彫刻
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重要文化財 文殊菩薩騎獅像および侍者立像 康円作 奈良・興福寺伝来 鎌倉時代・文永10年（1273）
本館 11室
2015年10月27日（火） ～ 2015年12月13日（日）江戸時代以前の日本の彫刻は、寺院や神社に安置された仏像、神像、肖像で占められています。その素材は木が圧倒的に多いことが日本の大きな特色です。飛鳥時代、奈良時代は都のあった奈良のほかの地域の作例は限られますが、平安時代以降は仏教の普及とともに全国的に造像が展開します。しかし造形的には南北朝時代以降は衰退します。この部屋では平安から鎌倉時代の木彫像を中心に展示し、日本彫刻の魅力をご覧いただきます。今回は主として肖像彫刻を展示します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 国宝 | 普賢菩薩騎象像 | 1躯 | 平安時代・12世紀 | 東京・大倉集古館蔵 | ||
| 阿難立像 | 1躯 | 京都・泉涌寺伝来 | 鎌倉時代・13世紀 | C-97 | |||
| 日蓮聖人坐像 | 1躯 | 室町時代・15～16世紀 | 公益財団法人常盤山文庫蔵 | ||||
| 慈恩大師坐像 | 1躯 | 平安時代・11～12世紀 | C-340 | ||||
| 自刻像 | 1躯 | 木喰作 | 江戸時代・享和4年（1804） | 吉沢政一郎氏寄贈 C-1825 | |||
| 重文 | 十一面観音菩薩立像 | 1躯 | 平安時代・9世紀 | 奈良・子嶋寺蔵 | |||
| おすすめ | 重文 | 伝源頼朝坐像 | 1躯 | 鎌倉時代・13～14世紀 | C-1526 | ||
| おすすめ | 重文 | 十一面観音菩薩立像 | 1躯 | 平安時代・10～11世紀 | 奈良・薬師寺蔵 | ||
| 重文 | 慈恵大師坐像 | 1躯 | 蓮妙作 | 鎌倉時代・弘安9年（1286） | 滋賀・金剛輪寺蔵 | ||
| おすすめ | 法蓮上人坐像 | 1躯 | 鎌倉時代・13～14世紀 | 東京・大倉集古館蔵 | |||
| 羅漢坐像 | 2躯 | 松雲元慶作 | 江戸時代・元禄8年（1695) | 東京・五百羅漢寺蔵 | |||
| おすすめ | 重文 | 文殊菩薩騎獅像および侍者立像 | 5躯 | 康円作 奈良・興福寺伝来 | 鎌倉時代・文永10年（1273） | C-1854 |