トーハクの桜 今年も巡ってきました「博物館でお花見を」開催中
トーハク春の恒例企画「博物館でお花見を」を3月16日(火)~4月11日(日)で開催しています。
昨年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、中止となりましたので、2年ぶりの開催となります。
今年は、新型コロナウイルス感染症予防のため残念ながら、例年会場で開催しているワークショップ等の関連イベントは見合わせとなりましたが、桜を題材とした作品の展示や、アプリで参加する期間限定のスタンプラリーなどをお楽しみいただけます。
今年の「博物館でお花見を」を楽しむポイントをご紹介します。
まずは、作品でお花見を楽しむ「本館桜めぐり」。
本館の各展示室では、桜にちなんだ様々な作品を展示しています。
該当作品のキャプションには桜マークが付いていますので、展示室でお気に入りの桜を見つけてみてください。
源氏物語図屛風(絵合・胡蝶) 狩野〈晴川院〉養信筆 江戸時代・19世紀 東京国立博物館蔵
※本館7室にて4月18日(日)まで展示
『源氏物語』の一場面から。鮮やかな色彩や白く輝く桜が美しい、華やかで春らしい作品です。今年のキービジュアルに使われた作品です。
振袖 鶸色縮緬地桜藤菊尾長鳥模様 江戸時代・19世紀 阿部美代子氏寄贈 東京国立博物館蔵
※本館8室にて4月25日(日)まで展示
桜をはじめとする、四季折々の花の折枝をふっくらとした刺繡で表しています
本館10室 浮世絵コーナー
※4月11日(日)まで展示
桜を描いた浮世絵がずらりと並びます。
今年の桜マーク
例年、紙のシートで行っていたスタンプラリーですが、今年は「さくらスタンプラリー」と題し、「博物館でお花見を」開催期間限定で、当館公式鑑賞ガイドアプリ「トーハクなび」にて開催しています。
お手持ちのスマートフォンやタブレットなどの端末に「トーハクなび」をダウンロードしてご参加ください。
本館展示室内に設定されたスタンプラリーのポイントに行くと、その展示室にある作品にちなんだクイズが出題されます。
6つのポイントをまわり、すべてのクイズに正解した方は、期間限定でオリジナルのプレゼント画像をダウンロードできます。
※「トーハクなび」は最新のバージョンにアップデートしてください。
※「さくらスタンプラリー」について詳しくはこちらをご覧ください。
「さくらスタンプラリー」の詳細を見る
スタンプラリーのポイントにて赤いスタンプマークを押すとクイズが表示されます
桜にちなんだ作品や桜をテーマにした俳句を投稿する、東博句会「花見で一句」はオンラインで募集しています。
「博物館でお花見を」開催期間中に当館ウェブサイトのフォームより応募できます。
入選作品は、当館ウェブサイトで発表し記念品を贈呈します。
※東博句会「花見で一句」について詳しくはこちらをご覧ください。
東博句会「花見で一句」の詳細を見る
当館では、作品の桜だけでなく本物の桜もご覧いただけます。
本館北側の庭園では、ソメイヨシノをはじめ、約10種類の桜が時期を変えて咲きます。
庭園は、工事のため部分開放となっていますが、4月1日(木)より全面開放予定です。
庭園風景
「博物館でお花見を」は4月11日(日)までです。トーハクならではの特別なお花見をお楽しみください。
博物館でお花見を 本館 2021年3月16日(火)~ 2021年4月11日(日) |
カテゴリ:博物館でお花見を
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posted by 長谷川悠 (広報室) at 2021年03月26日 (金)
ほほーい! ぼくトーハクくん。
今日はトーハクの桜と「博物館でお花見を」のイベントをみんなに紹介するために、庭園を散策してみるほ。
みんな忘れてないかい? こう見えても、ぼくは広報大使なんだほ。
今年の桜は例年よりも開花が早いらしくって、トーハクの桜もご覧のとおり満開のキッラキラ。
よっし、さっそく庭園に行ってみるほ!
レストランゆりの木前を通り抜けて庭園に入ると、左に曲がって池のほうへ行くか、まっすぐ行くか迷うところだけど、今日はまっすぐ行っちゃうほ。そして、パッと振り向くと・・・
満開のエドヒガンシダレザクラだほ。大きく広がる枝ぶりに白い花がとってもキレイだほ。
どんどん進んでいくと、
ほー♡ ソメイヨシノが広がるほ。高いとこまで咲いていて、空が桜でいっぱいだほ。
そういえば、本館の浮世絵の部屋で見た「飛鳥山花見」に描かれた桜も、こんな感じだったほ。
ぼくも浮世絵のモデルになった気分だほ。
飛鳥山花見(部分) 鳥居清長筆 江戸時代・18世紀
本館10室 浮世絵と衣装―江戸(浮世絵)[展示期間:3月20日(火)~4月15日(日)]
ちょっとここで、茶室の転合庵(てんごうあん)を抜けて行ってみるほ。
(ふー、一休み)
ほほー♡ 池の向こうに、本館と満開のエドヒガンシダレザクラ、咲きはじめたオオシマザクラの景色が広がるほ!
