重要美術品 古筆手鑑「浜千鳥」(部分) 奈良~江戸時代・8~17世紀 個人蔵
本館 3室
2016年4月12日(火) ~ 2016年5月15日(日)
平安から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品や、宮廷貴族の調度品として用いられ、鑑賞された工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界をご覧いただきます。
今回は、室町時代やまと絵系景物画の代表作の一つである「浜松図屏風」や、手鑑「浜千鳥」などをご紹介します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 重文 | 浜松図屏風 | 6曲1双 | 室町時代・15世紀 | 個人蔵 | ||
おすすめ | 重美 | 古筆手鑑「浜千鳥」 | 1帖 | 奈良~江戸時代・8~17世紀 | 個人蔵 | ||
重文 | 松喰鶴長方鏡(線刻観音鏡像) | 1面 | 平安~鎌倉時代・12~13世紀 | E-20060 | |||
おすすめ | 重文 | 松藤双鶴鏡 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | 静岡・伊那下神社蔵 |