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1089ブログ

トーハク初のアイデアソン開催!

博物館教育課の小林です。
この週末に開催されるトーハク初のアイデアソンを担当しております。
 

トーハク×アイデアソン

 
今日は、そもそも
「アイデアソンってなんだ?」
という方のために、本ブログにて事前に説明させていただきます。

アイデアソン(Ideathon)とは、アイデアIdea と マラソンMarathon を合わせた造語です。
ある特定のテーマについて、さまざまな分野から興味のある人が集まり、グループごとにディスカッションをしてアイデアを出し合い、それをかたちにしていくイベントです。
できたアイデアはグループごとに発表を行い、そのなかから最も優れたものを選びます。
アイデアだけではなく実際にプログラム作成やシステム開発まで行うハッカソン(Hackathon)(ハックHackとマラソンMarathonの造語)と並んで、2000年前後あたりからICT関連の企業で盛んに行われるようになったイベントですが、最近はさまざまなジャンルで、また企業だけでなく自治体や大学などの教育機関でも開催されるようになりました。

ここまでえらそうに説明をしてきましたが、かくいう私も実は「アイデアソン」というコトバをつい最近知ったばかり。
そんな私が、トーハクでもぜひやってみたいと思ったのは、さまざまな立場の人々の価値観や、私たちはまだまだ知らない技術に触れる貴重な機会になると思ったから。

また、何より自分たちだけではとうてい思いつかないような新しいアイデアが生まれかもしれないと、ワクワクしてしまったからです。

テーマは、トーハクにとって目下最大の課題

外国からのお客さまをどうもてなすか?
新しい技術や手法をどう取り入れるか?

この2つをあわせて
訪日外国人の記憶に残る日本文化体験-ICTは博物館で何ができるか?-
としました。

アイデアソンの参加者を募ったところ、なんと64名もの方にご応募いただきました。
学生、エンジニア、デザイナー、日本文化が大好きな外国人などさまざまな方にエントリーいただきました。書類選考のうえ、当日参加いただくのは、30名のみなさんです。3月11日(土)~12日(日) の午前中まで、5チームに分かれてアイデアを練っていただきます。

そして12日(日) の午後は、各チームの発表、表彰、審査員によるトークショーを平成館大講堂で行います。
大講堂で開催される部分については、どなたでもご参加いただけます。会場のみなさんの投票で決める特別賞も設けています。

3月12日(日)
トーハク×アイデアソン プレゼンテーションとトークショー

12:30~14:15 アイデアソン プレゼンテーション
14:15~14:45 休憩
14:45~14:50 表彰
14:50~16:20 トークショー 「世界にシェアしたくなるトーハク × ニッポン体験」

登壇者
ファシリテーター
佐藤尚之(さとなお)氏(コミュニケーション・ディレクター)
審査員
サッシャ氏(ラジオDJ、フリーアナウンサー)
橋本麻里氏(ライター、エディター、永青文庫副館長)
暦本純一氏(東京大学情報学環教授)
松本伸之(東京国立博物館副館長)


明日のトーハクを変えるようなアイデア、ぜひ聞きにきてください。

 

カテゴリ:news教育普及催し物

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posted by 小林 牧(博物館教育課長) at 2017年03月08日 (水)