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本館

『本館』の画像

本館(日本ギャラリー)2階は、縄文時代から江戸時代まで、時代を追って展示する「日本美術の流れ」。国宝や重要文化財などの名品でたどる「ほんもの」の美術史をお楽しみください。1階は彫刻、陶磁、刀剣など、ひとつの分野の作品をじっくりご覧いただける分野別展示と企画展示で構成されています。

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2階 日本美術の流れ

 『日本美術のあけぼの―縄文・弥生・古墳』の画像 
1室  2021年7月6日(火) ~ 2021年12月25日(土)

日本美術をたどる導入として、主に仏教文化定着以前の縄文・弥生・古墳時代を代表する作品を展示します。縄文時代は土器や土偶、弥生時代は土器や銅鐸、古墳時代は埴輪や銅鏡などを展示し、それぞれの文化や時代の特徴を示します。

 『仏教の興隆―飛鳥・奈良』の画像 
1室  2021年9月28日(火) ~ 2021年11月7日(日)

6世紀半ば、欽明天皇の時代に百済から釈迦金銅仏、経論、幡がもたらされ、しばらくして百済から仏教寺院や仏教美術に関わるさまざまな技術者が来日します。日本の文化は仏教の受容とともに飛躍的に進歩して、奈良時代には東大寺の大仏鋳造が国家的事業として営まれるまでに至ります。
興福寺中金堂の基壇下に鎮壇のため埋納された興福寺鎮壇具のほか、彫刻は飛鳥時代の典型的な遺品である菩薩立像等を、書跡は仏教による鎮護国家のシンボルとして制作された至高の経巻「紫紙金字金光明最勝王経巻」を展示します。

 『国宝 伝藤原光能像』の画像 
2室  2021年10月5日(火) ~ 2021年10月31日(日)

伝源頼朝(みなもとのよりとも)像、伝平重盛(たいらのしげもり)像とともに京都・神護寺(じんごじ)に伝わった肖像画です。冠を被り、笏(しゃく)を持ち、刀を佩(は)く公家装束の人物が畳に坐しています。像主の着す束帯(そくたい)は、平安時代末頃から流行した、糊をきかせて直線的な衣の線を強調する強装束(こわしょうぞく)で表わされています。画面の随所に彩色にグラデーションをつける暈(くま)をほどこし、顔の部分には発色効果を高める裏彩色(うらざいしき)を用いるなど、主に仏画で使用される技法が随所に確認されます。あわせて、継ぎ目の無い大幅の一枚絹にほぼ等身大で描かれた、俗人の肖像画としては他に類例を見ない画像です。このことからも、本図は何らかの儀礼で用いるために描かれた、礼拝画的な機能を具(そな)えた画像であることがうかがわれます。
本図の像主に関しては、江戸時代には桜町成範(さくらまちしげのり)とされ、明治時代以降は今日呼び慣わされている藤原光能(ふじわらのみつよし)とされてきました。像主が特定の人物の名と結び付き伝来したことは、歴史的に大きな意味を持っています。近年、本図の像主が室町幕府二代将軍・足利義詮(あしかがよしあきら)とする説が提出され、大きな論争を呼びました。また最近の研究では、本図に用いられた画絹(えぎぬ)が、南北朝期成立のいくつかの仏画と同様の組成を示すとの報告もなされています。
いずれにせよ、端正な面持ちで、見る者を拒絶するかのような、神々(こうごう)しさをも感じさせるこの破格の画像が、日本肖像画史上、最高傑作の一つであることは疑いの余地がありません。

 『仏教の美術―平安~室町』の画像 
3室  2021年9月28日(火) ~ 2021年11月7日(日)

仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。その内容は多岐にわたり、各時代ごとに特色ある作品が生み出されました。
絵画は、法華経信仰の中で生み出された普賢十羅刹女像や、仏・菩薩の複数の群像を自然景の中に配置した諸尊集会図など日本で独自に構成された作品を中心に展示します。書跡は、白描の人物下絵のある料紙を用いた、いわゆる「目無経」などを、また彫刻は、高い写実性を示す、建長寺開山の蘭溪道隆(大覚禅師)坐像を展示します。金工は儀式で打ち鳴らす梵音具である磬を展示します。

 『宮廷の美術―平安~室町』の画像 
3室  2021年9月28日(火) ~ 2021年11月7日(日)

平安から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品、そして宮廷貴族の調度品として用いられた工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界を紹介します。今回は、源氏物語の書画を展示します。

 『禅と水墨画―鎌倉~室町』の画像 
3室  2021年9月28日(火) ~ 2021年11月7日(日)

鎌倉時代からはじまる禅宗の本格的な導入にともない、絵画では中国の宋・元の絵画の影響を受けて水墨画が成立します。また書の分野でも、中国禅僧の書の影響を受けて、日本禅僧による個性ゆたかで気魄に満ちた作風を示す墨跡が生まれました。ここでは鎌倉時代から室町時代の水墨画、墨跡等を展示します。絵画では、雪舟の周辺や弟子たちによる花鳥画を紹介し、書跡では、大休正念の晩年の「書状」などを展示します。

 『茶の美術』の画像 
4室  2021年10月5日(火) ~ 2021年12月25日(土)

日本の伝統文化を代表する茶の湯のなかで生まれた美術を紹介します。今回の展示では、筒茶碗など、秋の深まりから冬にかけての茶湯道具を取り合わせました。

 『武士の装い―平安~江戸』の画像 
5室・6室  2021年9月28日(火) ~ 2021年12月19日(日)

鎌倉時代から江戸時代の武士が用いた、刀剣、刀装、甲冑、馬具、装束、肖像画や書状など紹介します。甲冑は、陸奥の三春藩主秋田家に伝来し、中世の胴丸としては屈指の技巧をみせる「樫鳥糸肩赤威胴丸」をはじめ、大鎧、胴丸、腹巻、当世具足など各種の甲冑を展示。刀剣は、青江次直の短刀と、これに付属する合口の刀装など、刀身と刀装を同時に展示するとともに、豊臣秀吉の用いた「朱漆金蛭巻大小」など、さまざまな時代に用いられた各種の刀装を展示します。

 『屏風と襖絵―安土桃山~江戸』の画像 
7室  2021年10月5日(火) ~ 2021年11月14日(日)

室内を仕切ることにより場を作り出し、空間を演出する機能をもつ屏風や襖には、権力を象徴し、場を荘厳するなどの目的のために、絵が描かれたり、書が揮毫されたりしました。ここでは安土桃山時代から江戸時代の屏風を展示し、これら大画面の作品によって生み出される空間の効果を感じ取っていただきます。今回は、江戸狩野様式を確立した狩野探幽の作品と、同時代に狩野派に学びつつ新しい風俗画を求めた久隅守景と英一蝶が描いた作品を紹介します。

 『暮らしの調度―安土桃山・江戸』の画像 
8室  2021年10月5日(火) ~ 2021年12月25日(土)

安土桃山から江戸時代にかけて、人々の身の回りを飾ってきたさまざまな調度類を展示します。菊や紅葉など秋の風物を描く文房具や飲食器のほか、火事装束など生活を彩る道具を通じ、往時の人々の暮らしぶりを身近に感じてください。

 『書画の展開―安土桃山~江戸』の画像 
8室  2021年10月5日(火) ~ 2021年11月14日(日)

