松梅群鶏図屏風(部分) 伊藤若冲筆 江戸時代・18世紀
本館 7室
2020年12月15日(火) ~ 2021年1月24日(日)
室内を仕切ることにより場を作り出し、空間を演出する機能をもつ屏風や襖には、権力を象徴し、場を荘厳するなどの目的のために、絵が描かれたり、書が揮毫されたりしました。ここでは安土桃山時代から江戸時代の屏風を展示し、これら大画面の作品によって生み出される空間の効果を感じ取っていただきます。今回は、縁起のよい吉祥画題である松梅に鶏を描いた伊藤若冲「松梅群鶏図屏風」をはじめ、濃密な色彩と金雲に彩られた雄大な富士山を描いた「富士山図屏風」などを展示し、新年を寿ぎます。
2020年12月21日(月)~2021年1月1日(金・祝)まで、展示環境改善のため閉室いたします。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
松図屏風 | 8曲1隻 | 対青軒印 | 江戸時代・17世紀 | 個人蔵 | |||
富士山図屏風 | 6曲1双 | 筆者不詳 | 室町時代~安土桃山時代・16世紀 | 京都・知恩院蔵 | |||
おすすめ | 松梅群鶏図屏風 | 6曲1双 | 伊藤若冲筆 | 江戸時代・18世紀 | A-12320 |