いよいよゴールデンウィーク。本館前のユリノキの若葉がまぶしい季節となりました。
トーハクは修学旅行の学生さんたちで賑わう時期でもあります。
さて、リニューアルしたウェブサイトでは、
トーハクに一度もいらしたことがない方々に向け、トーハクとはどんなところかがひと目でわかるようなコンテンツ作りを心がけました。
その一つが、トーハク動画ナビ。
館全体を紹介するダイジェストムービーのほか、各展示館や庭園・茶室など、それぞれ約3分ほどの動画をご用意しました。
トーハクでは、6つの展示館(東洋館は休館中)で、約11万件の所蔵品のうち、展示替えをくり返しながら国宝や重要文化財を含む約2000~3000件の作品を常に展示しています。
動画では、各館がどんな建物なのか、どんな作品を展示しているのかなどを紹介しています。
これから修学旅行などで来館される学生のみなさんの事前学習にもお役立ていただければ幸いです。
また、「トーハクは特別展にしか足を運んだことがない」というお客様も多くいらっしゃると思います。
そんなみなさんもきっと、
ブッダ展の鑑賞後には、「もっといろいろな時代の仏像を見たい! 仏教に関する作品をみてみたい!」
写楽展のあとは、「ほかの浮世絵師の作品はどうなっているんだろう?」…と思うことでしょう!
特別展鑑賞の際にも、気になるジャンルの作品はどの建物でどんな風に展示されているのか、トーハク動画ナビでチェックしてからお出かけください!
また、英語版もありますので、海外からのお客様やお友達へトーハクを紹介するときにはぜひご利用ください。
ちなみに、この英語版の動画、英語学習にも最適なのでは?と密かに思っております。
トーハク動画ナビは当館ウェブサイトのほか、Youtubeでもご覧いただけます。
カテゴリ:news、ウェブおすすめコンテンツ
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posted by 広報室Web担当 at 2011年04月28日 (木)
カテゴリ:news、2011年度の特別展
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posted by 広報室Web担当 at 2011年04月26日 (火)
上野公園の若葉もだいぶ伸びてきました。
トーハクでは、構内2か所で食事・喫茶をお楽しみいただけます。
一つは、法隆寺宝物館1階「ホテルオークラ ガーデンテラス」、もう一つが、
3月29日にオープンしました、東洋館別棟1階「ホテルオークラレストラン ゆりの木」です。
「ゆりの木」では和洋中のほかデザートも豊富に取り揃えています。
スタッフおススメは四季折々に移り変わる、海の幸、山の幸、野の幸を取り合わせた「ゆりの木膳」(2200円)だとのこと。
また、上野動物園で人気のパンダをモチーフにしたパンダ・シュー(400円)も期間限定で出ています。
目がうるうるしていてとてもかわいいですよ!
また、iPadを使ったメニューも提供しています。
日本語のほか、英語、中国語、韓国語があるので、海外からのお客様によろこばれているそうです。
使われている食材など、メニューの詳細がわかるので、
文化・習慣の違いで食べることができない食材がある方にもとても便利です。
現在はレストランのメニューのみですが、今後は各展示館の情報なども見られるようになる予定です。
もう少し暖かくなってきたら、テラスでのご飲食もおススメです。
上野公園の緑を楽しみながらトーハクへお越しいただき、ご休憩の際はレストランにもお立ち寄り下さい。
*現在法隆寺宝物館は、東日本大震災の影響による部分開館に伴い閉館中のため、
1階ホテルオークラ ガーデンテラスも休業中です。
5月1日より通常どおり開館するためレストランの営業も再開いたします。
レストラン・カフェ
カテゴリ:news
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posted by 江原 香(広報室) at 2011年04月23日 (土)
”いやし”と”パワー”の特集陳列「南太平洋の暮らしと祈り」
南太平洋の人々が使っていた伝統的な生活や信仰にかかわる作品を集めた特集陳列(本館2階の特別2室)が、今週日曜24日に最終日を迎えます。
素朴な造形が見るものをなごませたり、生命力あふれる宗教彫刻からパワーを感じたりと、作品によってさまざまな魅力をお楽しみいただけます。
ここでは、そのなかでもとくに注目の作品をご紹介します。
まず、木をくりぬいて作ったココナッツジュース容器。 |
前足、後足を広げたトカゲの像がふたにへばりついています。愛らしい表情の顔には、貝殻を削って作った目をはめこんでいます。赤茶色に塗られた容器全体にも、トカゲの目と同じ種類の貝殻で作った飾りをちりばめています。 |
ワニの木彫は迫真の出来栄えです。大きな口からのぞいた牙や、見開いた目は、静かに獲物を狙い定めているようです。それでいてどこか愛嬌が漂うのは、全身のウロコを赤や黄色でカラフルに彩色しているためでしょうか。ワニを祖先として崇拝するニューギニア島の部族が、神聖な建物のなかに安置していたものと考えられます。 |
高さ2メートル40センチを超える大型の木彫は、展示ケースの天井に着きそうなほどです。中心の円盤状部分をはさんで黒い鳥が向き合い、その下には白を基調にした女性像、上には黒を基調にした男性像を配置しています。本作は葬儀のときに祈祷所に立てた飾りで、男女の像はそれぞれ先祖あるいは死者の姿を表したものと考えられます。透かし彫りを随所に施しており、その技巧の細かさには驚かされます。 |
特集陳列「南太平洋の暮らしと祈り」の会期は今週末の4月24日(日)まで。
この機会をぜひお見逃しなく。
リーフレットの表紙
会場では無料でリーフレットを配布しています。
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posted by 川村佳男(学芸研究部保存修復課) at 2011年04月22日 (金)
リニューアルした当館ウェブサイトには、今までには無かった新しいコンテンツが満載です。
今回から、連続シリーズで皆様に新しいコンテンツのご紹介をいたします。
今回のおすすめコンテンツは『ポストカード』
東京国立博物館のコレクションをデザインしたオリジナルポストカードの画像がダウンロードできます。
春夏秋冬に各2枚、それぞれの季節にふさわしいカードを期間限定でリリースする予定です。
「ポストカード上の当館所蔵の名品を見て季節を感じてもらえたら・・・。」そんな思いで、このコンテンツを作りました。
今ならこちらのポストカードの画像がダウンロードできます。
今の季節は春。
お皿の上に満開の桜が咲き誇る『色絵桜樹図皿』や、春夏秋冬の草花と鳥を描いた巻物『四季花鳥図巻』の中から春のシーンを抜き出してモチーフにしたポストカードです。
ポストカードを送る人も受け取る人も、春のような暖かい気持ちになるのではないでしょうか。
どうぞご利用ください。
カテゴリ:news、ウェブおすすめコンテンツ
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posted by 広報室Web担当 at 2011年04月21日 (木)