶磁/染織/漆工/法隆寺献納宝物/考古/歴史資料

探し方がわからない場合は閲覧受付カウンターにお尋ねください。
写真カードを取り出した場所にはキャビネットに備え付けの代本板厚紙を入れ、ご利用後は写真カード、代本板厚紙とも元の場所にお戻しください。

 

 

 

 

画像の検索・閲覧

所蔵する画像資料を公開しています。

ColBase

東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館、九州国立博物館、奈良文化財研究所の所蔵品、および皇居三の丸尚蔵館の収蔵品を横断的に検索することができます。

画像検索(資料館内)

資料館内でご利用いただけます。 東京国立博物館の所蔵品以外の文化財の画像も検索することができます。

画像検索(web版)

東京国立博物館が所蔵する文化財の画像をインターネットで検索することができます。

デジタルライブラリー

東京国立博物館が所蔵する和書、洋書、漢籍の一部をデジタル画像で全文閲覧することができます。

「シーボルト旧蔵本」デジタルアーカイブ

ドイツの医学・動物学者シーボルトが2度目に来日した際に携行・収集した洋書を資料館で所蔵しています。300冊中、約200冊をデジタル画像で全頁閲覧することができます。

研究情報アーカイブズ内のデータベース一覧(上記を含む)
 

画像の利用について

ColBaseで公開している画像は「利用規約(「ColBase: 国立文化財機構所蔵品統合検索システム」のコンテンツの利用について)」に従って、複製、公衆送信、翻訳・変形等の翻案等、自由に利用できます。
ColBase以外のサイトで公開している画像は、画像貸出利用申込が必要です。詳しくは「デジタルコンテンツの利用について」をご覧ください。
 

 

その他の資料

マイクロフィルム

・マイクロフィルムの閲覧については事前申込が必要です。詳細は「マイクロフィルムのご利用について」をご覧ください。
マイクロフィルムのご利用について 詳細PDFに移動
マイクロフィルム利用予約申込書(Excel)
マイクロフィルム利用予約申込書(pdf)
・ 資料館内備付の「マイクロフィルム目録」(冊子体)をご覧ください。
・ 「資料閲覧申込票」に必要事項(請求記号、フィルム番号、資料名等)を記入して、閲覧受付カウンターに請求してください。
・ 1回に5件まで請求できます。
・ 特別閲覧室のマイクロリーダーでご覧ください。

和古書(マイクロフィルム)の閲覧

・ 和古書はマイクロフィルムで閲覧していただきます。
・ 「東京国立博物館蔵書目録1・2」で資料の請求記号を先にお調べいただき、備付の「マイクロフィルム目録」(冊子体)をご覧ください。
・ 調査、研究、出版等で必要な文献でマイクロフィルムでの撮影がされていない資料についてはお問い合わせください。
(注)和古書の一部は、東京国立博物館研究情報アーカイブズ内のデジタルライブラリーでも公開しています。
(注)売立目録、博覧会関係文献資料などもマイクロフィルムで閲覧していただきます。OPACの図書情報詳細画面に表示されているMから始まる4桁の数字が、マイクロフィルムの請求番号です。こちらが表示されているものは、マイクロフィルムをご覧ください。

視聴覚資料

閲覧室に視聴覚資料コーナーを設け、ビデオ、DVD、CDを視聴いただけます。
ご利用になる方は、閲覧受付カウンターにお尋ねください。資料はOPACで検索できます。

国立国会図書館デジタル化資料送信サービス

国立国会図書館がデジタル化した資料のうち、絶版等の理由で入手が困難な資料を、全国の公共図書館・大学図書等(国立国会図書館の承認を受けた図書館に限る)の館内で利用できるサービスです。専用の端末で閲覧ができます。複写をご希望の場合は閲覧受付カウンターにお申し出ください。

対象資料

国立国会図書館デジタルコレクションでご確認いただけます
公開範囲が「送信サービスで閲覧可能」となっている資料です
「送信サービスで閲覧可能」にチェックを入れて検索することができます
国立国会図書館の案内ページでもご確認いただけます

利用場所

資料館1階 閲覧室視聴覚コーナー(専用端末1台)

利用できる方

当館発行の「デジタル化資料送信サービス利用者登録票」をお持ちの方は、どなたでもご利用いただけます。
初回に利用者登録を行いますので、身分証明書をご用意の上、閲覧受付カウンターへお申し出ください。

閲覧

閲覧受付カウンターにて、「デジタル化資料送信サービス利用者登録票」をご提示ください。
専用端末で閲覧スタッフによるログイン後、ご利用いただけます。
デジタル画像のダウンロードや保存、カメラ等での撮影はできません。
他の利用希望者がおられる場合は1時間をめどに交代していただきます。

複写

公開範囲が「国立国会図書館/図書館送信参加館内公開」である資料について、著作権法の範囲内で複写(画像の印刷)できます。
(「インターネット公開」の資料はインターネットに接続されているPC等で自由にご覧いただけます)。
複写は閲覧受付のスタッフが行います。
「デジタル化資料送信サービス 複写申込書」に、複写希望資料の書誌事項やコマ番号をご記入の上、閲覧受付カウンターにご提出ください。
セルフコピー、カメラでの撮影、スキャン画像の保存等はできません。

料金:
モノクロ 1枚30円 ・ カラー 1枚100円

 

