仏教の美術 ―平安～室町
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本館 3室
2007年9月19日（水） ～ 2007年10月28日（日）仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。とくに平安後期の仏教美術の遺品には、日本美術史上の古典期とも称しうる平安後期を代表する名品が数多く含まれます。鎌倉時代に入ると、仏教美術は鎌倉新仏教の興隆や禅宗の導入、あるいは新たな中国美術の影響などにともない題材、技法、様式の面で変化しますが、前代同様に優れた作品が盛んに制作されました。ここでは仏教美術の盛期である平安時代から鎌倉時代までの作品に、南北朝・室町時代の遺品を加えて展示します。／担当研究員：松原茂（日本美術） 高橋裕次(日本書跡・歴史資料) 沖松健次郎（日本絵画） 加島勝(東洋工芸) 丸山士郎(日本彫刻) 高梨真行(日本史)
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 阿弥陀如来立像(伝釈迦如来像) | １躯 | 京都・泉涌寺伝来 | 鎌倉時代・13世紀 | C-21 | |||
| 一字金輪像 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | A-10601 | ||||
| おすすめ | 般若菩薩像 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | 大阪・護国寺蔵 | |||
| 愛染明王像 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | 東京・護国院蔵 | ||||
| 愛染明王像 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | A-11964 | ||||
| 十六善神像 | 2幅 | 鎌倉時代・13世紀 | A-224 | ||||
| 高野四所明神像 | 1幅 | 室町時代・16世紀 | A-9560 | ||||
| 三宝荒神像 | 1幅 | 南北朝時代・14世紀 | A-243 | ||||
| 千手観音二十八部衆図像 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | A-342 | ||||
| おすすめ | 線刻蔵王権現像 | 1面 | 奈良県吉野郡吉野町金峯山出土 | 平安時代・長保3年(1001) | 東京・西新井大師総持寺蔵 | ||
| 親鸞聖人伝絵巻 巻第1 | 1巻 | 南北朝時代・14世紀 | 千葉・照願寺蔵 | ||||
| おすすめ | 祈雨法日記 | 1巻 | 勝賢筆 | 鎌倉時代・建久2年(1191) | B-1918 | ||
| 祈雨孔雀法日記 | 1巻 | 平安時代・建久2年(1191) | 千葉・円福寺蔵 | ||||
| 大乗百福相経 | 1巻 | 平安時代・仁平2年(1152) | 高嶋九藏氏寄贈 B-1639 | ||||
| 仮名法華経切 | 1枚 | 伝藤原家隆筆 | 鎌倉時代・13世紀 | B-41 | 手鑑のうち | ||
| 仮名観普賢経切 | 1葉 | 伝西行筆 | 平安時代・12世紀 | B-2537 | 手鑑『月台』のうち | ||
| おすすめ | 金銀鍍宝相華唐草透華籠 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | 滋賀・神照寺蔵 | |||
| おすすめ | 金銅蓮華唐草文磬 | 1面 | 平安時代・12世紀 | 京都・禅林寺蔵 | 2007年9月19日（水）～2007年10月21日（日） | ||
| 金銅種子華鬘 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | 奈良国立博物館蔵 | 2007年10月23日（火）～2007年10月28日（日） | |||
| 金銅錫杖頭 | 1頭 | 鎌倉時代・嘉元2年(1304) | 個人蔵 | ||||
| 銅鰐口 | 1口 | 南北朝時代・応安7年(1374) | E-14554 | ||||
| 金銅仏餉鉢 | 1口 | 鎌倉時代・13世紀 | E-19935 | ||||
| 金銅孔雀文磬 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | 内藤堯宝氏寄贈 E-19941 | ||||
| 金銅蓮華形磬 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | E-15271 |