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彩釉壷(さいゆうつぼ) 

 『彩釉壷(さいゆうつぼ)』の画像 
1個
総高10.5
春秋~戦国時代
前6-4世紀
TJ4836
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総合文化展での展示予定は未定です
 
融けたガラスを陶器の表面に幾層にも塗りつけて装飾としたものである。今ではガラスが風化して白っぽくなっているが,本来は鮮やかな色調を呈していたものと思われる。中国においては,西アジアからもたらされたと思われるガラス製の珠類(トンボ玉)が春秋時代後期頃に現われ,その後それらを模倣して中国でも似たものが作られるようになった。この壺は,中国でガラス工芸が始まったその頃に作られた珍しい作品である。