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1089ブログ

東博ボランティアデー完全レポート

こんにちは。ボランティア室の神辺です。
今年も東博ボランティアデー(通称ボラデー)が12月1日(金)、2日(土)に開催され、盛況のうちに幕を閉じました。神辺は今年4月よりボランティア室に配属となり、初めてのボラデー運営でした。ボラデーについて事前に「ともかくボランティアさんたちの熱量が半端ない」というふんわり怖い情報を得ており、しかしその熱量への具体的な対策は思いつかないまま、ボランティア室最大のイベントかつボランティアの祭典であるボラデーの初日を少々緊張して迎えました。
今回はそんな初々しい目で見たボラデー2日間の様子をレポートいたします。

そのまえに「トーハクボランティアデーって何?」という方、1089ブログ11月21日(火)「ボランティアデーと平成30年度からのボランティア募集のお知らせ」を先にお読みくださいませ。

ちなみにトーハクボランティアによる自主企画グループは全部で16種類ありますが、今年のボラデーにはそのうち14種類のグループが参加しました。
それでは、平成29年度のボランティアデーレポート、時系列でどうぞ。

12月1日(金)―1日目  
9:30
前日夕方の天気予報で台東区の降水確率30%だったのに、朝からしっとりと小雨。しかも寒い。運慶展の熱狂、開館前の正門の長打の列は今はもう、影も形もありません。祭典のスタートとしては少々心細いですが、ボラデーの幕開けです。まずは庭園茶室ツアーの整理券配布からスタート! 
庭園茶室ツアーは18名限定の人気のツアー。30分ほどでめでたく整理券配布終了。
10:00
鈴木ボランティア室長によるボランティア募集説明会(1回目)開始。

トーハクボランティアの目的や具体的活動について詳しく説明するため、来年度トーハクボランティアに応募予定の方には必聴の内容です。
募集案内はこちら
10:20
ガイドツアートップバッターは考古展示室ガイドです。

ボランティアガイドツアーは「初めて来館された方にも楽しんでもらう」「作品以外のトーハクの魅力を知るきっかけづくり」が目的です。そのため、わかりやすい言葉づかいや話し方を心がけています。
10:30
考古展示ガイドが順調に進んでいることを見届けて、ボランティア活動紹介ツアーにかけつけます。案内人は現役のボランティア。トーハクボランティアの活動の中心であるお客様へのご案内と教育スペースでのお客様の対応を実際にご覧いただきます。

ツアー参加者はボランティア活動に興味深々の様子。楽しくおしゃべりしながらのツアーです。「トーハクボランティアに合格する秘訣は?」なんていうトンデモ質問も飛び出します。
11:00
朝イチで整理券を配布した庭園茶室ツアーが出発です。庭園にある5つの茶室をめぐります。

皆様、庭園の美しい紅葉と茶室の趣向を堪能されていました。
12:00
鈴木ボランティア室長によるボランティア募集説明会(2回目)開始。

室長の最初のひとこと「昼食ではなく説明会を選んだ皆様ようこそ」
12:00
たてもの散歩ツアーも正午スタート。本館、東洋館、表慶館など建物に着目するツアーです。

いつの間にか雨もやみ、前庭から本館の外観についてご案内。トーハクで一番大きな重要文化財、本館。「正面玄関の屋根には鳳凰の形をした鬼瓦があります」とのこと。
12:30
本日2回目のボランティア活動紹介ツアー。

ボランティアが手にしている旗は各ボランティアの手作りです。
12:50
天候を気にしながら樹木ツアースタート。館内の木々について紹介します。

トーハクのシンボルツリー、ユリノキはすっかり葉も落ちてしまいましたが、庭園には常用樹、落葉樹いろいろあり、鮮やかです。
ツアーは説明者だけでなく、お客様がはぐれないよう最後尾にもガイドのパネルを持ったボランティアがいます。樹木ツアーなのでパネルもかわいいもみじのかたち。
14:10
野外でのガイドのあとは本館ハイライトツアーです。本館2階「日本美術の流れ」を案内します。

