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140周年ありがとうブログ

寄贈者・寄託者の方々にありがとう

列品管理課登録室の服部と申します。トーハク6年目です。
経理や研究費の申請などに携わり、6年目となった今年の4月より学芸関係の庶務を担当させていただいております。
トーハクの中でもより“現場”に近い部署への異動となりました。

トーハクの総合文化展における展示作品は、主に所蔵品と寄託品とで構成されています。
所蔵品とは文字通りトーハクが所有している作品、寄託品とは、個人の方や社寺などよりお預かりしている作品です。
現在、トーハクの所蔵品は、約11万件。
トーハク所蔵となった経緯はさまざまですが、寄贈により所蔵となった作品は数万件にものぼり、寄贈品が多いことに驚かされます。また、寄託品件数は約2600件にもなり、なかには100年以上もお預かりしている作品もあります。

重要文化財 土偶
重要文化財 土偶 群馬県東吾妻町郷原出土 縄文時代 (後期) ・前2000~前1000年 個人蔵
(2013年5月6日(月・休)まで、本館 1室にて展示中)
お気に入りの作品の1つ。これも寄託品です。


現所属となってからは、寄贈者・寄託者の方々と直接接する機会も多々あり、トーハクは、こういった方々にも支えられているのだということに今更ながら気付かされます。
こういう様々な面からご支援いただいている皆様への「ありがとう」の気持ちを忘れずに、そして、引き続きご支援いただけるよう、微力ながら日々努めてまいりたいと思います。
141年目からのトーハクもよろしくお願いいたします。

本館前 枝垂れ桜の前にて
本館前 枝垂れ桜の前にて。春の桜の満開時はとても綺麗でおススメです。
後方は東洋館。2013年1月2日からのリニュアルオープン時にも寄託品・寄贈品が展示されます。

カテゴリ:2012年12月

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posted by 服部典子(登録室) at 2012年12月12日 (水)