書画の展開 ―安土桃山・江戸
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本館 8室
2006年10月31日（火） ～ 2006年12月6日（水）安土桃山時代から江戸時代の絵画は、永徳や探幽をはじめとする狩野派を中心に、宗達・光琳・抱一らの琳派、大雅・蕪村らの南画派、応挙を祖とする円山派、若冲・芦雪・蕭白らの個性派の画家たちを輩出し、百花繚乱の相を呈しました。
書は、寛永の三筆(信尹・光悦・昭乗)が新しい書風を打ち立て、黄檗（おうばく）の三筆らがもたらした中国書法が、江戸時代中期以降、唐様の書として流行しました。ここでは安土桃山時代から江戸時代に多様な展開を遂げた絵画と書跡を展示します。／担当研究員：松原茂(日本美術) 丸山猶計(日本書跡)
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 本性房怪力図 | 1幅 | 岩佐又兵衛筆 | 江戸時代・17世紀 | A-1292 | |||
| 猿猴芦雁図 | 2幅 | 岩佐勝重筆 | 江戸時代・17世紀 | A-1360 | |||
| 果実図 | 3幅 | 狩野探幽筆 | 江戸時代・17世紀 | A-1134 | |||
| 独照像 | 1幅 | 土佐光起筆 | 江戸時代・17世紀 | A-1098 | |||
| 龍樹菩薩図 | 1幅 | 俵屋宗達筆 | 江戸時代・17世紀 | 広田松繁氏寄贈 A-11741 | |||
| 蝦蟇仙人図 | 1幅 | 長沢芦雪筆 | 江戸時代・18世紀 | A-960 | |||
| おすすめ | 佐藤一斎夫妻像 | 2幅 | 椿椿山筆 | 江戸時代・天保12年(1841) | 河田燕氏寄贈 A-12057 | ||
| 山水図 | 1幅 | 立原杏所筆 | 江戸時代・文化12年(1815) | A-1118 | |||
| 松林山水図 | 1幅 | 野呂介石筆 | 江戸時代・19世紀 | A-1361 | |||
| 洛中洛外図巻 | 1巻 | 住吉具慶筆 | 江戸時代・17世紀 | A-69 | |||
| おすすめ | 霜月会定書 | 1巻 | 天海筆 | 江戸時代・17世紀 | B-1759 | ||
| 尚書説命及高宗形日篇 | 1巻 | 小島宗真筆 | 江戸時代・17世紀 | B-1382 | |||
| 百人一首・俊成 三十六人歌合 | 1帖 | 角倉素庵筆 | 安土桃山～江戸時代・16～17世紀 | B-3059 | |||
| 自筆稿本 | 5冊 | 荻生徂徠筆 | 江戸時代・17～18世紀 | 個人蔵 | |||
| 飲中八仙歌屏風 | 6曲1双 | 亀田鵬斎筆 | 江戸時代・文政4年(1821) | 個人蔵 | |||
| 書状 | 1幅 | 安楽庵策伝筆 | 安土桃山～江戸時代・16～17世紀 | B-3254 | |||
| 書状 | 1幅 | 本因坊算砂筆 | 安土桃山～江戸時代・16～17世紀 | 個人蔵 | |||
| 書状 | 1幅 | 狩野探幽筆 | 江戸時代・17世紀 | B-1374 | 3巻13幅のうち | ||
| 書状 | 1幅 | 酒井抱一筆 | 江戸時代・18～19世紀 | B-1374 | 3巻13幅のうち | ||
| 書状 | 1幅 | 椿椿山筆 | 江戸時代・19世紀 | B-18 | |||
| 解題断簡 | 1幅 | 屋代弘賢筆 | 江戸時代・19世紀 | 個人蔵 | |||
| 書状 | 1幅 | 角倉素庵筆 | 安土桃山時代・16～17世紀 | B-2924-20 | |||
| 語 | 1幅 | 佐藤一斎筆 | 江戸時代・安政6年(1859) | 河田燕氏寄贈 B-3139 |