梁山夫婦塚は、新羅(しらぎ)の地方有力者の墓所である。男女の主人公のうち男性の冠は、「山」の字を重ねた形の立飾(たちかざり)を備え、新羅の冠の制にしたがっている。金銅(こんどう)製のため、新羅王の金冠には劣るが、加耶(かや)諸国制圧の最前線であった梁山の重要な地位を示している。
- 文化財指定
- 員数
- 1具
- 作者
- 時代・世紀
- 三国時代(新羅)・6世紀初頭
- 制作地
- 出土地
- 韓国梁山夫婦塚出土
- 品質形状
- 金銅
- 法量
- 冠 高32.7 ; 冠帯 径19.8 ; 冠帽 高25.8
- 銘文等
- 寄贈者
- 機関管理番号
- TJ-4149
- 分類
- 東洋考古
- 種別
- 考古 > 材質 > 金属
考古 > 地域 > アジア(日本を除く) > 東アジア