庭園を楽しんでるお客さんがたくさん見えて、広報大使としてもうれしいほ。
国宝室の国宝「花下遊楽図屛風」でお花見を楽しむ人とおんなじなんだほ。
(写真下) 国宝 花下遊楽図屛風 狩野長信筆 江戸時代・17世紀
本館2室 国宝室 [展示期間:3月13日(火)~4月8日(日) ]
このまま木陰の道をとっとこ進んで、大燈籠のほうへ行ってみるんだほ。
修理が終わって8年ぶりに帰ってきた大燈籠の向こうに見えてくるのは、九条館(くじょうかん)だけど・・・
ほほほー♡ ここ一帯は桜だけじゃなく色んな花が咲いてるんだほ!
ソメイヨシノも重なりあって、うーん、陶磁の部屋で見た「色絵桜樹図透鉢」を思い出しちゃったほ。
色絵桜樹図透鉢 仁阿弥道八作 江戸時代・19世紀
本館13室 陶磁 [展示期間:2月27日(火)~5月20日(日)]
あれ、応挙館(おうきょかん)に置いてあるこのポストはなんだほ?
ほー! 東博句会「花見で一句」って俳句を募集してるポストだほ。よーし、ぼくもよんじゃうほ!
トーハクの サクラをみたよ テイエンで(まま)
(まま)込みでぼくの作品だほ。
やっぱり、「テイエンで サクラをみたよ トーハクの(ぎゃく)」にしようか、うーん、迷っちゃうほ。
なんて言ってたら、クッキーとコーヒーの匂いがしてきたから行ってみるほ。
左手のエドヒガンシダレザクラは、さっき転合庵からみたときにあった桜だほ。
本館2階の衣装の部屋の「振袖 染分縮緬地枝垂桜菊短冊模様」を連想させるほ。
振袖 染分縮緬地枝垂桜菊短冊模様(部分) 江戸時代・18世紀
本館10室 浮世絵と衣装―江戸(衣装)[展示期間:2月20日(火)~4月22日(日)]
と、随所に作品紹介もいれて広報大使っぽいこともしながらの・・・
ほほーい! 花よりダンゴのダンゴ、“さくらカフェ”だほ。お客様に大人気だほ。
はー、ぐるっと一周したあとは、ぼくものんびり庭園を眺めるほ。
あーっと、大事なことを忘れるとこだったほ。
「博物館でお花見を」では桜スタンプラリーもやっていて、桜にちなんだ作品を鑑賞しながらスタンプを集めると、な、なんと、ぼくがデザインされたバッジがもらえるんだほ!
もうひとつおまけに、3月30日(金)と31日(土)、4月6日(金)と7日(土)は、庭園が19時30分まで開放されていて、夜間ライトアップがあるんだほ。
広報大使のぼくのお仕事ぶり、どうだった?
みんなには、「博物館でお花見を」で存分にお花見を楽しんでほしんだほ。
みんなが来てくれるの待ってるほー!
散った花びらに、なんだか胸がきゅんとしちゃったのは、ここだけの話だほ♡
カテゴリ:博物館でお花見を、トーハクくん&ユリノキちゃん
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posted by トーハクくん at 2018年03月28日 (水)
あす3月14日(火)より、春の恒例企画「博物館でお花見を」(~4月9日(日))、「春の庭園開放」(~5月7日(日))が始まります。
今年の東京の桜は、3月22日(水)頃の開花、満開は3月31日(金)頃との開花予想が出ています。
会期中の3月21日(火)以外は開館し、3月31日(金)、4月1日(土)、4月7日(金)、4月8日(土)は庭園ライトアップ(19時30分まで)を行います。
満開の時期に庭園の桜をゆっくりとお楽しみいただけそうですね。
昨年の庭園ライトアップの様子
また、4月11日(火)から開催の特別展「茶の湯」に関連し、庭園開放期間を5月7日(日)まで延長!
小堀遠州ゆかりの茶室「転合庵」を特別に公開。茶室に入ることはできませんが、外からご覧いただけます。
いつもより長い期間の庭園開放となりますので、例年はご覧いただくチャンスがなかった遅咲きのカンザンやケンロクエンキクザクラもお楽しみいただけることでしょう。
庭園入口で配布しているマップを見ながら、ぜひ探してみてください。
左:カンザン 右:ケンロクエンキクザクラ
「博物館でお花見を」では、桜をモチーフにした作品の展示のほか、鑑賞ガイドやギャラリートーク、ぬりえワークショップ、コンサートなど、当日参加可能なイベントをご用意しています。
国宝 花下遊楽図屛風(部分) 狩野長信筆 江戸時代・17世紀
2017年3月14日(火)~4月9日(日)、本館2室(国宝室)にて展示
その他の作品は、本館桜めぐりのページでご紹介しています。
桜ワークショップ「春らんまん 桜ぬりえ」
2017年3月23日(木) ~ 2017年3月26日(日)
11:00 ~ 16:00 本館2階ラウンジ
桜の街の音楽会 チェロ・ソロ 林はるか(チェロ)
2017年3月31日(金) 13:00 ~ 13:20
本館大階段
昨年のヴァイオリンコンサートより
桜の街の音楽会 ヴァイオリンとヴィオラのデュオ 佐藤恵梨奈(ヴァイオリン)& 樹神有紀(ヴィオラ)
2017年4月3日(月) 13:00 ~ 13:20
法隆寺宝物館エントランス
その他のイベントは、イベントカレンダーをご覧ください。
もちろん、恒例のスタンプラリー(チラシ見開きページの右端がスタンプラリーの台紙)も実施します!
