書画の展開―安土桃山～江戸
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松梅群鶏図屏風(部分) 伊藤若冲筆 江戸時代・18世紀
本館 8室
2012年11月27日（火） ～ 2013年1月14日（月・祝）安土桃山時代から江戸時代の絵画は、永徳や探幽をはじめとする狩野派を中心に、宗達・光琳・抱一らの琳派、大雅・蕪村らの南画派、応挙を祖とする円山派、若冲・芦雪・蕭白らの個性派の画家たちを輩出し、百花繚乱の相を呈しました。書は、寛永の三筆(信尹・光悦・昭乗)が新しい書風を打ち立て、黄檗の三筆らがもたらした中国書法が、江戸時代中期以降、唐様の書として流行しました。ここでは安土桃山時代から江戸時代に多様な展開を遂げた絵画と書跡を展示します。
今回は鶴図や「百猿図」など吉祥画題を中心に展示します。書では忠臣蔵で有名な赤穂浪士関連の作品、正月にちなむテーマを中心とした作品を展示します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 書状巻 | 1巻 | 大高源五他筆 | 江戸時代・17～18世紀 | 高橋寧氏寄贈 B-3210 | |||
| 一行書「達磨元来観自在」 | 1幅 | 雲居希膺筆 | 江戸時代・17世紀 | 個人蔵 | |||
| 一行書｢松｣｢竹｣｢梅｣ | 3幅 | 慈雲筆 | 江戸時代・18～19世紀 | 大阪・高貴寺蔵 | |||
| 百寿字 | 1幅 | 戸川安恵筆 | 江戸時代・文政2年 | B-23 | |||
| おすすめ | 甲辰元旦試筆 | 1幅 | 佐藤一斎筆 | 江戸時代・天保15年(1844) | 河田燕氏寄贈 B-3132 | ||
| 自画賛 | 1幅 | 大高源五筆 | 江戸時代・17～18世紀 | 個人蔵 | |||
| おすすめ | 書状 | 1幅 | 大石良雄筆 | 江戸時代・17～18世紀 | B-3162 | ||
| 書状 | 1幅 | 大石良雄筆 | 江戸時代・17～18世紀 | B-2504 | |||
| いろは屏風 | 6曲1双 | 貫名菘翁筆 | 江戸時代・19世紀 | 個人蔵 | |||
| 東行記 | 1巻 | 烏丸光広筆 | 江戸時代・17世紀 | B-2749 | 2013年1月2日～ | ||
| 新年御会懐紙 | 1帖 | 江戸時代・享保8年（1723） | B-3120 | ||||
| 赤穂義士書簡集 | 1巻 | 潮田又之丞他筆 | 江戸時代・17～18世紀 | 個人蔵 | |||
| 双鶴図 | 1幅 | 円山応挙筆 | 江戸時代・天明6年(1786) | 植松嘉代子氏寄贈 A-11822 | |||
| 洛中洛外図巻 | 1巻 | 住吉具慶筆 | 江戸時代・17世紀 | A-69 | |||
| 鶏図 | 1幅 | 中村芳中筆 | 江戸時代・19世紀 | A-1249 | |||
| 梅鴛鴦若松春草図 | 2幅 | 田中抱二筆 | 江戸時代・19世紀 | A-926 | |||
| 雪中棕櫚図 | 1幅 | 秦意冲筆 | 江戸時代・19世紀 | A-259 | |||
| おすすめ | 松梅群鶏図屏風 | 6曲1双 | 伊藤若冲筆 | 江戸時代・18世紀 | A-12320 | ||
| 雑花果蓏図 | 1幅 | 椿椿山筆 | 江戸時代・嘉永5年(1852) | A-1139 | |||
| 漁村富士図 | 1幅 | 東東洋筆 | 江戸時代・天保5年(1834) | A-1056 | |||
| 松林談古図 | 1幅 | 十市石谷筆 | 江戸時代・19世紀 | A-10078 | |||
| 富士山図 | 1幅 | 英一蝶筆 | 江戸時代・18世紀 | A-510 | |||
| 福神家訓 | 1幅 | 白隠筆 | 江戸時代・18世紀 | 広田松繁氏寄贈 A-11738 | |||
| 百猿図 | 1幅 | 狩野探信筆 | 江戸時代・18世紀 | A-253 |