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総合文化展・展示替え情報:2019年4月23日(火)からの展示

東京国立博物館・総合文化展では毎週のように展示替えを行っています。こちらのページでは最新の展示替え情報をご紹介します。
※一部継続展示のものが含まれます。

本館

  
1室  2019年4月23日(火) ~ 2019年6月2日(日)

6世紀半ば、欽明天皇の時代に百済から釈迦金銅仏、経論、幡がもたらされ、しばらくして百済から仏教寺院や 仏教美術に関わるさまざまな技術者が来日します。日本の文化は仏教の受容とともに飛躍的に進歩して、奈良時代には東大寺の大仏鋳造が国家的事業として営まれるまでに至ります。この展示室ではそうした仏教の興隆を示す興福寺中金堂の基壇下に鎮壇のため埋納された興福寺鎮壇具のほか、称徳天皇が発願した一切経のうちの1巻で神護景雲2年(768)の年記のある四分戒本并序、奈良時代の官営工房作を代表する日光菩薩坐像等を展示します。

  
3室  2019年4月23日(火) ~ 2019年6月2日(日)

仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。その内容は多岐にわたり、各時代ごとに特色ある作品が生み出されました。絵画は特別展「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」に関連して密教絵画を中心に展示します。書跡は大般若経の他、大休正念が仏舎利相承の由緒を述べた「舎利啓白文」を、彫刻は修理により像内銘文から作者や制作年が判明した毘沙門天立像を、金工は法会などで打ち鳴らされる磬をそれぞれ展示します。

  
3室  2019年4月23日(火) ~ 2019年6月2日(日)

平安から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品、そして宮廷貴族の調度品として用いられた工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界をご覧いただきます。今回は、「過去現在絵因果経」、「華厳五十五所絵」といった経典絵巻や歌合を書写した古筆、繊細な造りと文様が特色である平安後期の和鏡などを紹介します。

  
3室  2019年4月23日(火) ~ 2019年6月2日(日)

鎌倉時代からはじまる禅宗の本格的な導入にともない、絵画では中国の宋・元の絵画の影響を受けて水墨画が成立します。また書の分野でも、中国禅僧の書の影響を受けて、日本禅僧による個性ゆたかで気魄に満ちた作風を示す墨跡が生まれました。ここでは鎌倉時代から室町時代の水墨画、墨跡等を展示します。

  
7室  2019年4月23日(火) ~ 2019年5月19日(日)

室内を仕切ることにより場を作り出し、空間を演出する機能をもつ屏風や襖には、権力を象徴し、場を荘厳するなどの目的のために、絵が描かれたり、書が揮毫されたりしました。ここでは安土桃山時代から江戸時代の屏風を展示します。これら大画面の作品によって生み出される空間の効果を体感してみてください。今回は、宮廷の絵事を担う伝統的な流派である「土佐派」の絵師による作品を展示し、近世におけるやまと絵の世界をお楽しみください。

  
9室  2019年4月23日(火) ~ 2019年6月23日(日)

本館9室では、年6回の展示替の内、1回を舞楽装束の展示に当てています。今回は唐楽(左方)「陵王」および高麗楽(右方)「納曽利」(一人舞では「落尊」と称する)をテーマに、江戸時代の舞楽面および舞楽装束を展示します。あわせて、舞楽を演じる様子を描いた「舞楽図巻」や、江戸時代に制作された舞楽の衣装人形などを展示することにより、宮廷文化である雅楽のみやびな世界をお楽しみください。

  
10室  2019年4月23日(火) ~ 2019年6月23日(日)

江戸時代の小袖・振袖・打掛のほか、帯や櫛・笄・簪など、町方の女性たちのトータルファッションを紹介します。同じ部屋に展示される浮世絵の美人画と見比べながら、江戸時代のファッションの流行にイメージを膨らませてください。今回は春から初夏にかかる季節にあわせ、牡丹、藤、菖蒲といった花をデザインした小袖や、単衣や帷子といった夏の衣装を展示します。また、男性のファッション小物である印籠・根付も併せて展示します。

  
15室  2019年4月23日(火) ~ 2019年6月16日(日)

東京国立博物館には、歴史を伝える作品や資料が多く伝来します。これらは江戸幕府から引き継がれたものを基礎に、明治5年(1872)の博物館創立当時から、博覧会の開催や文化財調査を通じて収集され、また多くの寄贈によって形成されてきたものです。 この展示ではこうした資料の中から、江戸時代に作られた伊能図や街道図、茶室起こし図、幕末から明治以降に撮影された厖大な古写真コレクションから幕府遣欧使節などを紹介します。

東洋館

  
3室  2019年4月23日(火) ~ 2019年6月2日(日)

20世紀初頭にシルクロードを探検した大谷探検隊の将来品を中心に展示します。今回、敦煌莫高窟蔵経洞で発見された変相のほか、クチャのクムトラ石窟、トゥルファンのアスターナ・カラホージャ古墓群で発見された美術品の数々を展示し、シルクロードの多様なオアシスの文化を紹介します。

  
5室  2019年4月23日(火) ~ 2019年7月15日(月)