本館7室は屏風と襖絵の展示室。円山応挙筆波涛図をご紹介。「応挙56歳、画家の魂の漲る力作です。どうぞ、この大きなうねりの波の中にご自身を置いて、部屋全体が波に満たされていることを想像してみてください。」ボランティアさんのトーク、しびれます。
美しく色づいたイチョウを横目に見つつ、今度は法隆寺宝物館へ。
15:00
法隆寺宝物館ガイドの始まりです。本日はガイドツアー以外にお客様はなく貸し切り状態。贅沢な時間です。

第6室に展示中の「商山四皓 文王呂尚図屏風」は大きな作品。ボランティアさん、身振り手振りを交えてダイナミックにご紹介。
15:50
再び本館。本日最後のガイドは彫刻ガイドです。

サポートのボランティアさんはガイドツアーに参加されないお客様への配慮も欠かしません。スペースを空け、通路も確保します。
16:00
彫刻ガイドをちょっと抜け出し、鈴木ボランティア室長によるボランティア募集説明会(3回目)へ。
トーハクの広報大使トーハクくんが見守っています。

これにて、初日終了。
   
12月2日(土)―2日目  
9:30
昨日とは打って変わって晴天の朝! 本日はガイドツアーが11種類! それに加えてお茶会もあります。週末ということで多くのお客様の来館を期待しつつ、まずはお茶会の整理券配布からスタートです。
学生さんから年配のご夫婦までいろんな方が整理券をもらいにいらっしゃって、あっという間に一席目満席。二席目も残り3席。
10:00
本日も始まりました、鈴木ボランティア室長によるボランティア募集説明会(通算4回目)。

朝から大勢の方が集まってくださいました。
10:20
浮世絵ガイドが始まりました。

酉の市や忠臣蔵など師走の風物詩がテーマで、馴染みがある地名もでてきて、皆さん「わかるわかる」とうなずいてらっしゃいます。
10:30
浮世絵ガイドから10分後、ボランティア活動紹介ツアーが出発です。案内人の皆さん、本日も張り切っています!

トーハクボランティアについて知りたければ、まず説明会を受け、紹介ツアーに参加する、というのがおススメコース。大半の方がそのコースを選択。
10:55
もうすぐ11時。11時は2つのガイドツアーとお茶会が同時スタートです。ガイド集合場所である本館エントランスはガイドの呼び込みとお目当てのガイドへ向かうお客様で活気があります。

そこへ広報大使ユリノキちゃんとトーハクくんも登場。現場はいっそう華やいだ雰囲気に。
11:00
樹木ツアー、英語ガイドそしてお茶会。
まずはお茶会の様子を見に、応挙館へ参りましょう。
さきほどの本館エントランスの喧噪とは打って変わって、応挙館は静寂のひととき。「東博流ですのでお作法は気にせずにどうぞ。」という案内役のボランティアさんの言葉にお客様の緊張が少し緩みます。

舞台裏では陰点の真っ最中。
そおっと襖をしめて、さて次は樹木ツアー。

昨日にひきつづき大勢参加されています。菩提樹の名前の由来や楠の香りなどパネルや木の見本を使っての紹介はわかりやすいです。毎日見ている庭園の木々なのに知らないことばかり(汗)
樹木ガイドの皆さんの博識に感心しつつさてお次は英語ガイドへ。本館2階へGO! 英語ガイドは本館2階の展示品からハイライトとなる作品を選び英語で説明します。

参加者はうなずいたり、笑ったりしながら興味深く作品を見ています。和やかな一体感があるツアーです。
11:30
続いては東洋館ガイドです。ボランティアデーのためのスペシャルツアー「世界遺産を巡る旅」を行っています。

目を見張る大盛況ぶり。ツアーサポートのボランティアさんがパネルを掲げて作品の場所を示してくれています。
11:55
東洋館から室長の募集説明会のため本館へ向かう途中、これから始まる刀剣ガイドのチラシを配布するボランティアさんに遭遇。

なんだかまるで舞台女優のよう。
優しい親子連れがチラシを受け取ってくれました♪ お待ちしておりま~す。
12:00
鈴木ボランティア室長によるボランティア募集説明会(通算5回目)開始。

