高杯(たかつき)の上の部分を変形させ、馬の形にしたものです。馬の背には鞍をのせ、鞍の後ろには鞍を馬体に固定するためのベルト(尻繋(しりがい))、鞍の両側には泥除けのための障泥(あおり)が垂らされています。出土品だけではわからない、有機質の馬装を知る手がかりになる作品です。
- 文化財指定
- 重要美術品
- 員数
- 1口
- 作者
- 時代・世紀
- 三国時代(新羅)・5世紀
- 制作地
- 出土地
- 伝韓国昌寧出土
- 品質形状
- 土器
- 法量
- 銘文等
- 寄贈者
- 小倉コレクション保存会寄贈
- 機関管理番号
- TJ-5334
- 分類
- 東洋考古
- 種別
- 考古 > 材質 > 土・陶・磁