本館 14室
2006年7月4日(火) ~ 2006年9月3日(日)
本館14室の特集陳列「動物」では、いろんな動物に出会えます。
日本美術において動物をかたどった作品は、猪や猿など身近な動物を表した縄文時代の土製品にはじまり、その後現在にいたるまで信仰の対象、宗教で用いる道具、調度品、文房具、装飾品などさまざまな用途をもった動物がつくられてきました。また近代になると西洋美術の影響を受けて「彫刻」としての動物もつくられるようになりました。今回の特集陳列では館蔵品を中心に縄文時代から近代までの動物をかたどった作品を集めました。展示では時代順に変遷をたどり、さらに楽しく展示をごらんいただけるように「技巧の粋をこらした動物」、「小さくて愛らしい動物」、「パーツとなった動物」といった小テーマを設け、さらに時代順に変遷をたどれるようにしています。