ユリノキちゃん 「古代ギリシャ」展 会場に潜入! PART 1
こんにちは、ユリノキちゃんです。梅雨入りして、毎日じめじめした天気が続きますね。早くすかっと晴れたお天気にならないかなあ。
さて、トーハクの平成館では、来週21日(火)から開幕の特別展「古代ギリシャ―時空を超えた旅―」の準備が急ピッチで進んでいます。
ということで、今回は展示作業中の会場に潜入、その様子をお伝えします
まず、会場入り口脇に受付があって、出入りする人をチェックしています。
「こんにちは、ユリノキちゃん。いらっしゃい。」
こんにちは、お邪魔します
では、いざ、会場へ!
今回は作品すべてギリシャからやって来て、日本初公開のものがたくさんあるんだって。ギリシャからは学芸員、保存担当など10名の方々が展示のために来てくれています。今回は、ギリシャの方々とトーハク研究員含む日本側のチームが協力して展示を行っています。
わあここが会場! もうずいぶん展示は進んでいるのね。
作品は箱から出したら展示の前にまず作品の保管・修復を担当するコンサバター、作品データを管理するレジストラー、作品の担当キュレーターなどが1点ずつ状態をチェックします。
ブロンズ像を点検、状態を確認する瀬谷主任研究員とミカさん
点検が終わったら、状態を記録、確認したらギリシャ側と日本側でサインするんですって。
点検調書の束。1点ずつきちんと点検されています
たくさん作品があるからあちこちで同時に作業をしています。みんな忙しそう・・・
「ユリノキちゃん、こんにちは」
瀬谷さん!お忙しいところお邪魔してます。ここは何のコーナーですか?
展示室でギリシャ側スタッフと展示の仕方を話し合う瀬谷主任研究員(写真右)
「ここは『医療』がテーマの展示で、ここにあるのは、おっぱいと耳よ。」
え?体の部分だけ?
「そう。昔、ギリシャの神殿にお祈りして、体の悪いところが治ったら、お礼にその部分の彫刻を神様に捧げたのよ」
へえ、じゃあ、これを納めた人たちは、病気が治ったのね。
「病気が治るように、とか、お乳がよく出るように、とかお祈りしたんじゃないかな」
なるほど!古代ギリシャの人も、神様に健康をお願いしたんですね
あ、特別展室の金井さん、こんにちは。
「ユリノキちゃん、今からかっこいいギリシャの男の人を見に行きましょう」
かっこいい男の人!? 行きます行きますー
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さて、イケメン好きなユリノキちゃんはどんなステキな人に出会うのか!?続きは潜入レポートPART2で!
カテゴリ:トーハクくん&ユリノキちゃん、2016年度の特別展
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posted by ユリノキちゃん at 2016年06月17日 (金)