特別展「写楽」に関連した体験コーナーです。
写楽の代表作品「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」
特別展「写楽」でもご覧いただいた、「三代目大谷鬼次の江戸兵衛(さんだいめおおたにおにじのえどべえ)」。歌舞伎役者の顔を大きく描いた有名な作品です。
どうやってつくっているの?
このコーナーでは、その「つくりかた」に注目します。
この作品のつくりかたは「木版多色摺り(もくはんたしょくずり)」。
1枚の絵を完成させるために、板を使って作った版を使って色を何度も摺り重ねていきます。
本物の「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」ではなんと、11枚の版を重ねています。
スタンプを重ねて写楽に挑戦!
みなさんも、ポストカード大の5色のスタンプを使って、「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」を作ってみましょう。
本当の浮世絵の摺り方とは違いますが、版を重ねて完成させていくおもしろさ、難しさは同じ。
「つくりかた」に注目して、浮世絵の新しい楽しみかたを発見してください。
摺りの段階や色数を簡単にした5つのスタンプがあります。
版を重ねるとき、絵柄をぴったりと合せるのが職人さん(摺師)の腕のみせどころ!
絵柄がきれいに重なるように、順番どおり、慎重に押してみよう!
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