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東京国立博物館コレクションの保存と修理

  • 『葡萄栗鼠螺鈿箱 明時代・16世紀 修理後』の画像

    葡萄栗鼠螺鈿箱 明時代・16世紀 修理後

    本館 特別2室
    2006年10月24日(火) ~ 2006年12月6日(水)

     「東京国立博物館コレクションの保存と修理」の特集陳列は今年で7回目を迎えます。今年は平成17年度修理品の中から主な作品を展示します。今回は1部屋にまとめたこぢんまりとした展示ですが、できるだけ多くの修理作品をご覧いただけるように企画しました。東京国立博物館コレクションの多様さもご紹介できるように、様々な分野、形態、技法の作品を展示する予定です。また個々の作品を保存・修理するなかで得られた情報、修理方法や材料の選択などにもスポットをあて、関連資料とあわせてご紹介する予定です。

      毎年好評の保存と修理の現場をめぐるバッグヤードツアー(事前申込制)や、座談会、列品解説も行います。是非ご参加ください。

主な出品作品

*所蔵の表記の無いものは、当館蔵品です。
葡萄栗鼠螺鈿箱 明時代・16世紀
源氏物語図屏風(初音・若菜上) 土佐光起筆 江戸時代・17世紀
観音菩薩立像 平安時代・12世紀 松永安左エ門氏寄贈
関連事業
見学ツアー 「保存と修理の現場へ行こう」
平成館小講堂・実験室・修理室 等 2006年10月25日(水)、10月26日(木) 13:30~15:30  受付終了
座談会 「文化財の保存と科学のちから」
東京国立博物館 平成館大講堂 2006年12月2日(土) 13:30~15:00 当日受付
  ギャラリートーク (列品解説) 当日受付
使命は包括的な保存
本館 特別2室 2006年10月24日(火) 14:00~ 講師:保存修復課長 神庭 信幸
紙の情報を未来へ伝える
本館 特別2室 2006年10月31日(火) 14:00~ 講師:保存修復室長 高橋 裕次
光と展示・保存・調査
本館 特別2室 2006年11月7日(火) 14:00~ 講師:環境保存室長 塚田 全彦
金属器の修理と復元
本館 特別2室 2006年11月14日(火) 14:00~ 講師:保存修復室主任研究員 古谷 毅
展示と保存修理
平成館 企画展示室 2006年11月21日(火) 14:00~ 講師:保存修復室主任研究員 土屋 裕子
環境保存と湿度
本館 特別2室 2006年11月28日(火) 14:00~ 講師:環境保存室研究員 和田浩