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音を楽しむ-博物館でコンサート

博物館に足を運ぶ方々の中には、作品の迫力を間近に感じたい、と思っていらっしゃる方も多いと思います。
教科書やテレビで見たことのあるあの作品に会いたい、という強い思い。
もしかしたらそのライブ感はコンサートのライブ感と一致するのではないか、と今回ご報告させていただくコンサートで思いました。

亀渕友香とVOJAによるコンサート(2011年10月2日(日)開催)

みなさんご存知のとおり、亀渕友香さんはゴスペルシンガーの第一人者であり、BIG MAMA YUKAと呼ばれています。
彼女が1993年に結成したのがゴスペルコーラスグループ「The Voice of Japan」 VOJAです。
今回は「愛と平和をゴスペルにこめて」をテーマに感動的なコンサートが開かれました。

亀渕友香さん
亀渕友香さん


総勢40人近いVOJAのメンバー。
広い平成館のラウンジは300名近いお客様とVOJAのメンバーで埋め尽くされました。

歌声が会場を包み込みます
歌声が会場を包み込みます

そしてその熱気の中、ゴスペルのパワフルな歌声が響き渡ります。
亀渕さんとVOJAの皆さんの歌声は音を楽しむという音楽本来の意味を体現しているようでした。

司会者もお客様も
司会者もお客様も


もはやスタンダードナンバーとなった「Amazing Grace」をはじめ、映画「天使にラブソング」でも歌われた「Hail Holy Queen」やVOJAの定番ソングでもある「きずな」、そしてさだまさし氏の「いのちの理由」など12曲を歌い上げ、フィナーレではスタンディングオベーションがおこるほどでした。

一体となって、フィナーレ!
一体となって、フィナーレ!


実は亀渕さんとVOJAの皆さんは、昨年、浄土宗の総本山、京都・知恩院に「いのちの理由」を奉納してきたばかり。
当館で開催される特別展「法然と親鸞 ゆかりの名宝」(2011年10月25日(火)~12月4日(日))には、知恩院からも貴重な作品が出品されます。亀渕さんも、その縁の深さを感じていらっしゃいました。


みなさんも間近で迫力のある音を感じられる博物館の感動のライブはいかがでしょうか。


次回コンサートは「千葉純子によるトリオコンサート」(2011年12月11日(日)開催予定)です。
チャイコフスキーを中心としたクリスマス時期にふさわしい内容でお贈りいたします。
是非お楽しみに。

カテゴリ:催し物

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posted by 樋口理央(総務課) at 2011年10月09日 (日)