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140周年ありがとうブログ

「あたりまえ」にありがとう

環境整備室の小林正幸と申します。
トーハクには昨年7月に赴任してまいりました。建築設備の維持管理や、工事発注などを担当しています。

博物館では文化財の保存や展示に支障のない環境を常に維持することが求められます。
空調を例に挙げると、電気・ガス・水といったインフラを使いながら収蔵庫や展示室の環境を整えているわけですが、そのどれが欠けても空調を行うことが出来なくなります。
トーハク140周年というこの機会に、電気・ガス・水という建物内の「あたりまえ」を実現している安定したインフラ供給に尽力された先輩方にあらためて「ありがとう」と感謝したいと思います。

平成館の地下で稼働するボイラー。ガスを使って蒸気を作っています。
平成館の地下で稼働するボイラー。
ガスを使って蒸気を作っています。
ボイラーマンにもありがとう!


その一方で、インフラを使うにあたっては、省エネルギー施策に対応するために、エネルギー使用量やCO2排出量を抑えなければなりません。
特に昨年は、赴任した日に電力使用制限令が発動され、ピーク電力をいかに抑えるかという課題に頭を悩ませたこともありました。
そうした課題とも向き合いながら、これからもトーハクの諸先輩から受け継がれた文化財を未来へ伝えていくという役割の一翼を担っていきたいと思います。

職場にて
職場にて。

カテゴリ:2012年12月

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posted by 小林正幸(環境整備室) at 2012年12月15日 (土)