ほほーい! ぼくトーハクくん。
今日はトーハクの桜と「博物館でお花見を」のイベントをみんなに紹介するために、庭園を散策してみるほ。
みんな忘れてないかい? こう見えても、ぼくは広報大使なんだほ。
今年の桜は例年よりも開花が早いらしくって、トーハクの桜もご覧のとおり満開のキッラキラ。
よっし、さっそく庭園に行ってみるほ!
レストランゆりの木前を通り抜けて庭園に入ると、左に曲がって池のほうへ行くか、まっすぐ行くか迷うところだけど、今日はまっすぐ行っちゃうほ。そして、パッと振り向くと・・・
満開のエドヒガンシダレザクラだほ。大きく広がる枝ぶりに白い花がとってもキレイだほ。
どんどん進んでいくと、
ほー♡ ソメイヨシノが広がるほ。高いとこまで咲いていて、空が桜でいっぱいだほ。
そういえば、本館の浮世絵の部屋で見た「飛鳥山花見」に描かれた桜も、こんな感じだったほ。
ぼくも浮世絵のモデルになった気分だほ。
飛鳥山花見(部分) 鳥居清長筆 江戸時代・18世紀
本館10室 浮世絵と衣装―江戸(浮世絵)[展示期間:3月20日(火)~4月15日(日)]
ちょっとここで、茶室の転合庵(てんごうあん)を抜けて行ってみるほ。
(ふー、一休み)
ほほー♡ 池の向こうに、本館と満開のエドヒガンシダレザクラ、咲きはじめたオオシマザクラの景色が広がるほ!
庭園を楽しんでるお客さんがたくさん見えて、広報大使としてもうれしいほ。
国宝室の国宝「花下遊楽図屛風」でお花見を楽しむ人とおんなじなんだほ。
(写真下) 国宝 花下遊楽図屛風 狩野長信筆 江戸時代・17世紀
本館2室 国宝室 [展示期間:3月13日(火)~4月8日(日) ]
このまま木陰の道をとっとこ進んで、大燈籠のほうへ行ってみるんだほ。
修理が終わって8年ぶりに帰ってきた大燈籠の向こうに見えてくるのは、九条館(くじょうかん)だけど・・・
ほほほー♡ ここ一帯は桜だけじゃなく色んな花が咲いてるんだほ!
ソメイヨシノも重なりあって、うーん、陶磁の部屋で見た「色絵桜樹図透鉢」を思い出しちゃったほ。
色絵桜樹図透鉢 仁阿弥道八作 江戸時代・19世紀
本館13室 陶磁 [展示期間:2月27日(火)~5月20日(日)]
あれ、応挙館(おうきょかん)に置いてあるこのポストはなんだほ?
ほー! 東博句会「花見で一句」って俳句を募集してるポストだほ。よーし、ぼくもよんじゃうほ!
トーハクの サクラをみたよ テイエンで(まま)
(まま)込みでぼくの作品だほ。
やっぱり、「テイエンで サクラをみたよ トーハクの(ぎゃく)」にしようか、うーん、迷っちゃうほ。
なんて言ってたら、クッキーとコーヒーの匂いがしてきたから行ってみるほ。
左手のエドヒガンシダレザクラは、さっき転合庵からみたときにあった桜だほ。
本館2階の衣装の部屋の「振袖 染分縮緬地枝垂桜菊短冊模様」を連想させるほ。
振袖 染分縮緬地枝垂桜菊短冊模様(部分) 江戸時代・18世紀
本館10室 浮世絵と衣装―江戸(衣装)[展示期間:2月20日(火)~4月22日(日)]
と、随所に作品紹介もいれて広報大使っぽいこともしながらの・・・
ほほーい! 花よりダンゴのダンゴ、“さくらカフェ”だほ。お客様に大人気だほ。
はー、ぐるっと一周したあとは、ぼくものんびり庭園を眺めるほ。
あーっと、大事なことを忘れるとこだったほ。
「博物館でお花見を」では桜スタンプラリーもやっていて、桜にちなんだ作品を鑑賞しながらスタンプを集めると、な、なんと、ぼくがデザインされたバッジがもらえるんだほ!
もうひとつおまけに、3月30日(金)と31日(土)、4月6日(金)と7日(土)は、庭園が19時30分まで開放されていて、夜間ライトアップがあるんだほ。
広報大使のぼくのお仕事ぶり、どうだった?
みんなには、「博物館でお花見を」で存分にお花見を楽しんでほしんだほ。
みんなが来てくれるの待ってるほー!
散った花びらに、なんだか胸がきゅんとしちゃったのは、ここだけの話だほ♡
カテゴリ:博物館でお花見を、トーハクくん&ユリノキちゃん
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posted by トーハクくん at 2018年03月28日 (水)