技術者さんにありがとう
環境整備室の柴田と申します。
私の業務は主に電気設備の維持管理や、工事発注などを担当しています。
私のトーハクとの出会いは中学生の時に両親に連れられて来た「日本国宝展」でした。
以来トーハクファンになり社会人になってからも “いつかはトーハクで働いてみたい” という思いでいたところ、ご縁を頂き現在に至っています。
日々至福の思いで仕事をさせて頂いております。
私の “ありがとう” は、そんなトーハクを支えてきてくれた電気技術者の皆さんです。
ひとえに電気と言っても、建築物にあるのは照明だけではありません。
これまで新旧複雑難解に構築されてきたさまざまな電気設備の監視・運営を
縁の下の力持ちとして絶えず365日間業務に当っておられる中央監視室の皆さん。
年1回の電気設備点検を行なう方々。
2日間で延べ160人以上の方が携わってくれています。
メンテナンスや改修工事など博物館を運営する中、作品やお客様へのサービスを損な
わないよう知恵を絞って難しい工事を引き受けて下さる施工業者さん。
22,000ボルト特高受電室で技術者の方々と(筆者右側)。
夏場は最大で1日当たり一般家庭550軒分の電力を消費しています。
どんな仕事をしていてもプロの技術者としての誇りはあるでしょうが、やはり
“東京国立博物館” という威厳ある建物に携わる上で責任や重圧を感じながらも仕事を遂行して下さる方々は私の財産です。
この場を借りて“ありがとう”ございます。
カテゴリ:2013年2月
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posted by 柴田元治(環境整備室) at 2013年02月17日 (日)