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親と子のギャラリー「博物館できもだめし」 開催中です!

皆様、暑中お見舞い申し上げます。
教育講座室の神辺です。

いよいよ本館特別2室で親と子のギャラリー「博物館できもだめし」(2011年7月20日(水)~8月28日(日))が始まりました!

昨年は「ゲゲゲ…」ブームで妖怪をテーマとした展覧会が各地で行われましたが、
「博物館きもだめし」は、絵画・金工品・彫刻など様々な日本美術品の妖怪をご覧いただける『トーハクならでは』の妖怪展です。
有名どころの百鬼夜行図(ひゃっきやこうず)を始め、鳥山石燕(とりやませきえん)の妖怪画、北斎の浮世絵、お能の面や鬼の彫刻もご覧いただけます。
明治時代の図鑑でもある博物館虫譜に掲載された河童のスケッチも一見の価値有りだと思います。

 

それでは、見どころポイントを紹介いたしましょう。

 

見どころ(1) 小さな愛らしい妖怪たち

天狗、河童、骸骨、鬼の根付と目貫の韋駄天と邪鬼はケースに顔を近づけてじっくり見てもらいたい作品です。
展示デザインもひと工夫してみました。
いずれの妖怪もポケットに入れて連れて帰りたいくらいかわいらしいです。

 

見どころ(2) 狸

展示室奥、ひと際目を惹く妖怪?が…。
この存在感は格別です。
なぜだか「タヌキ先生」と呼んでしまいます。

 

見どころ(3) 解説パネル

妖怪図鑑をイメージしたパネルには、研究者の考えをメモした付箋などが貼り付いています。
パネルの総文字数はちょっとした短編小説くらいありますので、興味があるところだけ選んで読んでみてください。
おススメはやはり天狗食レシピです!

 

おまけ この顔を見つけたらぜひ天井を見上げてみてください。
そして最後にお時間がございましたらアンケートで皆さんの感想をお聞かせいただければ幸いです。

 

逢魔が刻とも呼ばれる夏の夕暮れ、夕涼みを兼ねて妖怪たちに会いにいらしてください。
本館の正面玄関を入れば、妖怪たちがみなさんをお待ちしています。
そして、展示室までご案内しますので、どうぞお楽しみに。

 

列品解説「博物館の妖(あやかし)」 本館 特別2室  2011年8月26日(金) 18:30 ~ 19:00
※当日受付
ファミリーワークショップ 「博物館できもだめし」 平成館 小講堂 2011年8月20日(土)10:30 ~ 12:30
※申し込み締め切りは2011年8月5日(金)必着

カテゴリ:研究員のイチオシ

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posted by 神辺知加(教育講座室) at 2011年07月25日 (月)

 

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