博物館でお花見を 17日(日)まで!
国宝に咲くさくらと、庭園に咲くさくら。
トーハクは、ふたつのさくらを楽しめる、世界でひとつのお花見スポットです。
今年の「博物館でお花見を」はいよいよ今週末までとなりました。
国宝「花下遊楽図屏風」(かかゆうらくずびょうぶ)をはじめとする、さくらやお花見をテーマにした作品を公開中。
本館エントランス、平成館ラウンジ、庭園内の3か所にポストを設け、投句形式の句会「花見で一句」も開催しています。
さくらの作品をめぐるスタンプラリーでは、さくらのバッヂをプレゼントします。
さて、気になる桜の開花状況です。
庭園内のオオシマザクラはまだまだ見ごろ。
黒門脇のイチヨウザクラが満開です。
そしてこのあと法隆寺宝物館周辺の八重桜がどんどん咲いてくる頃です。
気温によっては一気に満開になりそうです。
春の花は桜だけではありません。
最近珍しくなったという、カントウタンポポが構内のあちこちで花を咲かせています。
さらに、本館北側の庭園の片隅では、ニリンソウの小さな群落がそろそろ見ごろを迎えます。
日本の美術にはこんな足元に咲く可憐な草花もたくさん描かれています。
おすすめは鍋島焼のタンポポのお皿。
本館8室暮らしの調度で展示中
乾山(けんざん)の絵の中にも、
ほら、こんなかわいい春の花があふれていますよ。
本館8室「書画の展開」で展示中
カテゴリ:博物館でお花見を
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posted by 小林牧(広報室長) at 2011年04月15日 (金)