博物館と来館者をボランティアがつなぐ♡ という説明、その通りだなぁとしみじみ納得。
12:10
トーハクボランティアの意義を再確認しつつ刀剣ガイドへ。

こちらも大盛況。参加人数が多いため2階5・6室から見るグループと1階13室から見るグループに分かれます。
スムーズなツアーを行うため、お客様を誘導したりトーク時間を計ったり、別グループの動きを確認したりとトークを行わないサポートのボランティアさんも活躍しています。
12:30
本日2回目のボランティア活動紹介ツアー。

ボランティア自身の経験を交えてお話します。ツアー参加者からの質問とそれに対する返答が時間いっぱい続きます。
13:00
近代の美術ガイドとお茶会二席目がスタート。
トーハクには明治以降の優れた美術品も所蔵しています。それでは近代の美術ガイドを聞きに本館の18室に参りましょう。

後ろのお客様も作品を見ることができるようにしゃがんでくださる前列のお客様。お客様の優しい対応にちょっと感動。
心温まりながらお茶会のため再び応挙館へ。
お茶会ではお点前終了後、応挙館にまつわるエピソードに関するある演出を行います。

隣の部屋の襖があいて、皆さま興味深げに何かをご覧になっています。どのような演出か気になる方、ぜひ次回のお茶会にご参加ください。
13:25
お茶会は続いておりますが、陶磁ガイドが始まるためいったん本館へ。

本館テラス脇のモトヤカフェからコーヒーのいい香りが漂ってきます。燃えるような紅葉を見ながら池のほとりでコーヒーブレイク…いかん、いかん誘惑を断ち切り、本館へ戻ります。
13:30
陶磁ガイド、本日はお着物のガイドさんもいます。
14:00
お次は大人気の本館ハイライトツアー。本日も大入りです。

9室能装束の展示室「能と歌舞伎」にて、能「三井寺」の能面について「人生経験を経た中年の女性を表す面で、若い女性の面よりも頬のふくらみがなく、髪がやや乱れ、憂いをふくみ・・・」とのこと。アラフォーの神辺、能面にがぜん親近感がわきました。
14:40
急ぎ1階11室の彫刻ガイドへ。

「阿弥陀如来は西の果ての極楽浄土から迎えにきてくれます」とのこと。トークをするボランティアさんの姿は見えませんが、わかりやすいトークが聞こえてきました。
15:10
彫刻ガイド終了後、法隆寺宝物館へ急ぎます。

こちらにも軽食の屋台。コーヒーの良い香りが鼻孔をくすぐります。
法隆寺宝物館第1室の灌頂幡について「現存する古代の灌頂幡はこの作品以外はすべて織物で作られています」とのこと。
16:00
鈴木ボランティア室長によるラストのボランティア募集説明会(通算6回目)が始まりました。

皆さん熱心に耳を傾けてくださっています。この回は若い女性の参加者が多いなあ。
同時に考古展示室ガイドもスタートです。これがボラデー最後のガイドツアーです。

通常とは違う夕刻のガイドにもかかわらず、大勢の方が集まってくださいました。未来の考古博士の姿もあります。土偶、銅鐸、埴輪、古墳…簡潔にテンポよい解説です。
考古展示室ガイドをもって2日にわたるボラデー全ての説明会、ツアーが終了しました。研究員のギャラリートークとは一味違った、初めて来館された方にも楽しんでもらう作品紹介や建物や樹木ガイドを通じて新しいトーハクの魅力をお伝えできたのではないかと思っております。またブログではお伝えしきれませんでしたが、トーハクボランティアの中心的であり日々の活動でもある「ご案内」「お客様対応」のボランティアさんも大活躍でした。
説明会、紹介ツアー、ガイドツアーに参加くださったお客様がボラデーを通じてトーハクボランティアのことを知っていただき、親しみを感じてくださったなら幸いです。
トーハクボランティアのみなさまお疲れ様でした。 


平成30年度ボランティア募集中
応募にはこちらの募集案内をお読みの上、郵送でご応募ください。
応募期間は12月11日(月)~1月11日(木)までです。

 

カテゴリ:news教育普及催し物

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posted by 神辺知加(ボランティア室) at 2017年12月11日 (月)

 

トーハクくんがゆく! 「『世界キャラクターサミットin羽生』に行ってきたほ!」

ほほーい!ぼくトーハクくん!

