書画の展開―安土桃山～江戸
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重要文化財 山中結廬図（部分） 浦上玉堂筆 江戸時代・寛政4年(1792)
本館 8室
2014年7月1日（火） ～ 2014年8月3日（日）安土桃山時代から江戸時代の絵画は、永徳や探幽をはじめとする狩野派を中心に、宗達・光琳・抱一らの琳派、大雅・蕪村らの南画派、応挙を祖とする円山派、若冲・芦雪・蕭白らの個性派の画家たちを輩出し、百花繚乱の相を呈しました。書は、寛永の三筆（信尹・光悦・昭乗）が新しい書風を打ち立て、黄檗の三筆らがもたらした中国書法が、江戸時代中期以降、唐様の書として流行しました。ここでは安土桃山時代から江戸時代に多様な展開を遂げた絵画と書跡を紹介します。
絵画ではさまざまな流派の画家による山水表現の展開をご覧ください。書跡は僧侶と儒者の書を展示します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 瀟湘八景図屏風 | 6曲1双 | 長谷川等伯筆 | 安土桃山時代・16世紀 | A-12096 | ||
| 山水図 | 2幅 | 海北友雪筆 | 江戸時代・17世紀 | A-64 | |||
| 関羽・山水図 | 3幅 | 狩野伊川院（栄信）筆 | 江戸時代・19世紀 | A-87 | |||
| 山水図 | 2幅 | 曽我蕭白筆 | 江戸時代・18世紀 | 植松嘉代子氏寄贈 A-11854 | |||
| おすすめ | 重文 | 山中結廬図 | 1幅 | 浦上玉堂筆 | 江戸時代・寛政4年(1792) | A-12356 | |
| 溪山霽色図 | 1幅 | 皆川淇園筆 | 江戸時代・18世紀 | 皆川治氏寄贈 A-11175 | |||
| 青山白雲図巻 | 1巻 | 田能村竹田筆 | 江戸時代・文政10年(1827) | A-11661 | |||
| 耶馬溪図巻 | 1巻 | 杜秋艇筆 | 江戸時代・19世紀 | A-1320 | |||
| 山水図扇面 | 1本 | 狩野山雪筆 | 江戸時代・17世紀 | A-52-24 | |||
| 天橋立図扇面 | 1本 | 鶴沢探索筆 | 江戸時代・18世紀 | A-52-44 | |||
| 山水図扇面 | 1本 | 釧雲泉筆 | 江戸時代・19世紀 | A-52-71 | |||
| 讃出秋声巻 | 1巻 | 独立性易筆 | 江戸時代・17世紀 | B-2869 | |||
| 古賀穀堂遺稿 | 92冊のうち | 古賀穀堂筆 | 江戸時代・18～19世紀 | B-2019 | |||
| おすすめ | 詩書屏風 | 6曲1双 | 独立性易筆 | 江戸時代・17世紀 | 個人蔵 | ||
| 一行書 | 1幅 | 隠元隆琦筆 | 江戸時代・17世紀 | B-1180 | |||
| 七言絶句「茶磨山詩」 | 1幅 | 悦山道宗筆 | 江戸時代・17～18世紀 | B-1011 | |||
| 七言二句 | 1幅 | 心越興儔筆 | 江戸時代・17世紀 | B-1152 | |||
| 一行書「惑乱多少人来」 | 1幅 | 江月宗玩筆 | 江戸時代･17世紀 | 広田松繁氏寄贈 B-2902 | |||
| 一行書「山高堂碍白雲飛」 | 1幅 | 玉舟宗璠筆 | 江戸時代・17世紀 | B-1209 | |||
| 一行書「窓外白雲深」 | 1幅 | 玉室宗珀筆 | 江戸時代・17世紀 | B-2868 | |||
| 一行書「千峯尽朱雪」 | 1幅 | 寂厳筆 | 江戸時代・18世紀 | B-2769 | |||
| 古語 | 1幅 | 雨森芳州筆 | 江戸時代・元文5年(1740) | B-1006 | |||
| 五言律詩 | 1幅 | 祇園南海筆 | 江戸時代・18世紀 | 小室貞四郎氏寄贈 B-2338 | |||
| 七言絶句 | 1幅 | 服部南郭筆 | 江戸時代・18世紀 | B-1008 |