国宝に咲くさくらと、庭園に咲くさくら。
トーハクは、ふたつのさくらを楽しめる、世界でひとつのお花見スポットです。
今年の「博物館でお花見を」はいよいよ今週末までとなりました。
国宝「花下遊楽図屏風」(かかゆうらくずびょうぶ)をはじめとする、さくらやお花見をテーマにした作品を公開中。
本館エントランス、平成館ラウンジ、庭園内の3か所にポストを設け、投句形式の句会「花見で一句」も開催しています。
さくらの作品をめぐるスタンプラリーでは、さくらのバッヂをプレゼントします。
さて、気になる桜の開花状況です。
庭園内のオオシマザクラはまだまだ見ごろ。
黒門脇のイチヨウザクラが満開です。
そしてこのあと法隆寺宝物館周辺の八重桜がどんどん咲いてくる頃です。
気温によっては一気に満開になりそうです。
春の花は桜だけではありません。
最近珍しくなったという、カントウタンポポが構内のあちこちで花を咲かせています。
さらに、本館北側の庭園の片隅では、ニリンソウの小さな群落がそろそろ見ごろを迎えます。
日本の美術にはこんな足元に咲く可憐な草花もたくさん描かれています。
おすすめは鍋島焼のタンポポのお皿。
本館8室暮らしの調度で展示中
乾山(けんざん)の絵の中にも、
ほら、こんなかわいい春の花があふれていますよ。
本館8室「書画の展開」で展示中
カテゴリ:博物館でお花見を
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posted by 小林牧(広報室長) at 2011年04月15日 (金)
トーハク(東京国立博物館)の新しいウェブサイトにお越しいただきありがとうございます。
トーハクウェブサイトは2011年4月13日に新しく生まれ変わりました。
トップページをご覧になって、ずいぶん変わったと驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん初めてご覧になった方も大勢いらっしゃると思います。
みなさんがどんな印象をもたれたか、どきどきしています。
これまで、トーハクのウェブサイトは、展示・催しの最新情報を詳細にわたってお知らせしていることでご好評をいただいておりました。
また、多くの所蔵品の美しい画像を公開していることでも高い評価をいただいてまいりました。
今回のリニューアルでは、その原点を忘れることなく、さらに2つの魅力をプラスさせました。
◆初めてのお客さまにも、わかりやすいナビゲーションと親しみやすいコンテンツ
◆研究員の声や、広報スタッフのレポなど現場のスタッフの声をお届けするコンテンツ
「とーはく動画ナビ」など、博物館のことをもっと知っていただくための情報、スクリーンセーバーやポストカードなど、トーハクの所蔵作品を身近で楽しんでいただけるようなコンテンツをもりこみました。
そして、このブログのように、私たち博物館スタッフがお客さまに伝えたいことをダイレクトにお届けする場を設けました。
トーハク・ウェブの情報量は膨大です。
トーハク・ウェブは日々更新されています。
そう、ウェブサイトは生き物のようなもの。
皆様のご意見をいただきながら、もっともっと楽しいサイトに成長するための、今日がその第一歩です。
みなさまが、このサイトをお楽しみいただけますように。
末永くお付き合いいただけますように。
スタッフ一同がんばってまいります。
庭園の桜もエドヒガンシダレから、ショウフクジ、ソメイヨシノと花の盛りが移り、いま、オオシマザクラが満開となりました。
このウェブをご覧いただいた皆様のご来館を心よりお待ちしております。
カテゴリ:news
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posted by 小林牧(広報室長) at 2011年04月13日 (水)