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140周年ありがとうブログ

たくさんの「宿題」にありがとう

私のいる情報管理室は、館内のシステム開発やネットワークの整備、デジタルデータの管理などをする部署です。
システムの開発は、外部の業者さんに委託することもありますが、自前でプログラムを書くこともあります。

私がトーハクに入って以来取り組んできたのは、業務用の収蔵品のデータベースです。
少しずつ機能を追加、洗練させてきたもので、日々の仕事に活用されています。


博物館の中でソフトウェア開発もしています。

また、大量のデジタル画像を効率的に管理、活用する仕組みも作っています。


画像データを記録したCDやDVD。2万枚以上あります。

しかし、まだまだ他にもやらなければならないことが待っています。
これまでは、館内の仕事を支援するためのシステムづくりが多かったのですが、
これからはトーハクに蓄積されてきた様々な情報を一般の皆様に使って頂けるような仕組みを作らなければなりません。
作品そのものについての情報はもちろん、そこから生まれた論文や調査報告書、過去の活動の記録などなど…。
トーハクは文化財だけでなく、知的資源の宝庫でもあるのです。
それをもっともっと活かせるようにしたい。

あの資料もデジタル化しなくちゃ、この情報も整理して公開しなくちゃ…
こうした「宿題」が目の前にいっぱい山積みになっていて、気が遠くなるようでもあり、ワクワクするようでもあり。
やりがいのある仕事がたくさん待っていてくれることに感謝しています。
 

カテゴリ:2013年2月

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posted by 村田良二(情報管理室長) at 2013年02月08日 (金)