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彫刻

地蔵菩薩立像（部分）　鎌倉時代・13世紀

本館 11室
2015年8月4日（火）～ 2015年10月25日（日）

江戸時代以前の日本の彫刻は、寺院や神社に安置された仏像、神像、肖像で占められています。その素材は木が圧倒的に多いことが日本の大きな特色です。飛鳥時代、奈良時代は都のあった奈良のほかの地域の作例は限られますが、平安時代以降は仏教の普及とともに全国的に造像が展開します。しかし造形的には南北朝時代以降は衰退します。この部屋では平安から鎌倉時代の木彫像を中心に展示し、日本彫刻の魅力をご覧いただきます。今回は、阿弥陀、観音、地蔵を中心に展示します。

展示作品リスト 13件

	指定	名称	員数	作者・出土・伝来	時代・年代世紀	所蔵者・寄贈者・列品番号	備考
	重文	十一面観音菩薩坐像	1躯		鎌倉時代・13世紀	千葉・小松寺蔵
		阿弥陀如来立像	1躯	京都・泉涌寺伝来	鎌倉時代・13世紀	C-21
		地蔵菩薩立像	1躯		鎌倉時代・13世紀	C-332
おすすめ	重文	地蔵菩薩立像	1躯		平安時代・12世紀	京都・浄瑠璃寺蔵
おすすめ	国宝	虚空蔵菩薩立像	1躯		平安時代・9世紀	京都・醍醐寺蔵
おすすめ	重文	十一面観音菩薩立像	1躯		平安時代・9世紀	奈良・子嶋寺蔵
おすすめ	重文	阿弥陀如来坐像及び両脇侍立像	3躯		平安時代・安元2年(1176)	埼玉・西光院蔵
	重文	十一面観音菩薩立像	1躯		平安時代・10～11世紀	奈良・薬師寺蔵
おすすめ	重文	十一面観音菩薩立像	1躯		平安時代・9世紀	奈良・秋篠寺蔵
	重文	阿弥陀如来坐像	1躯		平安時代・12世紀	長野・光明寺蔵
	重文	十一面観音菩薩立像	1躯		平安時代・11世紀	奈良・當麻寺蔵
		千手観音菩薩坐像	1躯		南北朝時代・14世紀	C-306
		四天王立像	4躯		鎌倉時代・14世紀	文化庁蔵

展示