11月25日(土)と26日(日)の2日間、ぼくとユリノキちゃん、それから京都国立博物館のトラりんとで「第8回 世界キャラクターサミットin羽生」に出場するために埼玉県羽生市に行ってきたんだほ!


トーハクのブース前で記念撮影だほ

みんな、「世界キャラクターサミットin羽生」って知ってるほ?
日本のいろんな地域や海外から、400以上のキャラクターが集まるすごいイベントなんだほ!


いっぱいのお友だちがいたほ。ぼくはどこか見つけられるほ?

会場は羽生市の羽生水郷公園というところ。お天気もよくって気持ちよかったほー。
とってもたくさんの人が遊びに来てくれて、写真もいっぱい撮ってもらったほー!
2日間で31万人も来たんだほ、すごいほ。


開場を待つ人たちがたくさん!

会場も埼玉県でトーハクにも近いし、広報大使としてがんばってトーハクの魅力をPRしてきたほ。


トーハクのブース。新春イベント「博物館に初もうで」のポスターを貼ったほ!


記念品やパンフレットを配ったほ


みんなトーハクに興味しんしんね


会場は大盛り上がりだほ!

久しぶりに会えたお友だちもたくさんいたほ!


愛媛県今治市のバリィさんとは今年の3月に京都国立博物館で開催された京キャラ博ぶりの再会だほ


はにわ仲間、埼玉県本庄市のはにぽんとは去年のゆるキャラグランプリ以来だほ


滋賀県甲賀市のにんじゃえもんは特別展「平安の秘仏」(2016年9月13日~2017年1月9日)で会ったほ


たくさんのお友だちができたほ~!


滋賀県彦根市のひこにゃんと仲よくポーズ


島根県のしまねっこ。特別展「出雲―聖地の至宝(2012年10月10日~2012年11月25日)トーハクに来てくれたみたい。ぼくは会えなかったほ


ぴったり形がはまっている千葉県のチーバくんと茨城県神栖(かみす)市のカミスココくん


岡山県井原市のでんちゅうくん、長崎県島原市のしまばらんと!


左から大阪市枚方(ひらかた)市のみっけちゃん、福岡県宮若(みやわか)市の追い出し猫サクラちゃん、群馬県みどり市ドラキリュウくん、高知県高知市のカツオにゃんこ(鰹猫)、うしろに埼玉県飯能市のぴあにしき


千葉県のPマン、ぴーにゃっつとスリーショット♪


千葉県船橋市のふなごろーと


おとなりのブースだった宮崎県宮崎市のビズベア次男ちゃんと仲良くなったの! 


長野県上田市の真田幸丸とかたい握手だほ!


茨城県稲敷市の稲敷いなのすけと静岡県浜松市うなぎいものうなもと!

25日(土)には「はにゅコレ」っていう仮装イベントにも出場したんだほ。
ぼくは尾形光琳(おがたこうりん)さんの「風神雷神図屏風」の雷神に変身!


雷神になったぼくと、おめかしをした司会者のユリノキちゃん

なんと、トラりんも雷神に変身! 作品そっくりの雷神だったほ!


トラりんとぼく、どっちが雷神に見えるほ?

最後はトラりんと二人で踊りまくってきたほ。


得意のダンス。いつも以上に調子がよかったほ

26日(日)はステージでのPRタイムがあったほ。
12月23日(土・祝)~25日(月)の「トーハク感謝DAY」と、2018年1月2日(火)からの「博物館に初もうで」のPRもしたんだほ。
※「トーハク感謝DAY」期間中は総合文化展が無料です


司会のお姉さんとの息もばっちりだったほ!

会場では、お客さんから「トーハクに何回も行ってるよ」とか、「ぜひ行ってみたいな」っていう声もいっぱい聞いたんだほ!


