豪華!2つの特別展が同時開催!
本日、特別展「中国 王朝の至宝」(~12月24日(月・休))と、特別展「出雲―聖地の至宝―」(~11月25日(日))が開幕しました。
平成館特別展示室と本館特別5・4室で、2つの特別展が同日に開幕するのはトーハクでは初めてのことです。
まずは特別展「中国 王朝の至宝」の展示室内からご紹介します。
ポスターやチラシで見ていた文物ですが、ほんもののパワーは凄いです!
虎座鳳凰架鼓(こざほうおうかこ)は思っていたよりもずっと大きくて迫力があり、
一級文物 虎座鳳凰架鼓 戦国時代・前4世紀 湖北省・荊州博物館蔵
犠尊(ぎそん)は前側から見るとたまらなく愛らしく、
一級文物 犠尊
山東省淄博市臨淄区商王村出土 斉国故城遺址博物館蔵
跪射俑(きしゃよう)は存在感があり、りりしく彼方を見つめています。
一級文物 跪射俑
陝西省西安市臨潼区始皇帝陵兵馬俑2号坑出土 秦始皇帝陵博物院蔵
当たり前のことですが、百聞は一見にしかず。ほんものだけがもつ凄まじいパワーを、ぜひ体感してみてください!
そしてもうひとつの特別展「出雲―聖地の至宝―」。
こちらも出雲のパワーを感じられる作品がたくさんあります!
古代出雲大社の復元模型はライティングによって浮き上がって見え幻想的です。
出雲大社本殿復元模型
島根県・出雲市蔵
こちらの銅鐸は両面どちらからも見ることができ、シカ・トンボ・ウミガメ・人物の顔の表現がわかります。
国宝 銅鐸
弥生時代・前2~前1世紀
島根県・加茂岩倉遺跡出土 文化庁蔵
笑った口元・歯が見えてとても微笑ましい表情です。
島根県指定文化財 摩多羅神坐像
覚清作 鎌倉時代・嘉暦4年(1329)
島根県・清水寺蔵
この他にもおすすめの作品がたくさんあります。
1089ブログでは、作品のみどころや研究員のおすすめについてもご紹介していきますので、どうぞお楽しみに!
カテゴリ:news、2012年度の特別展
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posted by 広報室 at 2012年10月10日 (水)