今年もトーハクくんの限定デザインバッジが登場! 隠れたコレクターズアイテムとして人気のバッジをぜひゲットしてください。
※お好きな方をお選びいただけますが、限定デザインバッジが一日の配布予定数に達すると、「花よりだんご」バージョンのみになります。
トーハクくんとユリノキちゃんも、4月1日(土)に登場します。
登場予定時間は、11時~、13時~、15時~、いずれも本館前、各30分程度です。
このほかにも、気まぐれに登場するかもしれません。トーハクのTwitter、Facebookでお知らせしますので、随時チェックしてください。
ぜひ、ふたりと一緒に満開の桜をお楽しみください。
今年も多くの皆様のご来館をお待ちしています!
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posted by 奥田 緑(広報室) at 2017年03月13日 (月)
3月に入り北へ旅立ったのでしょうか、庭園の池で遊ぶ鴨の姿の減ってきました。
それと入れ替わるように、桜が芽吹きはじめ、春への準備が整い始めたようです。
トーハクでは来週3月15日(火)より、春の恒例企画「博物館でお花見を」(~4月10日(日))、「春の庭園開放」(~4月17日(日))が始まります。
今年の東京の桜の開花予想は、3月23日(水)、満開は3月29日(火)と少々早めのようです。
会期中の3月28日(月)、4月4日(月)は開館し、3月25日(金)、4月1日(金)、4月8日(金)は庭園ライトアップ(19時30分まで)を行います。
昨年のライトアップの様子
「博物館でお花見を」では、桜をモチーフにした作品の展示のほか、鑑賞ガイド(ギャラリートーク)や、ワークショップ、コンサートなどイベントももりだくさん。
本館7室では、満開の桜の下での宴や行事が描かれた華やかな屏風が並びます。
館内や庭園でこんなポストをみつけたら、ぜひ「花見で一句」を投じてみてください。
無料のミニコンサートも開催します。
桜の街の音楽会
Vive! サクソフォーン・クヮルテット (サクソフォーン四重奏団)
2016年3月16日(水)、3月18日(金) 11:00~11:20 正門内池前
ヴァイオリン・コンサート 佐藤恵梨奈(ヴァイオリン)&林はるか(チェロ)
2016年3月24日(木) 13:00~13:20 法隆寺宝物館エントランス
ヴァイオリンコンサート 加藤えりな(ヴァイオリン無伴奏)
2016年3月30日(水) 13:00~13:20 本館大階段
Vive! サクソフォーン・クヮルテット(昨年のコンサートより)
そして、こちらも恒例のスタンプラリー(チラシ見開きページの右端がスタンプラリーの台紙)。
スタンプをすべて集めてもらえるバッジに、2016年限定デザインが登場!
お好きな方をお選びいただけますが、限定デザインバッジがなくなり次第、「花よりだんご」バージョンのみになります。
そのほかにも桜セミナー(講演会)やぬりえワークショップなど「博物館でお花見を」を一層楽しめるイベントをご用意しています。
華やかな作品と庭園の桜を愛でるちょっと優雅なお花見へ、ぜひお越しください。
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posted by 奥田 緑(広報室) at 2016年03月11日 (金)
「博物館でお花見を」期間中、館内にピンク色のポストが設置されたことに、お気づきでしょうか。
桜が見頃を迎えるこの時期に、庭園や作品の桜をテーマに「東博句会 花見で一句」を開催中。こちらの投句ポストで、応募俳句の受付をしています。
投句ポストは、本館エントランス、本館1階ラウンジ、庭園内応挙館の3カ所。
投句ポストのふたを上げると、応募用の投句用紙が入っています。
毎年たくさんのご応募をいただいている東博句会。開催6年目を迎える今年度は、本館1階ラウンジ横で、過去5年間分の入選作品もご紹介しています。
今回から、「一般の部」「小学生以下の部」にわかれ、俳号でもご参加いただけるようになりました。ご応募いただいた作品のなかから、館長賞、副館長賞、桜賞を選出し、入選作品は博物館ニュースとウェブサイトで発表します。
どうぞ、お気軽にご参加ください。
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posted by 長谷川暢子(教育講座室) at 2015年04月03日 (金)