ぼくと同じポーズでパチリ


ぼくとユリノキちゃん、トラりんと3人一緒に撮影大会。大人気だほ

たくさんのお友達に会えた2日間。
とってもとってもうれしかったほ。
これからも、トーハクやほかの場所でみんなに会えるのを楽しみにしてるほ!


「世界キャラクターサミットin羽生」、完全燃焼だほー!


 

カテゴリ:newsトーハクくん&ユリノキちゃん

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posted by トーハクくん at 2017年12月05日 (火)

 

特別展「運慶」50万人達成!

興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」(9月26日[火]~11月26日[日])は、ついに来場者50万人を突破しました!
非常に多くのお客様にご来館いただきましたこと、心より御礼申し上げます。

本日11月22日(水)、50万人突破を記念してセレモニーを行いました。
セレモニーにご出席のお客様は野口幸男さん。
野口さんには記念品として、興福寺の多川貫首より限定の御朱印帳(非売品)を、当館館長の銭谷眞美より展覧会図録を、「運慶学園」留学生のパックンより展覧会オリジナルグッズを贈呈しました。
トーハクくんは今日は出張中のため、代理としてトーハクくんぬいぐるみが出席しました。


特別展「運慶」50万人セレモニー
左から野口幸男さん、多川貫首(興福寺)、銭谷眞美(東京国立博物館館長)、運慶学園留学生のパックン(パックンマックン)


展覧会場のある平成館のエントランスには「運慶学園」の記念撮影コーナーも。
卒業証書もご用意していますので、運慶学園の卒業記念にいかがですか?
「ぼくも卒業したほー!」


野口さんは、お寺めぐりがお好きなのだそう。
「仏像が作られたのは現在とは違う時代。時代を超えて、制作当時の状況が伝わってくるのが仏像の魅力だと思います」とお話しくださいました。

また「これだけの仏像が一堂に会することはなかなかないことで、ぜひ間近で見たいと思って来ました」というお話も。
そうなんです! 本展は、運慶作のお像はもちろんのこと、父康慶、息子湛慶・康弁のお像も一堂に会する、史上最大の「運慶」展です!!
それぞれのお像の造形を隅々までお楽しみいただけるよう、展示にも工夫を凝らしました。
一見の価値あり、必見の展覧会です。
まだご覧になっていない方、最後にもう一度という方、ぜひお越しください。

特別展「運慶」は、いよいよ今週末11月26日(日)までです!
本日11月22日(水)より最終日までの5日間、毎日午後9時まで開館します(※入館は午後8時30分まで)。
また、最新の混雑状況はTwitter @unkei2017komi でご確認ください。

カテゴリ:news2017年度の特別展

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posted by 高桑那々美(広報室) at 2017年11月22日 (水)

 

ボランティアデーと平成30年度からのボランティア募集のお知らせ

毎年12月の初めにおこなう、ボランティアのイベント満載の日、東博ボランティアデーが近づいてきました。
今年は12月1日(金)と12月2日(土)に開催します。
この2日間は、ボランティアによるさまざまなガイドツアーなどを行いますので、トーハクを楽しみたい方やボランティア活動に興味がある方は、ぜひご来館ください。

 

ボランティアデーはどんなイベントがあるの?

この2日間は、ボランティアのグループによるガイドツアーなどのイベントがたくさんあります。
12月1日は7種類の、12月2日には、なんと12種類ものガイドツアー等があります。
各展示館や分野別のガイド、樹木やたてものなどのガイドのほか、お茶会などもあります。
どれも初めての方にもわかりやすく、お気軽にご参加いただける内容でお楽しみいただけます。
また、いつものガイドツアーとは一味違った、ボランティアデーならではのご案内を計画しているグループもあります。
ボランティアと一緒に館内をめぐったり、作品を見たりすることで、今まで気づかなかったトーハクの楽しみ方を発見できるかもしれません。
出入りは自由ですので、お好きなものにいくつでも参加してみてください。
※一部、当日先着順の定員制があります

トーハクボランティア1 トーハクボランティア2

 

ボランティアデーだけの「活動紹介ツアー」

さらに、この日は特別に、ボランティアが自分たちの活動内容を皆さんにご紹介するツアーも行います。
各活動場所でどのような活動をしているか、お客様からどんな質問があるのか、ボランティア活動にどんなことにやりがいを感じているかを、少人数のグループに分かれてご案内します。それぞれのボランティアの本音を聞くことができるでしょう。
博物館でのボランティア活動に興味をお持ちの方や、トーハクに興味がある方は、このツアーも、ぜひお勧めです。

トーハクボランティア3

 

トーハクボランティアって、どんな人たち?