安土桃山時代から江戸時代の絵画は、永徳や探幽をはじめとする狩野派を中心に、宗達・光琳・抱一らの琳派、大雅・蕪村らの南画派、応挙・呉春を祖とする円山派・四条派、若冲・芦雪・蕭白らの個性派の画家たちを輩出し、百花繚乱の相を呈しました。書は、江戸時代初期の三筆(信尹・光悦・昭乗)が新しい書風を打ち立て、黄檗の三筆らがもたらした中国書法が、江戸時代中期以降、唐様の書として流行しました。永く太平が続いた江戸時代は、私塾や寺子屋や藩校などを通じて、多くの人々が書法とともに文字を身につけ、筆墨や印刷による文字文化を広範に享受できた時代でした。ここでは安土桃山時代から江戸時代に多様な展開を遂げた絵画と書跡を展示します。
絵画は各流派における秋に関連する作品を展示し、近世絵画における秋の表現の諸相を紹介します。書跡は月にかかわる作品を多く展示します。

 『能と歌舞伎 能「猩々」に見る面・装束』の画像 
9室  2021年8月24日(火) ~ 2021年10月24日(日)

江戸時代に幕府の式楽となり大名家で折々に演じられた能楽を再現する形で、装束と能面を紹介します。
秋の季節にあわせ、赤地に菊模様の唐織や大口が特徴である謡曲「猩々(しょうじょう)」をテーマに、能面・能装束を展示します。また、江戸時代の絵画や錦絵に描かれる「猩々」も併せて展示し、江戸時代における猩々の人気がうかがえるような展示となっています。

 『浮世絵と衣装―江戸(衣装)』の画像 
10室  2021年8月24日(火) ~ 2021年10月24日(日)

江戸時代の小袖・振袖・打掛のほか、帯や櫛・笄・簪など、町方の女性たちのトータルファッションを展示します。同じ部屋に展示される浮世絵の美人画と見比べながら、江戸時代のファッションの流行にイメージを膨らませてみてください。晩夏にふさわしい単衣や、初秋にふさわしい風景や文字の模様、あるいは、重陽の節句にちなんだ菊模様の小袖などを展示します。また、男性のおしゃれ小物である、印籠・根付も併せて展示します。

 『浮世絵と衣装―江戸(浮世絵)』の画像 
10室  2021年9月28日(火) ~ 2021年10月24日(日)

江戸時代の庶民の姿を描いた浮世絵は、江戸時代初期には絵師自身の手になる肉筆画のみでしたが、後には大量生産が可能な版画が生み出され、さらに彫りと摺りに工夫を凝らして多色摺りの錦絵が誕生しました。今回の展示では、奥村政信の紅絵や利信の漆絵、喜多川歌麿の美人画や歌川国芳の武者絵、歌川広重の風景画など、浮世絵発展に即した多様な表現の作品に加え、季節に合わせて萩や紅葉といった秋らしい作品を、また、「春夏秋冬/フォーシーズンズ 乃木坂46」と関連した花を描いた作品を展示します。

2階 便殿

 『便殿(旧貴賓室)』の画像 
 2021年4月1日(木) ~ 2022年3月31日(木)

現在の本館が昭和13年に東京帝室博物館の本館として開館したときに貴賓室として造られ、天皇はじめ皇族方がお出でになられたときのご休憩所として使われました。
帝室博物館から国立博物館となった今日では、皇族方だけではなく、国賓や公賓など国の大事なお客様の休憩室として利用されることもあります。

※室内には入れません

2階 企画展示

 『根付 高円宮コレクション』の画像 
高円宮コレクション室  2021年10月5日(火) ~ 2021年12月25日(土)

故高円宮殿下が妃殿下とともに蒐集された、現代根付を展示します。現代根付には象牙や黄楊などの伝統的な素材の他にさまざまな材料が用いられており、一つ一つに斬新な創意と工夫が凝らされています。主だった作家や素材を網羅する殿下のコレクションを公開し、現代根付の多様なすがたを紹介します。

 『瓦が語る東大寺の歴史』の画像 
特別2室  2021年8月31日(火) ~ 2021年11月7日(日)

