東洋館 3室
2015年7月22日(水) ~ 2015年9月13日(日)
トーハクを訪れるみなさんの多くが、不思議な魅力にひかれて見にくる、古代エジプトのミイラ。ミイラを目の前にすると、いろんな疑問がわいてきます。どうして、古代のエジプト人たちは死んだからだをミイラにしたのでしょう。ミイラと一緒にお墓に納められたものをじっくり見ていくと、当時の人びとが考えていた死後の世界が浮かび上がってきます。はたして、古代エジプト人にも、天国のようなあの世の世界があったのでしょうか。
死者の国の王、オシリスをはじめ、エジプトの神話に登場するさまざまな神々は、古代エジプトの自然の恵みと文明をつかさどると信じられてきました。中には、動物や鳥など、独特の姿で表わされた神もいます。それはなぜでしょう。
ナイル川の恵みを受け、豊かな文明を築き上げた古代エジプト。そこで信じられてきた神々と死後の世界をご案内します。