重要文化財 菩薩立像 鎌倉時代・13世紀
本館 11室
2015年5月12日(火) ~ 2015年8月2日(日)
江戸時代以前の日本の彫刻は、寺院や神社に安置された仏像、神像、肖像で占められています。その素材は木が圧倒的に多いことが日本の大きな特色です。飛鳥時代、奈良時代は都のあった奈良のほかの地域の作例は限られますが、平安時代以降は仏教の普及とともに全国的に造像が展開します。しかし造形的には南北朝時代以降は衰退します。この部屋では平安から鎌倉時代の木彫像を中心に展示し、日本彫刻の魅力をご覧いただきます。今回は様々な種類の尊像を展示します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 重文 | 菩薩立像 | 1躯 | 鎌倉時代・13世紀 | C-20 | ||
おすすめ | 重文 | 日光菩薩坐像 | 1躯 | 京都・金輪寺、高山寺旧蔵 | 奈良時代・8世紀 | C-218 | |
おすすめ | 重文 | 大日如来坐像 | 1躯 | 平安~鎌倉時代・12世紀 | 栃木・光得寺蔵 | ||
重文 | 四天王眷属立像 | 2躯 | 康円作 | 鎌倉時代・文永4年(1267) | C-1834 | ||
釈迦如来坐像 | 1躯 | 平安時代・9~10世紀 | C-330 | ||||
重文 | 木造天王立像 | 1躯 | 京都府亀岡市・大宮神社伝来 | 平安時代・10~11世紀 | 文化庁蔵 | ||
おすすめ | 重文 | 聖観音菩薩立像 | 1躯 | 平安時代・9~10世紀 | 大阪・観心寺蔵 | ||
重文 | 不動明王立像 | 1躯 | 平安時代・11世紀 | C-1525 | |||
重文 | 大日如来坐像 | 1躯 | 平安時代・11~12世紀 | C-311 | |||
おすすめ | 重文 | 阿弥陀如来坐像 | 1躯 | 平安時代・12世紀 | 長野・光明寺蔵 | ||
重文 | 釈迦涅槃像 | 1躯 | 鎌倉時代・13世紀 | 奈良・岡寺蔵 | |||
重文 | 千手観音菩薩立像(493号) | 1躯 | 院承作 | 鎌倉時代・建長3~正元元年(1251~59) | 京都・妙法院(蓮華王院本堂安置)蔵 | ||
重文 | 千手観音菩薩立像(504号) | 1躯 | 隆円作 | 鎌倉時代・建長3~文永3年(1251~66) | 京都・妙法院(蓮華王院本堂安置)蔵 | ||
重文 | 千手観音菩薩立像(40号) | 1躯 | 湛慶作 | 鎌倉時代・建長3~8年(1251~56) | 京都・妙法院(蓮華王院本堂安置)蔵 |