書画の展開 ―安土桃山・江戸
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本館 8室
2008年10月7日（火） ～ 2008年11月16日（日）安土桃山時代から江戸時代の絵画は、永徳や探幽をはじめとする狩野派を中心に、宗達・光琳・抱一らの琳派、大雅・蕪村らの南画派、応挙を祖とする円山派、若冲・芦雪・蕭白らの個性派の画家たちを輩出し、百花繚乱の相を呈しました。書は、寛永の三筆(信尹・光悦・昭乗)が新しい書風を打ち立て、黄檗（おうばく）の三筆らがもたらした中国書法が、江戸時代中期以降、唐様の書として流行しました。ここでは安土桃山時代から江戸時代に多様な展開を遂げた絵画と書跡を展示します。／担当研究員：松原茂（日本美術） 松嶋雅人(日本絵画) 島谷弘幸（日本美術） 丸山猶計(日本書跡) 高梨真行(日本史)
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 秋草図屏風 | 6曲1双 | 俵屋宗雪筆 | 江戸時代・17世紀 | A-11190 | ||
| 紅葉に菊流水図 | 1幅 | 尾形乾山筆 | 江戸時代・18世紀 | 山本富子氏・山本賢二氏寄贈 A-11906 | |||
| 蝦蟇鉄拐図屏風 | 6曲1隻 | 中村芳中筆 | 江戸時代・18世紀 | 個人蔵 | 6曲1双のうち | ||
| 松竹梅図屏風 | 2曲1隻 | 立林何げい筆 | 江戸時代・18世紀 | A-11154 | |||
| 御伽噺図 | 2幅 | 池田孤村筆 | 江戸時代・19世紀 | A-966 | |||
| 梅鴛鴦若松春草図 | 2幅 | 田中抱二筆 | 江戸時代・19世紀 | A-926 | |||
| 拾得図 | 1幅 | 尾形光琳筆 | 江戸時代・18世紀 | 山本富子氏・山本賢二氏寄贈 A-11904 | |||
| おすすめ | 西行物語絵巻(渡辺家本） 巻上 | 1巻 | 俵屋宗達筆 | 江戸時代・17世紀 | 東京・文化庁蔵 | ||
| 和歌巻 | 1巻 | 尾形宗謙筆 | 江戸時代・寛文4年(1664) | B-2952 | |||
| 書状巻 | 1巻 | 酒井抱一筆 | 江戸時代・18～19世紀 | B-2519 | |||
| 文語屏風 | 6曲1双 | 細井広沢筆 | 江戸時代・享保12年(1727) | B-2557 | |||
| 和歌懐紙 | 1幅 | 九条尚実筆 | 江戸時代・18世紀 | 古筆了悦氏寄贈 B-1653 | |||
| 和歌懐紙 | 1幅 | 東山天皇筆 | 江戸時代・元禄4年(1691) | 個人蔵 | |||
| 詠草 | 1幅 | 近衛基熙筆 | 江戸時代・18世紀 | 個人蔵 | |||
| 詠草 | 1幅 | 近衛家煕筆 | 江戸時代・17世紀 | B-2559 | |||
| 詠草 | 1幅 | 香川景樹筆 | 江戸時代・19世紀 | 内藤堯宝氏寄贈 B-2824 | |||
| 和歌懐紙（逢太平世） | 1幅 | 武者小路実陰筆 | 江戸時代・元文2年(1737） | 個人蔵 | |||
| 和歌懐紙（亀為万年友） | 1幅 | 霊元天皇筆 | 江戸時代・18世紀 | B-2811 | |||
| おすすめ | 武者小路実陰像 | 1幅 | 桜町天皇賛 | 江戸時代・18世紀 | 個人蔵 |