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140周年ありがとうブログ

情報基盤を支えてくれている免震台にありがとう

トーハクの情報システムの管理に携わって十数年になる山崎と申します。

情報システム室にて撮影

大地震から1年がたちました。
3月になり、当時のことを思い出しているところです。
私は、あの時、サーバ室で点検作業の最中でした。
サーバ室には、高さ2メートル、幅4メートルほどのサーバラックが複数ありますが、
振動により、私の数十センチ程のところをユラユラとかなりの振幅で揺れること数分間は今までに経験したことのないものでした。

情報システム室のサーバラック

揺れがおさまり全てのサーバの正常動作を確認して、ホッとしたことを覚えています。


地震に備えて、数年前にサーバラックに免震台を設置していたことが幸いしたのだと思っています。

サーバラックの免震台

ラックの倒壊により、サーバのクラッシュで失われたかもしれない情報や復旧にかかる時間と労力のことを考えると今でもゾッとします。


いまただ、「トーハクの情報基盤を支えてくれている免震台よありがとう」という思いでいっぱいです。
 

カテゴリ:2012年3月

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posted by 山崎陽一(博物館情報課) at 2012年03月28日 (水)

 

支えてくれる職員の皆様にありがとう

トーハク140周年ありがとうブログをご覧の皆様、こんにちは。
経理課契約担当の岡﨑と申します。
私は主に物品の購入や契約手続を担当しており、トーハクを事務の面からサポートしています。


所属している経理課にて撮影。背景に見えるのは本館と表慶館。


さて、私がトーハクに採用されてから早2年が経ちました。
まだまだ至らない点も多く、上司や先輩の方々の仕事を見ながら日々勉強させていただいております。
現在の部署に異動してまだ間もないこともあり、今までで最も印象深かった仕事は、以前所属していた列品管理課での業務です。
2010年に中国の上海博物館で行われた「千年丹青―日本・中国珍蔵唐宋元絵画精品展―」(2010年9月29日(水)~11月23日(火))の出品作品の輸出手続です。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、国宝や重要文化財等の貴重な美術品を国外へ送り出す際には、国への許可申請が必要となります。
この申請書類を揃えるのが大変で、試行錯誤の毎日だったことを覚えています。

うまくいかず困っていたとき、私を励まし助けてくださった方々に、感謝の気持ちを伝えたいです。
一職員として支えてくれる全てのトーハク職員の皆様に、ありがとう。


経理課の作業風景

カテゴリ:2012年3月

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posted by 岡﨑卓巳(経理課) at 2012年03月25日 (日)

 

台東区にあってくれてありがとう

総務課渉外開発担当で主に地域との連携のお仕事をさせていただいております。

実は私は台東区からの派遣職員で、つい2年前までは区役所で税務課に所属しており、
トーハク初出勤の前日まで給与支払報告書や確定申告書の山に囲まれておりました。
そんな現実味あふれる職場から博物館の総本山とでもいうべきトーハクに足を踏み入れたときには軽いカルチャーショックを受けたものです。
 
 入場の行列にもびっくりしました
入場の行列にもびっくりしました

さて台東区の一職員である自分から見て、台東区というのは非常に多面性のある区だと思っています。ひとつは浅草やアメ横に代表される下町文化が色濃くの残る区、もうひとつは上野の山に代表される近代的な文化施設が多く集まる区。

どちらも台東区の大事な顔です。

なかでもトーハクは上野公園から見た本館の荘厳さ、有する文化財の素晴らしさ、四季折々の自然を感じられるお庭など、まさに上野の山を代表する魅力にあふれています。

トーハクの春と秋
トーハクの春と秋

台東区の多面的な魅力をささえてくれている上野の山の文化施設、上野の山の文化施設を牽引する存在の東京国立博物館。

そんなトーハクに、台東区の一職員として
「台東区にあってくれてありがとう、これからもよろしく!」


トーハクからもスカイツリーが見られます。

カテゴリ:2012年3月

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posted by 千葉由築(総務課) at 2012年03月22日 (木)

 

