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いよいよ29日から!「博物館でアジアの旅」

チラシ
昨年より始まった秋のトーハク恒例イベント「博物館でアジアの旅」。
今年は9月29日(火)~10月12日(月・祝)の開催です。
 


東洋館では、「発見!つながるアジアー文化交流の視点で楽しむ東洋館」と題し、交流をテーマにした展示を行います。
「形・文様」「技」「文字」「人」 をキーワードにそれぞれの作品をひも解き、背景にあるアジア各国・地域間の共通性と広がりをパネルで解説します。

その中心は3つの特集。
3つの特集
(左) 重要文化財 白磁鳳首瓶 中国 唐時代・7世紀 横河民輔氏寄贈 東洋館5室 特集「東洋の白磁―白をもとめ、白を生かす」にて展示
(中)三彩鎮墓獣 中国 唐時代・7~8世紀 横河民輔氏寄贈 東洋館5室 特集「漢・唐時代の陶俑」にて展示
(右)重要文化財 李白吟行図 梁楷筆 中国 南宋時代・13世紀 東洋館8室 特集「中国書画精華―日本における受容と発展―」にて展示


東洋館5室「東洋の白磁―白をもとめ、白を生かす」では、中国、ベトナム、朝鮮、日本各地でつくられた白磁・白釉陶をとりあげ、それぞれの文化的背景に基づいて独自に白い器を完成させてゆく様子を紹介します。

同じく東洋館5室「漢・唐時代の陶俑」では、中国の墓に副葬された焼き物の人形・陶俑を、漢・唐時代の優品を通してその魅力をご覧いただくとともに、明治から昭和の日本での受容の歴史も紹介します。
こちらの特集は、次の特別展「始皇帝と大兵馬俑」(10月27日(火)~2016年2月21日(日))とあわせてご覧いただくことで、兵馬俑の驚異的な写実表現と漢・唐時代の陶俑がもつ洗練された美をそれぞれ対比してお楽しみいただけます。

東洋館8室「中国書画精華―日本における受容と発展―」は、日本美術にも大きな影響を与えてきた中国の書画。それらの名品がいつごろ日本に伝えられ、どのような影響を与えてきたのか、日本における受容と発展に注目した展示となります。


このほかにも、キーワードを掲げた名品の数々を展示していますので、東洋館でゆっくりと旅をお楽しみください。


旅のご案内も充実。
セブンワンダーツアーでは、7人の研究員が添乗員となって、「交流」をキーワードに、皆様を60分のアジア旅行へご案内します。
気になるテーマを見つけたら、ぜひご参加ください。いずれも開始時間に東洋館1階 エントランスホールに集合です。

 

9月30日(水) 11:00~12:00「インドから東南アジアへ、仏像の旅
10月2日(金) 11:00~12:00「東洋の白磁 ―白いうつわをもとめて
10月3日(土) 11:00~12:00「文字でたどる朝鮮の歴史
10月6日(火) 14:00~15:00「トーハクでシルクロード探検
10月7日(水) 11:00~12:00「茶人の執着ここにあり!名物裂の世界
10月9日(金) 11:00~12:00「筆墨の伝える世界 ―東アジアのパスポート
10月12日(月・祝) 11:00~12:00「古代アジア青銅器の旅 なぜ人々は青銅に熱中したのか
 



アジアの雰囲気を味わいたい!という方には、
伝統芸能や伝統楽器の演奏会、伝統衣装体験、アジアン屋台をどうぞ。

イベント
(左) 着てみてポーズ! 中国・韓国・日本の伝統衣装(衣装体験)
(右)
韓国の伝統音楽 カヤグム(伽倻琴演奏と併唱) 

韓国伝統芸能 サムルノリ(太鼓演奏)
10月4日(日) 14:00~、15:30~ (各30分程度) 会場:東洋館前
※ 雨天の場合は平成館大講堂(雨天時は380 名、先着順)

韓国伝統音楽 カヤグム(伽倻琴演奏と併唱)
10月11日(日) 14:00~、15:30~ (各30分程度)
会場:平成館大講堂 定員:380名(先着順)

キルギスの伝統楽器コムズの調べ
10月6日(火) 13:00~、15:30~ (各30分程度) 会場:東洋館1室

中国の伝統楽器古箏(こそう)の調べ
10月9日(金) 13:00~、15:30~ (各30分程度) 会場:東洋館8室

着てみてポーズ! 中国・韓国・日本の伝統衣装(衣装体験)
期間中毎日開催(随時自由参加) 11:00~16:00 東洋館1Fエントランスホール


このほか、ぬりえやボランティアガイドも開催。
イベントスケジュールをチェックして、旅の計画を立ててみてはいかがでしょうか?
 

 

カテゴリ:博物館でアジアの旅

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posted by 奥田 緑(広報室) at 2015年09月25日 (金)