仏教の興隆 ―飛鳥・奈良
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本館 1室
2008年9月30日（火） ～ 2008年11月9日（日）6世紀半ば、欽明天皇の時代に百済から釈迦金銅仏、幡、経論がもたらされ、しばらくして百済から仏教寺院や仏教美術に関わるさまざまな技術者が来日します。日本の文化は仏教の受容とともに飛躍的に進歩して、奈良時代には東大寺の大仏鋳造が国家的事業として営まれるまでに至ります。この部屋では、日本に仏教が伝わった飛鳥時代から奈良時代にかけての仏像や経典、舎利容器、仏を供養するために使われたさまざまな仏具、また寺院を建立する際に、仏教の興隆と仏殿の安泰を願って埋納された鎮壇具など、古代の仏教美術を展示します。／担当研究員：松原茂（日本美術） 丸山士郎(日本彫刻) 高橋裕次(日本書跡・歴史資料) 加島勝(東洋工芸) 高梨真行(日本史)
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 如来坐像 | 1躯 | 奈良時代・8世紀 | 神奈川・松蔭寺蔵 | ||||
| 菩薩立像 | 1躯 | 飛鳥時代・7世紀 | C-217 | ||||
| 執金剛神立像（模造） | 1躯 | 竹内久一模 原品＝東大寺法華堂 | 明治24年(1891)、原品＝奈良時代・ 8世紀 | C-214 | |||
| おすすめ | 瑜伽師地論巻第四十八(行信願経) | 1巻 | 奈良時代・8世紀 | 千葉・円福寺蔵 | |||
| 色紙金光明最勝王経断簡 | 1幅 | 奈良時代・8世紀 | 個人蔵 | ||||
| 紫紙金字法華経巻第八断簡(紫切) | 1幅 | 伝菅原道真筆 | 奈良時代・8世紀 | 柳澤敬素氏寄贈 B-3243 | |||
| 興福寺鎮壇具 銀鋺 | 1口 | 奈良市興福寺中金堂須弥壇下出土 | 奈良時代・8世紀 | E-14262 | |||
| 興福寺鎮壇具 延金 | 2枚 | 奈良市興福寺中金堂須弥壇下出土 | 奈良時代・8世紀 | E-4303 | |||
| 興福寺鎮壇具 開元通宝銅銭 | 1枚 | 奈良市興福寺中金堂須弥壇下出土 | 唐時代・8世紀 | E-4309 | |||
| 興福寺鎮壇具 砂金 | 一括 | 奈良市興福寺中金堂須弥壇下出土 | 奈良時代・8世紀 | E-6040 | |||
| 興福寺鎮壇具 金銅鋺 | 1口 | 奈良市興福寺中金堂須弥壇下出土 | 奈良時代・8世紀 | E-14256 | |||
| 興福寺鎮壇具 金銅大盤 | 1口 | 奈良市興福寺中金堂須弥壇下出土 | 奈良時代・8世紀 | E-14260 | |||
| 興福寺鎮壇具 銀大盤 | 1口 | 奈良市興福寺中金堂須弥壇下出土 | 奈良時代・8世紀 | E-14261 | |||
| 興福寺鎮壇具 響銅盤 | 1口 | 奈良市興福寺中金堂須弥壇下出土 | 奈良時代・8世紀 | E-14263 | |||
| 興福寺鎮壇具 響銅盤 | 1口 | 奈良市興福寺中金堂須弥壇下出土 | 奈良時代・8世紀 | E-14264 | |||
| 興福寺鎮壇具 銀葛形裁文飾金具 | 1個 | 奈良市興福寺中金堂須弥壇下出土 | 奈良時代・8世紀 | E-14265 | |||
| 興福寺鎮壇具 銀匙 | 1枝 | 奈良市興福寺中金堂須弥壇下出土 | 奈良時代・8世紀 | E-14267 | |||
| 興福寺鎮壇具 銀鑷子 | 1個 | 奈良市興福寺中金堂須弥壇下出土 | 奈良時代・8世紀 | E-14269 | |||
| 興福寺鎮壇具 金銅脚付杯 | 1口 | 奈良市興福寺中金堂須弥壇下出土 | 奈良時代・8世紀 | E-14270 | |||
| 興福寺鎮壇具 ガラス玉 | 25個 | 奈良市興福寺中金堂須弥壇下出土 | 奈良時代・8世紀 | E-14273 | |||
| 興福寺鎮壇具 瑪瑙玉 | 5個 | 奈良市興福寺中金堂須弥壇下出土 | 奈良時代・8世紀 | E-14277 | |||
| 興福寺鎮壇具 瑞花双鳳八花鏡 | 1面 | 奈良市興福寺中金堂須弥壇下出土 | 唐時代・8世紀 | E-14255 | |||
| 興福寺鎮壇具 花枝双蝶八花鏡 | 1面 | 奈良市興福寺中金堂須弥壇下出土 | 奈良時代・8世紀 | E-14254 | |||
| 響銅八重鋺 | 1具 | 奈良時代・8世紀 | N-264 | ||||
| 銅獅子鎮柄香炉 | 1柄 | 奈良時代・8世紀 | E-19927 | ||||
| 金銅鉢 | 1口 | 奈良時代・8世紀 | E-14284 | ||||
| 響銅蓋鋺 | 1合 | 京都市右京区北嵯峨長刀坂出土 | 奈良時代・8世紀 | E-13093 |