鯨津朝子さんとみなさんにありがとう

国際交流室研究員の遠藤楽子です。
おもに英語と外国にまつわるさまざまな業務に携わり、また、博物館や、日本の絵画史の研究をしています。

本館前のヨシノシダレ。桜シーズンの最後に満開を迎えます

トーハクでは、研究課題に応じて科学研究費補助金による助成を受けています。
日本の美術を理解するための効果的な方法を考えるという難しくもエキサイティングな研究課題のもと、
4年間にわたり、国内外の博物館で行なわれている教育・普及プログラムの調査も実施しました。

ニューヨーク・メトロポリタン美術館にて

2009年秋には、「応挙館で美術体験」という実験的プロジェクトを行ない、この研究のために、鯨津朝子(ときつあさこ)さんという現在活躍中の作家の方に円山応挙の複製画の隣に作品をつくっていただきました。
 
(左)設計図を前に、制作中の鯨津さん (右)鯨津さんの線のドローイングによるインスタレーション(撮影:早川宏一)
 
作品の展示、複製の活用、研究員の解説、などなど、いまのトーハクができることを駆使しながら、一般の方に調査に協力していただきました。
先人がこの世に生み出してから何百年もの時を経た作品でも、その世界を体で感じてみたい、博物館でも、体感と理解をつなげていきたい、という目標に少し近づけたような、有難い経験になりました。
そのプロジェクトの報告書が、「『応挙館で美術体験』の記録」というタイトルで当館より発行されています。興味のある方はぜひ、ご一読ください。

鯨津さんと、ご協力いただいたみなさん、プロジェクトメンバー、科学研究費にありがとう!

カテゴリ:2012年3月

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posted by 遠藤楽子(国際交流室) at 2012年03月19日 (月)

 

保存と修理に携わってこられたみなさんにありがとう

東ブータンのタシガン・ゾンをバックに
筆者

3月末日まで保存修復室に勤務する北川美穂です。
写真のバックは東博???……ではなく、昨年夏に漆工技法材料調査で訪れた東ブータンのタシガン地区の行政庁舎兼僧院のタシガン・ゾンです。
ブータンはアジアの漆産地の最も西に位置していて、漆工品製作の中心地はここから1時間ほど北のタシヤンツェ地区ですが、この写真を撮った場所の近くや、向こうに見える山にも漆の木が自生しているんです。

保存修復課というと、毎日、文化財の修理作業をやっていると思われがちです。実は日本の美術館や博物館には独立した保存修復課があるところはまだまだ少なく、海外の大きな博物館のように分野ごとの修理技術者の職員が常駐しているところはほとんどありません。国民の財産である数多くの収蔵品を長く保つためには、素材の性質を知り、それぞれに最適な環境を整えるところからはじまります。そして、損傷状態を調査し、限られた予算の中でどの作品を優先して、どのように処置するかを決定する資料を集めます。さらに、民間の保存修復専門家の方々との対応も重要な業務のひとつです。

列品貸与時の状態点検作業の様子
列品貸与時の状態点検作業の様子

平成館1階企画展示室で開催中の特集陳列「東京国立博物館の保存と修理」はすでにご覧いただけましたでしょうか。(2012年4月1日(日)まで) 当館の館蔵品のみならず、日本の文化財のほとんどは民間の修復専門家の手によって処置がなされてきた長い歴史があります。保存修復課ではどの修理工房に修理していただくかを決めるため、さまざまな情報を集めて会議にかけるだけでなく、修理経過と完成状態をチェックする作業も大変責任が重い仕事です。適切な処置のためには、日々の情報収集、実験・研究も欠かせませんし、もちろん応急処置作業にもあたります。館内の仕事だけでなく、本年は東北の文化財レスキューにも微力ながら参加させていただきました。

みなさんが今、東博の中でご覧になっている作品の数々は、職員のみならず民間の保存修復専門家のみなさんのご尽力もあってこれまで受け継がれてきたといえます。少ない人数で幅広い業務をこなしている保存修復課と、これまで修理に携わってこられた修復家のみなさんにありがとう。

カテゴリ:2012年3月

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posted by 北川美穂(保存修復課) at 2012年03月16日 (金)