仏教の美術 ―平安～室町
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本館 3室
2007年2月27日（火） ～ 2007年4月8日（日）仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。とくに平安後期の仏教美術の遺品には、日本美術史上の古典期とも称しうる平安後期を代表する名品が数多く含まれます。鎌倉時代に入ると、仏教美術は鎌倉新仏教の興隆や禅宗の導入、あるいは新たな中国美術の影響などにともない題材、技法、様式の面で変化しますが、前代同様に優れた作品が盛んに制作されました。ここでは仏教美術の盛期である平安時代から鎌倉時代までの作品に、南北朝・室町時代の遺品を加えて展示します。／担当研究員：松原茂（日本美術） 高橋裕次(日本書跡・歴史資料) 沖松健次郎（日本絵画） 加島勝(東洋工芸) 丸山士郎(日本彫刻) 高梨真行(日本史)
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 阿弥陀如来立像 | 1躯 | 永仙作 | 鎌倉時代・正嘉3年(1259) | 安田善次郎氏寄贈 C-508 | |||
| 胎蔵界曼荼羅図 | 1幅 | 南北朝時代・14世紀 | A-11952 | ||||
| おすすめ | 仏眼曼荼羅図 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | 東京・品川寺蔵 | |||
| 阿弥陀如来像 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | A-5 | ||||
| 普賢菩薩像 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | A-176 | ||||
| 高野四所明神像 | 1幅 | 室町時代・16世紀 | 内藤尭宝氏寄贈 A-11697 | ||||
| 華厳五十五所絵巻(普賢菩薩) | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | A-10493 | ||||
| 華厳五十五所絵巻断簡(文殊菩薩) | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | A-10494 | ||||
| 図像集断簡(龍樹菩薩) | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | 松永安左エ門氏寄贈 A-10581 | ||||
| 銀装水晶五輪塔形舎利容器 | 1基 | 鎌倉時代・13世紀 | 山形・慈光明院蔵 | 2007年3月13日（火）～2007年4月8日（日） | |||
| 金銅能作生塔 | 1基 | 鎌倉時代・13世紀 | 奈良・長福寺蔵 | 2007年3月13日（火）～2007年4月8日（日） | |||
| 線刻蔵王権現像 | 1面 | 奈良県吉野郡吉野町金峯山出土 | 平安時代・長保3年(1001) | 東京・西新井大師総持寺蔵 | 2007年2月27日（火）～2007年3月11日（日） | ||
| 金胎仏画帖(金剛界曼荼羅諸尊図様) | 1帖 | 平安時代・12世紀 | A-1204 | ||||
| 理趣経曼荼羅 | 1巻 | 元性筆 | 平安時代・12世紀 | 個人蔵 | |||
| 倶舎論中不染無知断位料簡 | 1巻 | 明恵筆 | 鎌倉時代・建久2年(1191) | 京都・高山寺蔵 | |||
| 入解脱門義 | 2帖 | 明恵筆 | 鎌倉時代・承久2年(1220) | 京都・高山寺蔵 | |||
| 華厳伝音義 | 1帖 | 鎌倉時代・13世紀 | 京都・高山寺蔵 | ||||
| 釈迦五百大願経 | 2帖 | 鎌倉時代・嘉禎3年(1237) | 京都・高山寺蔵 | ||||
| おすすめ | 夢記 | 1幅 | 明恵筆 | 鎌倉時代・13世紀 | 京都・高山寺蔵 | ||
| 夢記断簡 | 1幅 | 明恵筆 | 鎌倉時代・13世紀 | 個人蔵 | |||
| 書状 | 1幅 | 明恵筆 | 鎌倉時代・13世紀 | 個人蔵 | |||
| 経切 | 1枚 | 明恵筆 | 鎌倉時代・13世紀 | B-39 | |||
| 金銀鍍宝相華唐草透華籠 | 1面 | 平安時代・12世紀 | 滋賀・神照寺蔵 | ||||
| 金銀鍍宝相華唐草透華籠 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | 滋賀・神照寺蔵 | ||||
| 金銅瓶鎮柄香炉 | 1柄 | 平安時代・12世紀 | 大阪・金剛寺蔵 | ||||
| 銅布薩形水瓶 | 1口 | 鎌倉時代・13世紀 | E-19925 | ||||
| 白銅蓮池文磬 | 1面 | 奈良県吉野郡吉野町金峯山出土 | 平安時代・12世紀 | E-19890 | |||
| 金銅錫杖頭 | 1頭 | 鎌倉時代・嘉元2年(1304) | 個人蔵 |