現在、本館 特別5室で開催中の特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」(11月30日(日)まで)は、この度来場者10万人を達成しました。
これを記念し、東京都からお越しの深田さん、神奈川県からお越しの満石さんに当館館長藤原誠より記念品と図録を、興福寺の森谷英俊貫首より直筆の色紙を贈呈いたしました。
記念品贈呈の様子。左から森谷貫首、満石さん、深田さん、10万人達成パネルを持つ藤原館長
お二人は大学の同級生。現在、フィールドワークの授業で、海外の観光客に向けて「鎌倉」をプロモーションするための調査をされているとのことです。
本展は、フィールドワークの担当教員の方におすすめされてお越しいただきました。
深田さんは修学旅行で興福寺を訪れたことがあり、満石さんは御朱印集めが趣味とのこと。
これまで仏像をじっくり拝見する機会はなかなかなかったとのことで、「ゆっくり楽しみます」と期待を膨らませていました。
鎌倉復興当時の北円堂内陣の再現を試みる本展。弥勒如来坐像は、2024年度の修理を経て、約60年ぶりに東京で公開されています。
運慶の最高傑作が織りなす至高の空間を、心ゆくまでご堪能ください。
なお、毎週金・土曜日および11月2日(日)、11月23日(日)は午後8時まで開館しています(入館は閉館の30分前まで)。
夕方以降の時間帯は比較的ゆっくりとご鑑賞いただけます。ぜひ夜間開館時にも足をお運びくださいませ。
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posted by 田中 未来(広報室) at 2025年10月15日 (水)
江戸城大奥へようこそ 其の六 大奥の歌舞伎―女の歌舞伎役者・坂東三津江の話
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posted by 小山弓弦葉(日本染織、東洋染織) at 2025年09月18日 (木)
江戸城大奥へようこそ 其の五 展覧会の舞台裏・染織品保存修復
特別展「江戸☆大奥」のリレーブログ第5弾は、染織品保存修復分野よりお送りします。染織品の中でとりわけ今回の展示に数多く出品されている衣装類は、衣桁(いこう)やマネキンに着付けされて展示される工程や環境を考えて保存修復処置を行う必要があります。私たちの仕事は、作品が安全に展示され、且つその損傷箇所が鑑賞の妨げにならないように、必要最低限の処置を行うことです。今回は、その内容の一部をご紹介いたします。
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posted by 佐藤萌(保存修復室) at 2025年09月16日 (火)
江戸城大奥へようこそ 其の四 正室・姫君の祈りと小さきものの美
特別展『江戸☆大奥』、展示期間も後半となってまいりました。
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posted by 廣谷妃夏(東洋室研究員) at 2025年09月05日 (金)
現在、平成館特別展示室で開催中の特別展「江戸☆大奥」(9月21日(日)まで)は、この度来場者10万人を達成しました。
これを記念し、東京都からお越しの橋本さん、松橋さんに当館館長藤原誠より記念品と図録を贈呈いたしました。
記念品贈呈の様子。左から松橋さん、橋本さん、グッズ「倭物やカヤ リバーシブル羽織」を着用した藤原館長
(注)「倭物やカヤ リバーシブル羽織」は販売を終了しております
日常的にお着物をお召しになられるというお二人。本日は、あの「大奥の世界」を見られる機会ということで、本展覧会に足をお運びいただきました。
メインビジュアルにも使用されている『千代田の大奥』に描かれた場面は、お二人にとっても思い出深い場所で、ご縁を感じられたとのこと。
大奥の華やかな調度品や染織作品の数々を堪能され、展覧会をお楽しみ頂けたとのご感想を頂戴しました。
知られざる大奥の真実を、遺された歴史資料やゆかりの品々を通して紹介する本展。19日からは後期展示もはじまりました。
美しい和刺繍で草花や風景を表わした掻取(かいどり)や小袖の数々に、大奥で演じられた歌舞伎の衣装なども展示しています。
この貴重な機会をどうぞお見逃しなく!
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posted by 田中 未来(広報室) at 2025年08月28日 (木)