戦国時代以降、中国文明が成熟していくに従い、王侯貴族は土を丘のように盛った墳墓を営み、その地下には死者の生活を支える家財の模型(明器)や人形(俑)などを大量に供えるようになりました。今回は後漢時代に発達した緑釉陶や唐三彩の明器を紹介します。また、唐時代に初期貿易陶磁として日本はじめ国外へ運ばれた長沙窯の作品を集めて展示します。

  
5室  2019年4月23日(火) ~ 2019年7月15日(月)

本特集は、東京国立博物館が収蔵する中国青磁をとりあげます。収集の歴史をたどると、1930年代より熱を帯びた陶磁器研究の展開と軌を一とする流れをみることができ、とくに宋代官窯研究においては当館が中心となって収集と研究が行なわれてきたことがわかります。これまでとりあげられることがなかった明治の博物館草創期の収蔵品にも注目しながら、東京国立博物館の中国青磁の収集とその意義を紹介します。また、これとはべつに坂本五郎氏旧蔵の金襴手など近年新たにコレクションに加わった名品を、関連の館蔵品とあわせて紹介します。

  
8室  2019年4月23日(火) ~ 2019年6月16日(日)

意匠を凝らした美しい料紙に作者平生の書風を伝える宋・元・明・清時代の尺牘(せきとく)とともに、古法帖の尺牘を臨書した王鐸、傅山、包世臣ら、明・清時代の書軸の作例をあわせて紹介します。

  
8室  2019年4月23日(火) ~ 2019年6月16日(日)

宋時代以降の文化は、文人や学者の書斎を中心として育くまれてきたといえます。明時代以降、文人の文化は富裕な商人層にも浸透し、筆墨硯紙はもとより、書画を清玩する空間そのものにも、洗練された趣味が求められました。

  
10室  2019年4月23日(火) ~ 2019年10月20日(日)

朝鮮半島の青銅器時代・初期鉄器時代の作品を中心に、朝鮮半島の考古資料を紹介します。石製や青銅製の武器、高度な鋳造技術によって作られた獣文飾板などにより、朝鮮半島に有力者が成長していく様をご覧ください。また、朝鮮半島北部に漢王朝が築いた楽浪郡において用いられた伝楽浪古墳出土の緑釉明器を展示します。なお、冒頭のケースは、東洋館10室の導入として金冠を展示します。

  
10室  2019年4月23日(火) ~ 2019年10月20日(日)

朝鮮半島の三国時代に、各地の有力者が覇を競ったさまを装身具・武器・馬具などを通じて紹介します。青銅器時代に各地に生まれた有力者たちは、北の高句麗、西南の百済、東南の新羅、南の加耶諸国(~562年)という勢力にまとまり、それらは金・銀・銅・鉄・ガラス・ヒスイなどの素材を駆使し、それぞれに地域性豊かな装身具、武器、馬具、土器、瓦などを生産しました。今回は、王たちの武威を示す大刀や武具など、当館を代表する朝鮮考古資料を展示します。また、中央のステージには高麗時代の墓誌を展示します。

  
10室  2019年4月23日(火) ~ 2019年10月20日(日)

原三国時代から朝鮮時代までの陶磁史を紹介します。 朝鮮半島では原三国時代に楽浪の影響を受けて製陶技術が発達し、三国時代には各地で覇を競う有力者の成長と相俟って、地域ごとに多様な形態の土器が作られるようになりました。やがて高麗時代には中国の影響のもとに青磁の生産が始まり、独自の様式が完成します。続く朝鮮時代になると粉青沙器や白磁など多様な陶磁器が焼かれるようになります。今回の展示では、梁山夫婦塚出土の主要な土器を紹介します。また陶磁ののぞきのケースでは高麗時代初期に中国の直接的な影響のもとに焼かれた白磁、青磁の碗類を特集的に展示します。

  
12室  2019年4月23日(火) ~ 2020年4月19日(日)

60万年以上前に遡る前期旧石器時代の楔形石器や、インダス文明滅亡後の前2千年紀に栄えた埋蔵銅器文化の銅器はいずれもインドから将来された希少な考古資料であり、これらの展示を通してインドの先史時代と古代の文化を紹介します。また、タイ北東部のバンチェン地方ではおもに前3~後2世紀に武器や装身具を主体とする青銅器の文化が栄えました。当館が収蔵する500点以上のバンチェン出土品から選りすぐった優品を中心に、東南アジア各地からもたらされた多様な考古資料を一堂に集めて展示します。

  
13室  2019年4月23日(火) ~ 2019年7月21日(日)

台湾本島の南東の沖合に浮かぶ小さな島、蘭嶼(らんしょ)に住むタオ族(ヤミ族)の代表的な民族資料を展示します。ゴンドラ型の漁船模型、トビウオなどの解体に用いた特殊な木皿など、海と強いかかわりをもつタオ族の伝統文化を紹介します。

法隆寺宝物館

  
第4室  2019年4月23日(火) ~ 2019年6月23日(日)

法隆寺献納宝物のうち、東院資財帳に記載される行信奉納の厨子とみなされる竹厨子や、金銀絵や撥鏤(ばちる)など奈良時代に盛行した装飾技法による漆皮箱や針筒などの調度品を展示します。