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140周年ありがとうブログ

珍木にありがとう

お客様を開館前のお出迎え準備・閉館時のお客様の見送り・館のご案内をしています、警備・お客様サービスセンター室の山岸と申します。

正門前にて撮影
正門前にて撮影

博物館の庭は、寒の内や真夏の暑い季節でも関係なく花を見せてくれます。

・中国美術の宝慶寺の岩窟の石仏群にも表現されている菩提樹 (庭園連絡通路付近)
ちなみに、お釈迦さまがその下で悟りをひらいたという菩提樹はクワ科のインドボダイジュですが、博物館の菩提樹はシナノキ科です。
・生きている化石メタセコイア(前庭時計付近)
・葉先が金魚の尾鰭に似ている金魚椿 (本館西側)
・孔子の墓所に植えられたカイノキまたは孔子の木 (黒門付近)
・幹が薄緑の白松(庭園春草廬付近)
・香りのよい金木犀の山吹色の花
・銀木犀か柊の白色の花 (本館と資料館の間付近)
・バナナの香りオガタマノキ (多少湿度が有るとよく香ります)

正門西券買所裏にて撮影
正門西券買所裏にて撮影。オガタマノキに咲く花は、バナナの香りがします。

心が休まる香り、無性に食べたくなってしまう香り、金魚すくいをしたくなる木、古代ロマンに触れられる珍しい樹木へありがとう。

最後に、晴れた午後には、平成館と本館の間から東京スカイツリーがよく見えます。 

カテゴリ:2012年3月

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posted by 山岸耕治(総務課警備・お客様サービスセンター) at 2012年03月10日 (土)