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特別展「生誕150年 黒田清輝─日本近代絵画の巨匠」 開幕!

特別展「生誕150年 黒田清輝─日本近代絵画の巨匠」が、桜の開花とともに3月23日(水)に開幕しました!


特別展会場の窓から見える桜です

開幕に先立ち、3月22日(火)には開会式・内覧会を行い、多くのお客様にご出席いただきました。



まず、第1章「フランスで画家になる―画業修学の時代」では、フランス留学時代の作品を展示。師匠のラファエル・コランら、黒田が学んだ同時代のフランス近代絵画も合わせてご覧いただけます。

  

会場を移り、第2章「日本洋画の模索―白馬会の時代」の入口では「舞妓」がお出迎え。この章では、代表作「湖畔」のほか、論争の的となった裸体画の作品なども展示されています。

 
(左)重要文化財 舞妓 黒田清輝 1893年(明治26) 東京国立博物館蔵

続いて、第3章「日本洋画のアカデミズム形成―文展・帝展の時代」の展示室は、華やかな桜色の空間になっています。日本にアカデミズムを確立しようと奮闘した黒田の、晩年までの作品をご覧いただけます。

 

このほかにも、黒田をとりまく近代洋画や、戦災で失われた「昔語り」の下絵やデッサンなど、充実の内容となっています。そして、最後に皆さまをお迎えするのは...せひ、その目で確かめてください!

日本美術の近代化に尽力した黒田の軌跡をたどる本展、会期は3月23日(水)~5月15日(日)です。

今後、黒田展の見どころを、このブログでご紹介していきます。
どうぞ、ご期待ください!

カテゴリ:絵画2016年度の特別展

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posted by 宮尾美奈子(広報室) at 2016年03月24日 (木)