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1089ブログ

10月8日(土)は留学生の日

みなさまは「留学生の日」をご存じでしょうか。

東京国立博物館が留学生の皆さんをご招待する特別な一日です。
今年は10月8日、土曜日に開催されます。


浮世絵の美人が、留学生の皆さんをお誘いしていますよ!


留学生のみなさんは日常生活のなかで、日本の「今」に接することはできても、「伝統」に触れるチャンスは少ないのではないでしょうか。
特に、絵画や工芸など日本の優れた美術作品の「ほんもの」を見ることはあまりないかもしれません。

季節を愛でるモチーフや精緻な技巧など、日本の伝統に触れ、日本の心を味わってほしい。
そしてなにより、緑あふれる構内で、ゆったりと心休まる一日を過ごしてほしい。
そんな願いをこめて開催するのがこの留学生の日です。

当日は、英語による展示解説や、茶道体験など、留学生のための企画も盛りだくさん!


なにやってるのかな? 興味しんしん。
脚のしびれは大丈夫でしょうか?



本館2階「日本美術の流れ」で。
ボランティアスタッフによる英語の解説


日本の学校に所属する留学生、ALT(外国語指導助手)と、その同行者(一名まで)は無料で入館できます。

あなたが留学生であればぜひお友達を誘って。
あなたの周りに留学生がいらしたら是非この情報を教えてあげてください。
東日本大震災以来、多くの留学生が日本を離れてしまったと聞きます。
こんなときだからこそ、1人でも多くの留学生にご来館いただければと願っています。

詳細は留学生の日のページをご覧ください。
 

カテゴリ:news催し物

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posted by 小林牧(広報室長) at 2011年09月30日 (金)

 

お馴染み 東博納涼寄席

みなさんは寄席に行ったことがありますか?

日本の古典芸能の中でも、こんなに楽しく、わかりやすい芸能はありません。
是非機会がありましたら寄席に足を運んでください。
寄席にまだ行ったことがない人は....。
まずはトーハクで笑ってみてはいかがでしょうか?

 

トーハクでは、毎年2回、季節にちなみ「新春」「納涼」のネーミングで「東博寄席」を開催しております。
今回は7月17日(日)に開かれた「納涼東博寄席」のご報告です。

 

毎度お馴染みになりましたが、金原亭馬生師匠とそのご一門による落語、茶番、大喜利(おおぎり)で大盛り上がりでした。

 

今回、一番の見せ所はなんと言っても真打馬生師匠による「品川心中」。
品川の遊郭を舞台にした名作落語です。
馬生さん 「品川心中」
金春亭馬生師匠
年増花魁(おいらん)お染と貸し本屋金坊の心中話。
ずる賢いお染の策略とぼんやり金坊の滑稽なやりとりがとてもおもしろく、噺の筋を聞かせる馬生師匠の話芸はさすが「名人!」と舌を巻くものでした。

 

最後の大喜利では、毎度お客様から謎かけのお題をいただき、即興で魅せます。
左から、馬生さん、馬吉さん、馬治さん 大喜利
左から、馬生さん、馬吉さん、馬治さん
お弟子さんの馬治、馬吉さんの掛け合い謎かけで大爆笑。
あっという間の2時間半でした。

 

公演の後、東日本大震災復興支援のため、ご一門のみなさんが募金活動をしてくださいました。
駒松さん、馬治さん、馬生さん 募金活動
左から、駒松さん、馬治さん、馬生さん
すぐに8万円以上の募金が集まり、当館も参加している文化財レスキュー事業へのご支援に充てさせていただきました。
ご寄付いただいたみなさま、またご来場いただいたみなさまに改めて感謝申し上げます。

 

次回、「春爛漫東博寄席」は3月4日(日)に開催予定です。
詳細が決まり次第、東京国立博物館ニュースや本Webサイトの催し物のページで随時お知らせいたします。
博物館でひと笑いしてみてはいかがでしょう?

 

また、トーハクでは、寄席のほかにも様々なイベントを、随時開催しております。

次回、開催予定の催し物は「亀渕友香とVOJAによるコンサート~「愛と平和」をゴスペルにこめて~」」(2011年10月2日(日))です。
みなさま、ぜひお出かけください。

カテゴリ:news催し物

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posted by 樋口理央(総務課長) at 2011年07月29日 (金)

 

博物館でコンサート

トーハクでは、定期的にイベントを開催してます。

6月19日(日)に行われたのがそのひとつ
「生田流・箏とトランペットとピアノコンサート」です。
トランペットとピアノの演奏

今回はトランペットのアレクセイ・トカレフさんを中心に、ピアノとの協奏、そして箏の独奏と、とても素敵なコンサートでした。
平成館ラウンジを貸切って、200名近いお客様がその音色に酔いしれました。

平成館ラウンジは石造りの壁と床なので、とても響きが良いのです!

実はこのコンサート企画、歴史は長く、平成15年から実施しているんです。
主催は当館とサロン・ド・ソネットです。
年に約3回開催しておりますが、毎回大盛況です。
特に主催のサロン・ド・ソネット代表の齋藤京子さんの音楽解説がとてもおもしろいのです。

曲の旋律の特徴から時代背景、そしてその曲が作られるに至った逸話などを披露してくださるのですが、時間が過ぎるのを忘れるくらいです。
そして、そのお話を聞いた後の楽曲鑑賞は、一味も二味も違って感じるのです。

次回は「亀淵友香とVOJAによるコンサート~「愛と平和」をゴスペルにこめて~」(2011年10月2日(日))です。
皆様もぜひお出かけください。

乞うご期待!

カテゴリ:news催し物

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posted by 樋口理央(総務課長) at 2011年06月28日 (火)