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140周年ありがとうブログ

金原亭馬生さんにありがとう

総務課で主に寄席やコンサートなどのイベントを担当しております河島です。
大学の事務から異動してきましたトーハク職員3年生です。

みなさんは寄席を聞きに行かれたことはありますか?
身振りと語りのみで物語を進めてゆく独特の演芸であり、高度な技芸を要する伝統芸能でもあります。
トーハクでは「東博寄席」と題し、年に2回「新春・納涼・春爛漫」などのタイトルをつけて季節に応じた寄席を開催しております。

正統派落語家として人気の高い十一代目金原亭馬生師匠とその一門のみなさんに加えて、毎回違ったゲストをお迎えして丁寧な運びで客席を古典落語の世界へいざないます。


金原亭馬生師匠です。

馬生師匠は普段はもの静かで口調がとても優しいのですが、高座にあがるとより粋で、上品な語り口としぐさの馬生ワールドに客席も自然とひきこまれます。
にじみでる男の色気満載です!女性ならず男性ファンが多いのもうなずけます。
会場内はちびっこから大人の方まで幅広いファンの方で埋めつくされ、馬生師匠の追っかけと称する数多くの常連さんがいらしてくださいます。

そんなダンディーで魅力的な馬生師匠が平成16年から毎年欠かさず出演を心よく引き受けてくださっています。
出会えたことにありがとうの気持ちでいっぱいです。
お客様とトーハクをつないでくれている馬生師匠に心から感謝しています。

さて、来る1月13日(日)の「新春東博寄席2013」は、馬生師匠・古今亭菊春師匠による新春にふさわしい「寿獅子舞」や「操三番(あやつりさんば)」をはじめ「大喜利」など盛りだくさんの内容をお届けします。
ご家族揃って“博物館で初笑い”はいかがでしょうか?


一門のみなさんも会場を盛り上げます。

カテゴリ:2013年1月

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posted by 河島淑美(総務課) at 2013年01月08日 (火)