 

複写サービス

閲覧公開中の資料について、調査研究を目的とする個人を対象に、著作権法の定める範囲で複写サービスを行っています。

料金:
モノクロ 1枚30円 ・ カラー 1枚100円

(注)1回の申込は25枚以内、1日の申込は100枚までとします。
(注)他のコピー希望者がある場合は、1回毎の申込のあとお待ちいただくことがあります。
(注)機器の使用方法については閲覧受付カウンターにお尋ねください。

複写サービスの種類と手続き

A コピー

対象資料
  • 図書資料・写真資料(写真カード)
    図書資料は、資料の形状や状態によっては対応できないものもあります。写真資料も一部対応できないものがあります。
手続き
  1. 「資料複写申込書」に必要事項を記入してください。
  2. 複写を希望する箇所の始めと終わりのページにしおりをはさんでください。
      (しおりの端が本の下側へ出るようにしてください。)
  3. しおりをはさんだ資料と申込書を閲覧受付カウンターにお持ちください。
  4. スタッフが確認後、セルフコピーができる場合はコピー機のご案内をいたします。
      大型本など資料の形態や状態によって、スタッフがフェイスアップ方式のコピー機でコピーをいたします。
  5. コピーが終わりましたら、閲覧受付カウンターにお越しください。
      スタッフがコピーを行った場合は、資料と複製物をお渡しします。

B マイクロフィルムからの印刷

対象資料
  • マイクロフィルム
手続き
  1. 特別閲覧室に設置しているリーダープリンターで印刷を行い、「資料複写申込書」をご記入ください。
  2. 印刷が終わりましたら、申込書と複写物を閲覧受付カウンターへお持ちください。

C 電子情報の印刷出力

対象資料
  • 東京国立博物館研究情報アーカイブズ内で公開しているデジタル画像や、東京国立博物館ウェブサイト https://www.tnm.jp で公開しているテキスト・画像等
  • CD-ROM等(対応できないものもあります。)
手続き
  1. 東京国立博物館研究情報アーカイブズ内で公開しているデジタル画像や、東京国立博物館ウェブサイト https://www.tnm.jpで公開しているテキスト・画像等は、「デジタルコンテンツの利用について」をご参照ください。
  2. CD-ROM等は特別閲覧室に設置している専用PCで印刷を行い、「資料複写申込書」にご記入ください。印刷が終わりましたら、申込書と資料を閲覧受付カウンターへお持ちください。

料金の支払い

閲覧受付カウンターで料金をお支払いください。(料金 モノクロ 1枚30円 ・ カラー 1枚100円)
現金、クレジットカード、交通系ICカードのご利用が可能です。

(注)現金でお支払いをされる方は小銭のご用意をお願いします。
(注)ミスコピーも料金が発生しますのでご注意ください。プリンターの不調による場合は除きます。
(注)両面コピーの場合も片面1枚ずつ料金が発生します。

 
 

ILL(図書館間相互利用)サービスによる文献複写

料金:モノクロ 1枚60円 ・ カラー 1枚200円

東京国立博物館資料館で所蔵する文献の複写物を、図書館を通して取り寄せるサービスです。大学・研究機関にご所属の方は所属機関の図書館、それ以外の方はお近くの公共図書館にご相談ください。

(注)図書・雑誌など文献そのものの貸出はいたしません。
(注)個人の方に直接お送りするサービスは行っていません。

 
 

レファレンス・サービス

資料や情報の探し方についての質問や相談など、閲覧受付までお気軽にお尋ねください。開館時間内はお電話やFAXでのお問い合わせも随時受け付けています。
なお、次のような事項についてのレファレンスには応じていませんのでご注意ください。

  • ご自身の作品または所蔵品の展示依頼、購入依頼
  • 古書、古文書、美術品などの鑑定および市場価格の調査
  • 学習課題、卒業論文、懸賞問題に関する調査
  • 文献の解読、翻訳、注釈、抜粋の作成
  • 調査の代行および研究の代行と認められる調査
  • その他、他のレファレンス業務に支障を及ぼす恐れがあると認められる調査

お問い合わせ

東京国立博物館資料館 情報資料室
電話番号:03-3822-1111 (内線2324・内線2325)
FAX:03-3822-1116
メール: lib-ref_tnm@ この後ろに「nich.go.jp」を付け加えてください。
(注)回答に時間がかかる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
(注)このメールアドレスは資料館閲覧受付専用です。資料館以外の事項に関するお問い合わせは東京国立博物館ウェブサイトトップページ下部の「ご意見・ご感想」フォームからお願いいたします。

 

来館される方へのお願い

  • 資料は大切に扱ってください。
  • 筆記具は鉛筆、シャープペンシルに限ります。
  • 閲覧室内での飲食はできません。
  • 資料館内は禁煙です。
  • バッグ類の持ち込みはできません。ロッカーにお預けください。ロッカーは使用時に100円が必要ですが、使用後に戻ります。特に大きなものは、受付でお預かりします。ビニールバッグが必要な方はお貸しします。
  • ノートパソコンの持ち込みはできますが、インターネット接続はWi-Fiのみ可能です。また、コンセントは使用できません。
  • デジタルカメラ、タブレット、スマートフォン等による資料の撮影はお断りします。
  • 他の利用者の迷惑になるような行為は慎んでくださるようお願いいたします。