トーハクボランティアは現在、全部で約140人いて、3年間の任期で活動しています。
普段は、来館者の方へのご案内や、体験コーナーのサポートなどを中心に活動しています。
ボランティアによっては、それに加えて、講演会やワークショップ、スクールプログラムなどのサポートをしたり、ガイドツアーなどのクラブ活動に入ったりしています。

ボランティアはトーハクが大好きで、たくさんの楽しみ方を知っています。
来館者の方たちにも楽しんでいただこうと、笑顔でご案内しています。
「今日は何を見ようかな」、「一番近いお手洗いはどこ?」「今日の感動を誰かと分かち合いたい」、そんなときはぜひ、館内のボランティアに気軽にお声がけください。

トーハクボランティア4

 

平成30年度ボランティア募集中

ボランティアデーでは、平成30年4月から3年間活動する、新規ボランティアの募集説明会も行います。
活動の内容や応募の注意点を職員がお話します。
ご質問もお受けしますので、これから応募を考えている方は、あわせてご参加ください。
応募にはこちらの募集案内をお読みの上、郵送でご応募ください。
応募期間は12月11日(月)~1月11日(木)までです。

ボランティアの祭典のような、にぎやかな2日間になります。
初冬のひととき、ボランティアデーのトーハクで楽しんでみませんか?
 

カテゴリ:news教育普及催し物

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posted by 鈴木みどり(ボランティア室長) at 2017年11月21日 (火)

 

特別展「運慶」40万人達成!

興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」(9月26日[火]~11月26日[日])は、来場者40万人突破を記念して、11月14日(火)にセレモニーを行いました。
トーハクの特別展で40万人突破のセレモニーを行うのは、特別展「始皇帝と大兵馬俑」(2015年10月27日[火]~2016年2月21日[日])以来のこと!
こんなにも多くのお客様にご来館いただきましたこと、心より御礼申し上げます。

セレモニーにご出席のお客様は、埼玉県越谷市からお越しの青木陽子さんです。
今日は埼玉県民の日で、息子さんの小学校はお休み。「せっかくの機会なので」と、息子さんとお嬢さん、そしてお母さまとご一緒にご来館くださいました。
大学では考古学を学ばれていたという陽子さんだけに、お子さんたちとご一緒に、何度もトーハクに来てくださっているそうです。


特別展「運慶」40万人セレモニー
右が副館長の井上洋一、その隣が青木陽子さん。
トーハクくん、ユリノキちゃんにはさまれて元気にピースをしているのが、息子さんとお嬢さん、そしてお母さまです


陽子さんには、当館副館長より展覧会図録のほか、興福寺さんからご提供いただいた限定の御朱印帖などを、記念品として贈呈しました。

「奈良が大好きなんです」という陽子さん。特別展「春日大社」(1月17日[火]~3月12日[日])を見にご来館された時に、チラシをご覧になって「運慶」展開催を知ったそうです。
「仏像を360度から見られるなんて、普通ではあまりないことなので楽しみです。それに、仏像は立体で大きなものなので、子どもたちにも見やすいのではないかと思います」とお話しくださいました。

特別展「運慶」は11月26日(日)まで。
ラスト5日間、11月22日(水)~26日(日)の期間は、「運慶」展と、黒田記念館を除く総合文化展は午後9時まで開館することが決定しました!(入館は閉館の30分前まで)
また、閉幕が迫り連日多くお客様にお越しいただいております。
最新の混雑状況はTwitter @unkei2017komi でご確認ください。

カテゴリ:news2017年度の特別展

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posted by 高桑那々美(広報室) at 2017年11月14日 (火)