東大寺は正式名称を金光明四天王護国之寺(きんこうみょうしてんのうごこくのてら)といい、全国60か所に及ぶ国分寺の中心となる「総国分寺」として聖武天皇により建立されました。本尊の盧遮那仏が「奈良の大仏」として親しまれるとともに、世界遺産「古都奈良の文化財」を構成する社寺の一つとして多くの人々が訪れています。東大寺には多くの栄華と苦難、再建の物語があり、折々を見届けてきた瓦からその歴史を辿ります。
本特集は館蔵のコレクションに加え、宮内庁正倉院事務所よりご寄託いただいている、平成の修理に伴い役目を終えた正倉院の瓦を紹介します。

1階 体験型展示スペース

 『日本美術のとびら』の画像 
特別3室  2021年6月22日(火) ~ 2022年3月31日(木)

「日本美術のとびら」はトーハクに来たお客さまに、いちばん初めに訪れていただきたい展示室です。「とびら」のむこうに広がる展示室で、もっと文化財が身近になるように3つのコーナーを作りました。どのコーナーでも、見て、体験することで、人から人へ受け継がれてきた文化財のすばらしさを体感できます。

1階 ジャンル別展示

 『彫刻』の画像 
11室  2021年8月31日(火) ~ 2021年11月14日(日)

日本の仏教の各宗派ではさまざまな仏像、神像、肖像がつくられてきました。ここでは、特別展「最澄と天台宗のすべて」に関連して、天台宗や天台僧が関与して生み出されたかたちをもつ彫刻を展示し、天台宗が日本の仏教や歴史に残した足跡を紹介します。

 『漆工』の画像 
12室  2021年8月31日(火) ~ 2021年11月21日(日)

平安時代から江戸時代に至る各時代の漆工作品を紹介します。日本で独自の発展をとげた漆芸技法「蒔絵」を中心に、その歴史をたどるとともに、漆芸の多彩な姿をお楽しみください。鎌倉時代に高度に発達した螺鈿技法を駆使する「菊螺鈿鞍」をはじめ、銘により注文主と制作年代が判明する「梅月蒔絵文台」など各時代を代表する名品のほか、白粉箱や五倍子箱など中世の化粧道具を集めて展示します。

 『金工』の画像 
13室  2021年9月14日(火) ~ 2021年11月28日(日)

9世紀、入唐僧たちにより密教の教理とともに数々の法具が請来されました。平安時代を通じて国内では密教の教理(教相)と修法の儀規(事相)が整備され、法具の道具立てもひととおりの完成をみました。密教法具は修法や道場荘厳において使用される仏具で、堂内や壇上に整然と配置され、その種類も多岐にわたります。儀式性が強く求められたことから、硬質怜悧な金属製が多く、また独特の形制をとっています。ここでは、多彩な密教法具の様相と、鋳造技法を中心とした重厚な造形表現を紹介します。

 『刀剣』の画像 
13室  2021年8月17日(火) ~ 2021年11月7日(日)

高低差の激しい刃文が華やかな印象を与える福岡一文字の太刀、直線的な刃文が精密な作風を示す来国光の太刀など、平安時代から江戸時代までの、各地域の刀工による作品を展示します。刀装具は、8月24日より、稲穂、薄、粟穂など、秋の展示期間にふさわしいモチーフの作品を多く展示します。

 『陶磁』の画像 
13室  2021年8月17日(火) ~ 2021年11月7日(日)

平安時代から江戸時代までの日本陶磁史を概観するように、古代・中世、茶陶、京焼、伊万里と時代の流れに従いながら産地や様式で分類して作品を紹介します。唐津焼の茶碗や樂歴代の作品、ヨーロッパで好まれた伊万里焼の柿右衛門作品をそれぞれ展示します。

 『浅草寺のみほとけ』の画像 
14室  2021年9月28日(火) ~ 2021年12月19日(日)

