仏教の美術―平安～室町
-
重要文化財 阿弥陀如来立像（部分） 永仙作 鎌倉時代・正嘉3年(1259)
本館 3室
2020年9月29日（火） ～ 2020年11月8日（日）仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。その内容は多岐にわたり、各時代ごとに特色ある作品が生み出されました。
絵画は、中国由来の図像や表現が顕著な作例を中心に展示します。書跡は、白描の人物下絵のある料紙を用いた、いわゆる「目無経」などを展示します。彫刻は、制作年代と作者が判明する貴重な阿弥陀如来立像を展示します。金工は懸けて礼拝の対象とした鏡像と懸仏を展示します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 重文 | 阿弥陀如来立像 | 1躯 | 永仙作 | 鎌倉時代・正嘉3年(1259) | 安田善次郎氏寄贈 C-508 | |
| 当麻曼荼羅図 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | A-3 | ||||
| おすすめ | 重文 | 不動明王八大童子像 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | 滋賀・園城寺蔵 | ||
| 釈迦三尊像 | 1幅 | 鎌倉～南北朝時代・14世紀 | A-12106 | ||||
| おすすめ | 仏涅槃図 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | A-214 | |||
| 普賢菩薩像 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | A-176 | ||||
| 十六羅漢像（戎博迦尊者） | 1幅 | 三重・天然寺旧蔵 | 南北朝時代・14世紀 | A-225-9 | |||
| 十六羅漢像（因掲陀尊者） | 1幅 | 南北朝時代・14世紀 | A-225-13 | ||||
| 真言八祖像 | 2幅 | 鎌倉時代・14世紀 | A-109 | ||||
| 愛染明王像 | 1幅 | 南北朝時代・14世紀 | 松永安左エ門氏寄贈 A-10574 | ||||
| おすすめ | 重文 | 法然上人伝絵巻 巻第十九 | 1巻 | 室町時代・15世紀 | 奈良・當麻寺奥院蔵 | ||
| 国宝 | 線刻蔵王権現像 | 1面 | 奈良県吉野郡天川村金峯山出土 | 平安時代・長保3年(1001) | 東京・西新井大師総持寺蔵 | ||
| 大方広仏華厳経 巻第九断簡（目無経） | 1巻 | 鎌倉時代・12世紀 | B-2392 | ||||
| おすすめ | 重文 | 金光明経 巻第二、巻第四（目無経） | 1巻 | 鎌倉時代・12世紀 | B-3177 | ||
| おすすめ | 重文 | 金光明経 巻第四残巻（目無経） | 1巻 | 鎌倉時代・12世紀 | B-2400 | ||
| 華厳十重唯識瑺鑑記 巻第五 | 1巻 | 凝然筆 | 鎌倉時代・正応5年(1292) | 個人蔵 | |||
| 大方広仏華厳経 巻第九断簡（目無経） | 1幅 | 鎌倉時代・12世紀 | 内藤堯宝氏寄贈 B-2834 | ||||
| 法華経 薬王菩薩本事品 第二十三 | 1幅 | 鎌倉時代・12世紀 | 百瀬治・百瀬富美子氏寄贈 B-3456 | ||||
| 線刻蔵王権現鏡像 | 1面 | 奈良県吉野郡天川村金峯山出土 | 平安時代・12世紀 | E-14161 | |||
| 重美 | 線刻千手観音鏡像 | 1面 | 平安時代・12世紀 | E-20856 | |||
| 重文 | 銅板鋳出蔵王権現像 | 1面 | 奈良県吉野郡天川村金峯山出土 | 平安時代・10～12世紀 | 奈良・大峯山寺蔵 | ||
| 金銅十一面観音懸仏 | 1面 | 平安時代・12世紀 | 山形・慈光明院蔵 | ||||
| 重文 | 金銅三所権現懸仏 | 1面 | 鎌倉時代・建長元年(1249) | 長野・岩殿寺蔵 | |||
| おすすめ | 重文 | 金銅聖観音懸仏 | 1面 | 鎌倉時代・建治元年(1275) | E-19920 |