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140周年ありがとうブログ

トーハク歴代の庭師さんにありがとう

トーハクには、私の癒し空間があります。それは本館裏にある庭園です。
一般公開はいろいろな種類のサクラを楽しめる春と、イチョウやカエデの紅葉が美しい秋だけですが、
職員になってからは通勤の際に、この庭園を毎日通れるようになりました(職員の役得!)

最近はこんな風景の中を出勤しています(本人による再現)

満開のサクラが散ったあと、庭園では木々の葉が日に日に生い茂り、夏の日差しに緑が輝きます。
下草にセミの抜け殻を見つけたり、カエルが道を歩いていることもあります。

寒くなる秋から冬にかけては、シジュウカラやコゲラ、セキレイ、メジロなどの野鳥が、
木の実をつぐみに飛び回る様子が見られます。

雪が積もった景色は格別で、誰も踏み崩さないため、降ったままのきれいな雪が長く楽しめます。

雪が降ったあと。すばらしい景色です

春が近づくと、段々と解けていく雪の中からオオアラセイトウ(ハナダイコン)がそこかしこに芽を出し、
ぐんぐん伸びて、やがて一面紫色の花畑が現れると、またサクラの時期です。

ベストショットはここ!カメラを持って遊びに来てください

庭園は、一年を通して自然を感じられる場所です。
このすてきな庭を造り大事に育ててくれた歴代の庭師さんに、心からありがとう!

カテゴリ:2012年3月

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posted by 安藤香織(登録室) at 2012年03月07日 (水)