仏教の美術 ―平安～室町
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本館 3室
2008年7月8日（火） ～ 2008年8月17日（日）仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。とくに平安後期の仏教美術の遺品には、日本美術史上の古典期とも称しうる平安後期を代表する名品が数多く含まれます。鎌倉時代に入ると、仏教美術は鎌倉新仏教の興隆や禅宗の導入、あるいは新たな中国美術の影響などにともない題材、技法、様式の面で変化しますが、前代同様に優れた作品が盛んに制作されました。ここでは仏教美術の盛期である平安時代から鎌倉時代までの作品に、南北朝・室町時代の遺品を加えて展示します。／担当研究員：松原茂（日本美術） 高橋裕次(日本書跡・歴史資料) 沖松健次郎（日本絵画） 加島勝(東洋工芸) 丸山士郎(日本彫刻) 高梨真行(日本史)
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 地蔵菩薩立像 | 1躯 | 平安時代・12世紀 | 京都・浄瑠璃寺蔵 | |||
| 当麻曼荼羅図 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | A-11813 | ||||
| えん摩天像 | 1幅 | 南北朝時代・14世紀 | 内藤堯宝氏寄贈 A-11694 | ||||
| おすすめ | 竹生島祭礼図 | 1幅 | 室町時代・16世紀 | A-44 | |||
| 阿弥陀如来像 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | A-1126 | ||||
| おすすめ | 二河白道図 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | 京都・光明寺蔵 | |||
| おすすめ | 十王像（五官王） | 1幅 | 伝土佐光信筆 | 室町時代・15世紀 | 京都・浄福寺蔵 | ||
| おすすめ | 十王像（閻魔王） | 1幅 | 伝土佐光信筆 | 室町時代・15世紀 | 京都・浄福寺蔵 | ||
| 十王像（平等王） | 1幅 | 室町時代・15世紀 | A-764-8 | ||||
| 十王像（都市王） | 1幅 | 室町時代・15世紀 | A-764-9 | ||||
| 地蔵縁起絵巻 | 1巻 | 鎌倉時代・14世紀 | A-27 | ||||
| おすすめ | 線刻蔵王権現像 | 1面 | 奈良県吉野郡吉野町金峯山出土 | 平安時代・長保3年(1001) | 東京・西新井大師総持寺蔵 | ||
| おすすめ | 拾遺古徳伝絵巻 巻第二 | 1巻 | 鎌倉時代・元亨3年(1323） | 茨城・常福寺蔵 | |||
| 法華経 | 1巻 | 藤原定信筆 | 平安時代・12世紀 | 個人蔵 | |||
| 紺紙金字一字宝塔法華経五百弟子品断簡 | 1巻 | 平安時代・12世紀 | B-1280 | ||||
| 大内版法華経 | 1巻 | 室町時代・文明14年(1482) | 近藤清石氏・宮川臣吉氏寄贈 B-1665 | 8巻のうち | |||
| おすすめ | 法華経（久能寺経） | 2巻 | 平安時代・12世紀 | 静岡・鉄舟寺蔵 | |||
| おすすめ | 法華経巻第四（浅草寺経） | 1巻 | 平安時代・11世紀 | 東京・浅草寺蔵 | |||
| 蝶鳥下絵法華経断簡 | 1幅 | 平安時代・11世紀 | 個人蔵 | ||||
| 清水切 | 1幅 | 伝後鳥羽天皇筆 | 鎌倉時代・13世紀 | B-12-5 | |||
| 笠置切 | 1幅 | 万里小路宣房筆 | 鎌倉時代・14世紀 | B-12-10 | |||
| おすすめ | 金銀鍍宝相華唐草透華籠 | 1枚 | 平安時代・12世紀 | 滋賀・神照寺蔵 | |||
| おすすめ | 金銀鍍宝相華唐草透華籠 | 1枚 | 鎌倉時代・13世紀 | 滋賀・神照寺蔵 | |||
| 瓶鎮柄香炉 | 1柄 | 平安時代・12世紀 | 松永安左工門氏寄贈 E-19843 | ||||
| 金銅孔雀文磬 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | 内藤堯宝氏寄贈 E-19941 | ||||
| 金銅蓮華形磬 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | E-15271 | ||||
| 銅布薩形水瓶 | 1口 | 鎌倉時代・13世紀 | E-19925 | ||||
| 金銅錫杖頭 | 1頭 | 鎌倉時代・嘉元2年(1304) | 個人蔵 | ||||
| 金銅仏餉鉢 | 1口 | 鎌倉時代・13世紀 | E-19935 |