浅草寺は、浅草観音として親しまれる観音霊場であるとともに、1950年に聖観音宗として単立寺院になるまで、慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)の中興にかかる天台宗の古刹としても知られます。また当館と同じ台東区に所在する古来有数の名所でもあり、浅草はその門前町として栄えてきました。本特集は、伝教大師最澄の1200年遠忌を記念する特別展「最澄と天台宗のすべて」にあわせて開催し、寄託の仏像13件17体を一堂に展示します。近年実施された寺宝の悉皆調査で新たに見出された作品を含め、これまで公開の機会が少なかった浅草寺の仏像を広く紹介します。

 『歴史の記録』の画像 
15室  2021年10月5日(火) ~ 2021年11月28日(日)

東京国立博物館は、美術作品や考古資料だけでなく、歴史や民族に関する資料や作品も多く所蔵しています。またかつては自然科学に関する標本も収集・保管していたように、古今東西の博物資料を収集することが博物館の使命でした。こうした積極的な資料収集の考え方のもと、「歴史を語る」資料として、絵図・地図、古文書・古書、拓本や模写、写真などが集められ一大コレクションを形成しています。2021年度の15室はこれらの資料から、伊能忠敬測量による日本沿海輿地図(中図)、各種の博物図譜、五海道分間延絵図のうち基幹街道である五街道、古写真を展示し、19世紀日本の社会、文化、交通、景観などを紹介します。
今回の展示では、日本沿海輿地図から関東、博物図譜から禽譜のうち林禽図、五海道分間延絵図から中山道分間延絵図(板橋宿~)、古写真からは明治初年の東京名所と富岡製糸場の写真を紹介します。

 『アイヌと琉球 アイヌの祈り&琉球の工芸』の画像 
16室  2021年9月14日(火) ~ 2021年12月5日(日)

南北に長く連なる日本列島は多様な自然環境のもと、さまざまな文化を育んできました。ここでは北の文化の代表として、アイヌの人びとの祈りをテーマとして展示します。アイヌの人びとがまつりの際に身に着けた冠や首飾りなどの装身具に加え、イクパスイ(儀礼用の箆)などとともに、熊送りにかかわるさまざまな道具をご紹介します。
あわせて南の文化の代表として、中国や日本そして朝鮮半島や東南アジアと交易を行うなかで独特な文化をつくりあげた琉球王国の工芸品のうち、陶磁と染織をご紹介します。

 『保存と修理』の画像 
保存と修理
17室  2021年2月2日(火) ~ 2022年3月31日(木)

文化財の保存と公開を両立し未来へと伝えるためには、様々な保存修復事業の継続が必要です。この展示室では展示や収蔵の環境整備、状態調査と分析、傷んだ作品への修理といった3つのテーマによる当館での取り組みについてご紹介します。

>>展示の詳細

 『近代の美術』の画像 
18室  2021年8月3日(火) ~ 2021年10月31日(日)

明治・大正の絵画や彫刻、工芸を中心に展示します。明治5年(1872)の文部省博覧会を創立・開館のときとする当館は、万国博覧会への出品作や帝室技芸員の作品、岡倉天心が在籍していた関係から日本美術院の作家の代表作など、日本美術の近代化を考える上で重要な意味を持つ作品を数多く所蔵しています。これらによって明治、大正、そして昭和の戦前にかけての日本近代の美術を概観します。
日本画の前半は、日本美術院を代表する画家の明治から昭和にかけての作品を選び、後半は中秋の名月(9月21日)にちなみ、月を主題としたものなど、秋の情景をとらえた作品を中心に展示します。洋画は、期間後半に浅井忠の瑞々しい水彩画(高野コレクション)を展示し、また通期で、明治から昭和にかけての人物表現の変遷を紹介します。 彫刻は、日本近代彫刻黎明期に新しい彫刻の在り方を模索した高村光雲、竹内久一の作品やそこからさらに新しい流れを生み出した荻原守衛の作品を、工芸は、帝室技芸員、人間国宝の作品を中心に紹介します。

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