仏教の美術―平安～室町
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重要文化財 阿弥陀如来立像（部分） 永仙作 鎌倉時代・正嘉3年(1259) 安田善次郎氏寄贈
本館 3室
2022年4月26日（火） ～ 2022年6月5日（日）仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。その内容は多岐にわたり、各時代ごとに特色ある作品が生み出されました。絵画は密教の両界曼荼羅図や浄土信仰の当麻曼荼羅図、十六羅漢像、祖師の肖像や生涯を描いた絵巻、聖徳太子の生涯を描いた絵伝などを展示します。書跡は、様々な人々の結願により書写された「大般若経」の他、大休正念が仏舎利相承の由緒を述べた「舎利啓白文」などを展示します。彫刻は制作年代と作者が判明する貴重な阿弥陀如来立像を展示します。工芸は釈迦の聖遺物である舎利を籠めた舎利容器やそれを格納する舎利厨子を展示します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 重文 | 阿弥陀如来立像 | 1躯 | 永仙作 | 鎌倉時代・正嘉3年(1259) | 安田善次郎氏寄贈 C-508 | |
| 重美 | 両界曼荼羅図 | 2幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 個人蔵 | |||
| おすすめ | 当麻曼荼羅図 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | A-3 | |||
| 不動明王像 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | A-763 | ||||
| 重美 | 十六羅漢像（第十三尊者） | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 千葉・弘法寺蔵 | |||
| 重美 | 十六羅漢像（第十四尊者） | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 千葉・弘法寺蔵 | |||
| 重文 | 十六羅漢像（第十尊者） | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 京都・禅林寺蔵 | |||
| 重文 | 十六羅漢像（第十一尊者） | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 京都・禅林寺蔵 | |||
| 十六羅漢像（阿氏多尊者） | 1幅 | 三重・天然寺旧蔵 | 南北朝時代・14世紀 | A-225-15 | |||
| 十六羅漢像（第十六尊者） | 1幅 | 三重・天然寺旧蔵 | 南北朝時代・14世紀 | A-225-16 | |||
| おすすめ | 阿字曼荼羅図 | 1幅 | 南北朝時代・14世紀 | 岡崎正也氏寄贈 A-10156 | |||
| 玄奘三蔵像 | 1幅 | 鎌倉～南北朝時代・14世紀 | 山本達雄旧蔵品 A-12450 | ||||
| おすすめ | 聖徳太子絵伝 | 3幅 | 南北朝時代・14世紀 | 川合玉堂氏寄贈 A-10429 | |||
| おすすめ | 国宝 | 線刻蔵王権現像 | 1面 | 奈良県吉野郡天川村金峯山出土 | 平安時代・長保3年(1001) | 東京・西新井大師総持寺蔵 | |
| おすすめ | 重文 | 拾遺古徳伝絵巻 巻第二 | 1巻 | 鎌倉時代・元亨3年(1323) | 茨城・常福寺蔵 | ||
| 大般若経 巻第三百（安倍小水麿願経） | 1巻 | 平安時代・貞観13年(871) | 松永安左エ門氏寄贈 B-2436 | ||||
| 大般若経 巻第二百三十三 | 1巻 | 覚応筆 | 平安時代・久安4年(1148) | B-2000 | |||
| 大般若経 巻第四百三十（東大寺八幡宮経） | 1巻 | 鎌倉時代・寛喜元年(1229) | B-2053 | ||||
| 大般若経 巻第百三十八 | 1巻 | 鎌倉時代・宝治元年(1247) | B-2007 | ||||
| おすすめ | 重文 | 舎利啓白文 | 1巻 | 大休正念筆 | 鎌倉時代・建治4年(1278) | B-2449 | |
| 重美 | 舎利勘計記 | 1幅 | 藤原為兼筆 | 鎌倉時代・永仁元年(1293) | B-3043 | ||
| おすすめ | 春日宮曼荼羅彩絵舎利厨子 | 1基 | 室町時代・文明11年（1479） | H-1214 | |||
| 金銅火焔宝珠形舎利容器 | 1基 | 鎌倉時代・13世紀 | E-19893 | ||||
| 金銅火焔宝珠形舎利容器 | 1基 | 鎌倉時代・13世紀 | E-19894 | ||||
| 銀装水晶五輪塔形舎利容器 | 1基 | 鎌倉時代・13世紀 | 山形・慈光明院蔵 | ||||
| 金銅装水晶五輪塔形舎利容器 | 1基 | 室町時代・15世紀 | E-19838 | ||||
| 銅舎利容器 | 1合 | 南北朝時代・明徳2年(1391) | E-15200 |