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140周年ありがとうブログ

たくさんの展示をありがとう!

はじめまして。総務課の増田と申します。
大学職員から縁あってトーハク職員となり、2年目を迎えました。

時々、昼休みに本館の展示室に出かける私ですが、ある日展示作品が変わっていることに気づきました。
トーハクでは11万件を超える収蔵品があり、その中から年間約300回もの展示品の入れ替えが行われているのです。

現在、本館11室では館蔵仏像名品選として重要文化財「菩薩立像」が展示されているのですが、
均整がとれた美しいシルエットと優しさに満ちたその姿にはパワーを感じずに入られません。
昼休みのわずかな時間でもこの一瞬は思考がクリアになります。


重要文化財 菩薩立像 鎌倉時代・13世紀
(2012年9月25日(火)~2012年12月2日(日) 本館 11室で展示)


これからもトーハクは、ため息のでるような作品の数々が展示されます。
この膨大な作品の数々をこれまで大切に受け継いでこられた方々、これからも技術と心で後世へ伝え続ける職員の方々、
そしてトーハクが東京国立博物館であり続けるために様々な形で支えている多くの方にありがとう。
私もこのプロ集団の中で少しでも何かのお役に立てるよう「トーハク愛」を心に頑張ろうと思います。


ベンチから秋の庭園をお楽しみください

トーハクは今年、140周年を迎えました。
平成25年1月2日には、いよいよ東洋館のオープンと「博物館に初もうで」の新年特別公開など見どころ満載のトーハクです。
都会の喧騒の中で疲れた心を、ぜひトーハクで癒してください。


今年の「博物館に初もうで」で催された獅子舞(東都葛西囃子睦会)

カテゴリ:2012年11月

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posted by 増田佳代子(総務課) at 2012年11月14日 (水)